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Posted by ミリタリーブログ  at 

2012年11月23日

M4もボルトストップもチューニング

SPRでやっているボルトストップの改修作業は、あとは試射の結果を見るのみ。
完成までにはもう一息ですが、この勢いで最多出動回数を誇るM4にも施したいと思います。
 
 

ほぼ同じギミックを持つM4ですが、安定した射撃性能なところも最多出動回数の理由です。
実射は文句ないんですがボルトストップのギミックだけは時々機能しなくなってしまう課題が残っていました。
大抵は接着していた部品が外れかかってボルトストップが機能しないだけですけどね。

M4の場合はSPRよりも少し入り組んでいて、ボルトキャッチリンクレバーもメンドくさい形状になります。
これまで真鍮棒にSUS板を組み合わせていましたが、SUS板の特有の「しなり」でボルトキャッチレバーも少しフニャッとした感覚。
今度は真鍮棒だけで製作しなおすことで部品数を減らし、よりダイレクトな操作感を目指します。
   


動作確認のために組み立て直して、部品同士が無駄に接触したりしないかチェック。
それからPMAGを装填し、ボルトストップを開放。
   


ボルトキャッチ開放と同時に給弾ルートまでマガジンフォロアが飛び出してきました。
ボルトキャッチの操作感といい、カチンという金属音もいい感じです。
 


とまぁいつもここまではちゃんと狙い通りにいくんですけど、フィールドで急にヘソを曲げてみたりするツンデレだったりもします。
このまま試射の時間がなければいきなり実戦投入となりそうですが、大丈夫かな~。
 



  


Posted by comosoldier  at 00:40Comments(2)銃器系

2012年11月20日

SPR ボルトストップのチューニング

自分のお気に入りであるSPR Mk12Mod1であります。

自分で組み込んだボルトストップ的なギミックですが、自作部品にどこか頼りない操作感がありました。
また接着に頼りすぎて、不安な箇所もいくつか存在します。
今回は原因を洗い出して、部品の再加工、交換、レイアウトの見直しなどを行いたいと思います。
 


久しぶりにテイクダウンしてみたら、あちこちの部品が限界だったようです。
ボルトキャッチのリンクレバーを支える0.5㎜SUS板が折れてプラプラの状態。
操作感が悪かったのはここが原因か?
給弾ルートに仕込んだマイクロスイッチは端子がモゲる寸前。
いじくっているウチに傷めてしまったかも。
BB弾に連動してマイクロスイッチを押す「BB弾センサー」(仮称)も、ヒンジパーツもアッサリ取れてしまいました。
うーん、今回は全部作り直すくらいのつもりでやらなければ・・・。

まずは、かねてからやりたかったボルトキャッチリンクレバーの新造。
真鍮棒だけで作り出すことで部品点数を減らすことができ、操作感もダイレクトに。
ついでにスプリングも交換し位置も見直したので、より簡単に分解できて作用点に強く効くようになりました。
  


給弾ルート部分はマイクロスイッチを予備へ交換、「BBセンサー」(仮称)は形状を変更して新しいボルトキャッチリンクレバーへ対応しました。
感度を上げて信頼性の向上を狙います。
信号線は新しい配線へ取り替え。
 


最後にボルトキャッチリンクレバーと「BB弾センサー」(仮称)との接点を調整。
実はここが一番むずかしい。
ほんの少し当たる場所が悪いとスイッチが戻らなかったりすぐカットされてしまったり。
何度も試射と調整の繰り返し。
試しに定例ゲームにも投入しましたがイマイチだったので、さらに煮詰める予定です。
 


先のBetaProject PMAGとの相性ですが、ボルトストップが思うようにかからず普通の電動ガンでしたw
基本原理はほぼ完成しているので、調整に悩みながら楽しみたいと思います。



  


Posted by comosoldier  at 01:45Comments(0)銃器系

2012年11月07日

BetaProjectのPMAGの加工

前回のAKMSに載せ替えたVFCダミーボルトの擬似ブローバックを定例ゲームに実戦投入してきました。
終日まで問題なく動作して戦果も残せて、期待通りに仕上がり。
ガチャガチャとうるさいのがまたいい感じなAKMSになりました。
  


そしてここ最近はSPRを調整中であります。
自作ボルトストップの部分改修で、操作感と動作安定性の更なる向上を狙います。
この機械式ボルトストップの次なる課題として、ダブルカアラムタイプマガジンの採用がありました。
機構の要であるマガジンフォロアがダブルカアラムでも機能するのか…。
そのちょうど良いサンプルとして、見た目もいい感じのBetaProject製AGE用PMAGで試してみました。
  


まずいきなりの急所となるのがマガジンSPを抜く分解手順。
基本構造はSTAR製マガジンと同じで蓋を接着して塞いであるので、キレイに外すのはなかなか困難であります。
自分は蓋の「80」と表記された文字の上下に2mmの穴を開けておき、サークリッププライヤーで蓋を反時計方向に回すことで外すことができました。
中の接着剤は少ししか塗布されていないので、メンテナンスを意識してわざと軽く接着しただけだったのかなぁ?
おそらくこの方法なら同様の中華AKマガジンシリーズでも使えると思われます。
   


そしてボルトストップ専用マガジンフォロアの製作ですが、こんな形状になりました。
胴体部分は加工が容易な真鍮のパイプ、マガジンの底のカーブに合わせて少し湾曲させてあります。
先端はプラBB弾を加工して流用、お尻部分もプラ棒を加工したもの。
胴体の真鍮パイプと直交する真鍮棒は、給弾口から飛び出させない為のストッパーです。
    


この新型マガジンマガジンフォロアを入れてから元通りに組み立てるだけで完成ですが、途中で引っかかってしまうと取り出せなくなる場合があります。
バネを抜いた状態で給弾口までスムーズに行き来するか、しっかりと確認しておきます。
ちなみに加工したのは蓋だけで、
あとはそのままの状態で組み立てます。

早速SPRで脱着してみると、マルイノーマルMgよりもスムーズな印象。
弾上がりも問題がありませんでした。
あとはSPRのほうの調整を済ませて、早くゲームにも投入してみたいですね。

しかし悪いクセでついつい箱買いを・・・。
また収納場所に悩むところです。
 



  


Posted by comosoldier  at 00:52Comments(0)銃器系

2012年10月14日

AGM M4 バリエーション追加

俺たちのAGM M4 GBBです。
相変わらずバレルナットのネジが電動ガンとい同じということで、便利だったり苦労したりしてます。
でも電動ガンと比べてスマートなレシーバーとチャージングハンドルを引いてボルトを操作する作業は、それだけでも楽しめますね。
 


純正ボルトがボルトキャッチの接触部分で破損してしまい、別の安物ボルトキャリアへ交換しました。
パーカーライジングのような仕上げで、結構気に入ってます。
   


またM203を装備したり、M4の楽しさはこんな拡張性であります。
このM203もQDマウントブラケットが錆びてるように見えますが、それはきっとモニターの不具合でしょう。
  


そしてもう一つの楽しみとして、アッパーレシーバーの交換でしょうね。
自分はコツコツと部品を集めてSPR Mk12Mod0仕様のアッパレシーバーを作ってみました。
もう既に今更感がプンプンするわけですが、やっぱりM4のSPRにはシビれます。
特徴的だったカーボンハンドガードは電動用、アウターバレルの調達には少し難儀しました。
ダストカバーは、香港マカオからこちら売り飛ばされて、来週中には手元に届く予定。
チャンバーは電動バレルが使えるタイプへ変更済みで、もちろんCHSが標準装備です。
   


今年の夏には試射が間に合わず、まだSPRのほうは調整もできていません。
光学機器系もまだ無いので、フィールドデビューに向けてコツコツと揃えたいと思います。
 



  


Posted by comosoldier  at 09:53Comments(0)銃器系

2012年10月13日

AKMSのボルト

ここ最近、定例ゲームで出番のなかったVFC AKMSです。
その理由はインチキ擬似ブローバックのボルトが、もう壊れる寸前だったから。
 


これまでは他社擬似ブローバックボルトにVFCのダミーボルトを接着して使っていました。
ですので、外観的にも遜色なく、結構お気に入りでしたが、接着部分がブローバックの衝撃で剥がれた始めたわけです。
また溶接部分もダメになってきて、もうインチキボルトがそろそろ限界かなと。
外観を崩さずに新しくブローバックボルトを取り替えることにします。
  



用意したのは、VFCのリアルダミーボルトセット。
これなら外観は文句ありませんね。
さて、このダミーボルトをガチャガチャ動くようにするにはどうしましょう。
しばらく眺めていると、よく見るとマルイ製と同じようにデッキロックへリンクさせる為の穴が残ってます。
これを利用しない手はありませんね。
 


マルイ純正ののリンクシャフト(勝手に命名w)を流用するわけですが、これがまたやけに丈夫。
曲げて削ってなんとかカタチにさせました。
VFCのリアルダミーボルトセットは結構なお値段ですので加工するのに少々の勇気が必要でしたが、サンダーでガスパイプを切断したあたりから吹っ切れてゴリゴリ加工しちゃいました。
リアルダミーボルトにはフレームに引っ掛ける出っ張りがありますが、邪魔になるのでここもサッパリと削り取りました。
シャフトに引っ張られてダミーボルトが動かす仕組みなので、シャフトにストッパーを設ける必要がありますが、ここは接着剤併用でアーク溶接。
まぁとりあえずって軽い気持ちで溶接しましたが、やっぱり鋳物には溶接ってほとんどダメですね。
しばらくして取れちゃったら別の方法を考えます。
デッキロック部は延長されているSPガイドを外す程度で、そのまま使えました。
  



こんな感じで完成しました。
ここまでに加工、取り付け、調整加工、取り付けの繰り返しで、試行錯誤もしましたが、完成すると案外簡単だったかも。
ブローバックの動作も楽しいですが、特に気に入っているところが音です。
ガンガンと金属同士の当たる衝撃音が自動小銃って感じで堪りませんねぇ。
ボルト自体も重くなって振動も大きくなったみたいで、壊れそうでちょっと怖い。w
ボルトストップもあるし、デッキカバーの隙間から見える眺めは電動ガンとは思えません
   



今度の定例でまた復活できるかな?
 




  


Posted by comosoldier  at 00:48Comments(0)銃器系

2012年09月21日

拳銃収納

久々の投稿になります。
やっと更新できる環境に戻りつつあります。

さて、身辺整理というか押入工廠もリニューアルを図り、いろいろと片付けをしております。
困ったのがハンドガンの置き場所で、ディスプレイしながら保管できないもんかと考えておりました。

その1として、壁にワイヤーメッシュラックを使用する方法。
最近はもうめずらしくも無い方法ですが、ハンドガンではS字フックでぶら下げたりとか、なんかイマイチ。
そこで3連型のフックでハンドガン専用のラックを作ってみました。
   

これ、2個入りで¥100。
とにかく100均のコスパは最強ですねぇ。
プライヤーに厚紙などを噛ませれば、被覆のダメージも減らせられます。
   
これを吊るす銃に合わせてプライヤーで曲げて、吊るせばもう完成。
案外しっかりとフィットするので、少々の衝撃では落下の心配もなさそうです。



お次は置いて保管したい場合。
同じく¥100均で購入したディッシュスタンド。
これがまた秀逸で、MK23 SOCOMなど大型拳銃やXフレームのリボルバーもOK。
お店によっては幅が狭いタイプもあるので、内側の幅が40㎜の物を選びましょう。
  



皆さんもどうぞお試しあれ。
  


Posted by comosoldier  at 01:24Comments(0)銃器系

2012年06月08日

SPR用にSTAR製P-MAGを改造

前からタンスの肥やしと化していたSTAR製P-MAGでシングルカアラムのリアルカウントタイプです。
これをSPRに使えるようにイジってみたいと思います。
その前にこのSTAR製P-MAGリアルカウントタイプですが、元々に製品としての問題がありました。
 


まずは給弾不良。
こちらはマガジンリップのBB弾ストッパーがマルイ製に比べて僅かに長いようです。
ここを0.5㎜程度削てあげると改善すると、技術系エアソフトの某有名HPにも紹介されておりますね。
 


それともう一つが、BBローダーなどで無理に給弾するとマガジンフォロアが戻ってこなくなります。
STAR P-MAGは本体も接着されて分解できないので、こうなると本当に厄介。
本体内部のマガジンフォロアのストッパーがあって、それをフォロアが乗り上げてしまうのが原因。
この場合はマガジン後端の丸いフタをこじ開けて、フォロアを後ろから押し戻すしかありません。
丸いフタは接着されているので、また接着するしかありませんね。
   



今回はわざとこのフォロアを乗り上げさせて、マガジンフォロアを加工します。
加工といっても既存のフォロアの先端を削り落として例の自作「マガジンフォロア改」を接着するだけ。
問題なのは後ろから入れるマガジンフォロアをストッパー部を通す(乗り越えさせる)こと。
マガジンもフォロアも壊さないように慎重に力づくでなんとか通しました。
   


完成したSPR用STAR P-MAGですが、もちろん普通のM16系電動ガンにも使えます。
マガジンを抜いた時の弾ポロが一切ありません。
そんでもって自分のM4やSPRならば機械式ボルトストップも機能するワケですね。
うーん、やっぱりSPRには20連マグは鉄板ですねぇ。
  




  


Posted by comosoldier  at 00:21Comments(0)銃器系

2012年05月31日

SPRサイレンサーを修理する

長らく愛用していたSPRサイレンサーでしたが、BB弾が中で当たるようになってしまいました。
持ち帰って調べてみたら本体のハイダーの緩みが原因。(またしても手入れ不足)
でも折角なんでOHも兼ねてサイレンサーの中身を作り直すことにします。
 


用意するのはどのご家庭にもある使い古した台所用ふきん、それと同じく流し台ゴミかご用ネット、
OD色の糸と縫い針、そしてメインスプリング。
横に並べてあるのはKSC MK23サイレンサー用のスポンジは適宜で。
スプリングは必要となる長さにカットして切断部分を曲げてあります。
  


このスプリングに丁度一周するサイズのネットと台所用ふきんを切り出します。
切り出したふきんを巻き付けて、チクチクと糸で縫い付けます。
これで大体完成。
名付けて「雑巾サイレンサー」
巻くのはタオルやフエルト素材でもOKですが、自分は厚みがあって柔らかいモノが好みです。

コツとしては、サイレンサーの内径よりほんの少し太めにすること。
サイレンサーの内径に合わせて、巻く回数を増やせば概ね中心が外れることが無いでしょう。
ゴミかご用ネットはスプリングの中に布が飛び出さない為の措置。
   


更に自分は、KSC SOCOMサイレンサーのスポンジを使ってサイズ調整と消音を狙ってます。
  


そんでマズル側には、中心がズレないようにアルミパイプを接着して位置を保持。
銃側は素材の厚みで中央に来るようしてます。
  


なぜか空撃ちの時のほうが音が低いSPRでしたが、少しこもった音に変化し、いくらかは静かになりました。
発射音で居場所が特定しにくくさせる程度の効果は期待できそうです。

どちらかと言えば映画の効果音っぽい「ピシュッ」みたいな音だと雰囲気出るんだけどなぁ。



  


Posted by comosoldier  at 00:55Comments(0)銃器系

2012年05月07日

SPRの不具合を修正

GWは皆さんいかがお過ごしでしょうか?
自分はヨソのフィールドにお邪魔してきました。

しかし持ち込んだSPRがピストンを引き切ったところでストップして撃てずじまい。
連休を使って原因の特定を図ることにします。
 


とかいって大袈裟でしたが、使っていたリポバッテリーの電圧が低かったのが原因とアッサリ判明。
このHOT POWERのリポは、同じ時期に買ったET-1と比べて、ちょっと劣化が早いのかも。
充電して定格電圧となったんでしばらくは様子見。
   


とまぁこれじゃあ記事にもならないんで、気難しい自作ボルトストップの再調整と給弾不良などを引き続き作業続行。


まずは給弾不良。
こちらもマガジンに差し込まれる給弾ノズル部が磨耗していて、マガジンリップを押し切れていませんでした。
給弾ノズル部にプラ板を瞬間接着剤で貼って解決。
プラ板といってもブリスターパック(透明梱包容器)から切り出して貼ったもんで、画像ではわかりませんねぇ。
この材料はABSとの対磨耗性が良好で、薄く微調整したい時に重宝してます。
 


お次はボルトストップ。
ほとんど出来上がっていたんで、調整だけ。
微妙な厚みを貼ったり削ったり曲げてみたりで満足のいく完成度になりました。
もっとシンプルな手段もあるんでしょうけど、機械式ってのが自己満足たるところ。
   


なんだか乗ってきちゃったんで、CHSも改修。
M249で押しゴムに実験的に使ったネオプレンゴムが調子良かったんで、SPRにも転用します。
ちょっと複雑ですが、3㎜のプラ棒の半割りに小判型のSUS板0.5㎜、そして3㎜のネオプレンゴム紐を直交方向に貼ってます。
ややピーキーだったCHSのHOP調整がこれでマイルドになり、BB弾との長辺方向の接触面積が増えるようになります。
  


そしてコバツイストバレル(229㎜)にも更に手を加えます。
HOP窓の上面に1㎜の溝をリューターと手作業で掘りました。
もちろんCHSの効果を最大限に引き出す最後の手段。
前から一度やってみたかったんですよねぇ。
ノーマルバレルに加工すれば、最近よく売ってる突起無しパッキンと押しゴムを作れば、簡単にCHS化できます。
性能は期待できるんで、どっかで作ってくれないかしらん。
写真撮った時には気付かなかったんですが、バレルが少し回転しちゃってますね。
    


そして某所への試射へ。
なんだかこれまでのクセがなくなったみたいで、スコープマウントやダイヤル位置が初期値でゼロインする事態に。
これまではバランスが悪かったのかなぁ~と、素直に喜べませんが、これはこれで嬉しい誤算かも。
そして心なしか飛距離が伸びて、HOP調整によってはもう少し重いバイオ弾があれば・・・(グフフ
最後はビシッとボルトストップがかかりました! ヤッター!キタコレ!


本当は連休前にやりたかったんですけど、実戦投入はまた今度。
嗚呼うっとおしい。(?)



  


Posted by comosoldier  at 00:26Comments(3)銃器系

2012年04月11日

AGM M4のハンマーSPを150%にする

先日購入したMagpul P-Magが調子よくてガンガン空撃ちしてます。

しかし購入当初からバルブインパクトが弱いらしくリコイル感がイマイチ。
RA-Tech130%スプリングなども試しましたが、期待したほどでもありませんでした。
そこでG&Pの150%ハンマーSPを入れて、再度検証します。
  


まずは外観を比べてる為に並べてみました。
左がG&P、右はAGM純正ハンマーSP。
AGMのほうはハンマーを押す部分を曲げて、バルブインパクトを稼ぐ仕様にしてました。
曲げることでハンマーSPを押し下げる量を増やして、強いインパクトを期待した仕様でしたが、思うほどの効果はありませんでした。
これを曲げ過ぎると、ハンマーダウンの状態でもファイアリングピンが少し出っ張ってしまうので注意が必要です。
そこでノーマル形状を維持しつつ、打撃力を上げるであろう150%ハンマーSPが欲しくなる訳です。
  


で、取付が完了したら、次に動作確認。
P-Magは、以前と同じく強めに押し込むようにすることでハンマーダウン状態でもマガジン装填が可能でした。
空撃ちではボルトの後退速度が上がったようで、動作音が「バチャ」から「バン」と元気よくなった感じ。
確かRA-Tech130%もG&P120%も、スプリングがへたった状態でWA純正程度を確保できるバネレートの設定だとか。
またP-Magのほうも他のマガジンと比べて少し奥へ配置されているようなので、ちょうど良いのかもしれません。
  



調子にのってまた空撃ちを続けていたら、マガジンを抜いた際に何かの破片がポロリ。
 




 



さてと、今度はボルトキャリアでもポチってこうようかな(泣)




  


Posted by comosoldier  at 23:52Comments(0)銃器系

2012年03月29日

AGM M4にP-MAGを装備する

昨年から拘束状態での仕事から解放されました。
おかげでお金を使う暇もなかったわけですが、ほとんど残っていないのはなぜ?

そんな事で腹立ちまぎれに今年初ポチってしまいました。
BETA PROJECT P-MAG WA M4用であります。
本物なんて見たこともありませんが、外観、質感ともにいい感じ。
空撃ちモードは省略されてますが、使う機会が少ないので自分には問題ありません。
注入バルブの位置もありですね。
  


早速、コ●キのM4ともっぱらの評判の我がAGM M4でP-MAGの動作確認。
サンプロ エコシューティングを注入しましたが、少し入れづらいのは気のせいか。
しかしバルブなどからのガス漏れは無いようで、とりあえずはOK。
M4のボルトを引き、薬室を確認してからボルトストップを押えて空撃ちモードで引き金を落とします。
セレクターはセミオートだったんですが、いきなりフルオートw
原因はインパクトバルブの戻りが悪く、マガジン内蔵のバルブロック開放中に戻りきれないみたい。
よく見るとインパクトバルブになにか異物のようなモノが見えます。
せっかく買ったばかりだし、外観は気に入ってるので、インパクトバルブを分解清掃することにします。
 


オリジナルと同様にマガジンリップ部を外しますが、このヘックスねじが異常に固い!
中華系はトルク管理がめちゃくちゃでChina ATVでもよく泣かされるポイントですが、こんな小さいねじにこの締め付けトルクはちょっと異常かも。
しかしなんとかねじをなめずに取り外し、プラ製のガワをつなぐピンを抜いて、本体を慎重に引き出します。
  


分解してケースからボディを取り出したところで、インパクトバルブが露出するのでバルブレンチで外します。
さらにバルブのEリングを抜いて分解すると、中は怪しいグリスでベトベト。
シリコンスプレーで溶解させながら綺麗にふき取り、ついでに丈夫そうなバルブ内を軽く耐水ペーパーで磨いて再組立して本体へ戻します。
指でバルブを押した感覚も軽くなって、これで本来の機能を取り戻せたと思います。
   


全て組立て直してガスを入れ、空撃ちするとちゃんとブローバックするようになりました。
今度は0.25gBB弾で初速計測。
こちらも室温20度くらいで55~60m/sとの結果で、これなら真夏でも安心ですな。
ついでに試射で弾道を確認。
こんな初速でも30m以上はフラットな弾道で、CHSがちゃんといい仕事をしている証拠ですねぇ。

このP-MAG、予想外だったのはAGM M4のフレームとの相性がよかったこと。
AGM純正よりもすんなりマガジンが入るし、ハンマーにも干渉しません。
4月3日訂正 ハンマーに少し干渉しますが、AGM付属と違いハンマーダウン時も装填可能です。)
こんなことならもっと早く買えばよかった。
まぁ1本2,000円以下だったし、まとめて3本も買っちゃったんですけどね。
  





  


Posted by comosoldier  at 00:24Comments(6)銃器系

2011年12月05日

M249の給弾不良を解消

いろいろなトラブルが出たA&K M249。
ヒントを調べてみると皆さん様々な苦労をされていたようですね。
 


空撃ちしてるウチに妙にサイクルが上がったように思ったんで、バラしてみるとピストンの歯がだいぶ削れてました。(汗
仕方ないというか要するに空撃ちしすぎ(馬鹿)。
削れてしまったピストンはSHS製全金属歯(14枚タイプ)へ交換。
これで一安心と思いきや、メカボから金属片がポロリ。
よく見たらセクターギヤの歯が5枚も飛んでました。(泣)
これがハイサイの原因だったのね・・・。
  


このA&K M249のギヤを取り寄せたSHS製セクターギヤ(A&K刻印)と比べて見ると、既存のセクターギヤは細部の作りがかなり荒っぽい。
その前にもベベルギヤの軸もスポスポで使い物にならなかったし、もしかするとSHS製ギヤの劣化コピー?
これでメカボ内で残ったのは、わりと丈夫だったスパーギヤとガタガタだけど機能には問題なさそうな逆転防止ラッチとスイッチだけ。
初めっから中身は総入れ替えのつもりで行けばよかったかも。(笑
もう既にネジ穴が2ヶ所もナメたA&Kメカボですが、弱点も分かったし今回も勉強になりました。
   


そして本題となる給弾不良。
個々の部品にBB弾を通しながら眺めてみると弾倉からチャンバーへ繋がる部品(チャンバーブロック?)。
マガジンからBB弾が入る部分は普通の形状ですが、チャンバー側はなぜか四角く拡げられています。
またチャンバーの凸部がを保持する為にこのチャンバーブロック?には溝があり、噛み合い回転止めになる仕組み。
実際は強力にアウターバレル脱着用のバネで押さえつけれてますが、変な隙間も多くて設計されていたであろう位置からズレぎみ。
しかも毎回位置も変わっているのかも。

そこでチャンバーブロック?の給弾ルートをプラ板で絞ってみました。
要するにBB弾の通り道を一箇所に決めてあげれば原因が特定しやすいかなと。
またチャンバーと噛み合う部分もプラ板で微調整して、給弾ルートから僅かに見えるHOPパッキンの先っちょにBB弾がほんの少しひっかかる程度にしてます。
これに合わせてチャンバーの給弾部分も下側の後方へ拡大して、BB弾の通り道を確保。
自家製カスタムノズルやノーマルでも試しましたが、マルイ純正Ver2タペットプレートを無加工で、セクターチップ的なパーツを使わずに給弾不良を解消。
但し、これは自分の個体での話で、しょっちゅう仕様変更のある中華エアガンなんで、参考程度で。
    


試射では、今までの給弾不良がウソのように改善されて、気持ちよく連続した弧を描いてくれました。
0.25gでの集弾もまずまずでしたので、欲を言えばもう少し飛距離を伸ばしたい感じ。
まぁゲームで使えるレベルにはなったんでその辺は今後の課題として。
 


おまけ
仕事帰りに寄ったエチゴヤ横浜店で¥650と手頃だったSHS製QDスイベル。
QDスイベル用の穴には小さくて抜けるという代物でしたが、M249のフレームにはなぜかピッタリ。(笑
スリング取り付けにお困りの方にはいいかもです。
   


Posted by comosoldier  at 01:02Comments(4)銃器系

2011年12月01日

魔改造したM14の更正

とりあえずはやりたいことをやってみたM14です。
ちょうど足元にPSG-1純正スコープが落ちてたので、M14へ取り付けてみました。
ドラクエみたいですけど、半分は実話です。ww
先入観かもしれませんが、やっぱりM14はスコープがよく似合いますねぇ。
  


さっそく先日の日曜の我がチームの定例ゲームへ、試射を兼ねてM14を持ち込んでみました。
といってもまだマガジンも1本しかないんで、半分シャレみたいなもんですけど。
 


いきなり試射の結果から申し上げますと、CHSの割りに全然飛ばない。
持ち帰ったM14を眺めていて、思ったのが原点に戻ること。
CHSのパッキンは従来どおりで結果の出ている形状、違っているのはノズルとHOP押しゴム。
ノズルも要求を満たした形状なので、残るはHOPゴムということでファイアフライ 電気なまずへ換装。
試射をしてみると、CHS特有のHOPを掛ければ掛けるほど放物線がだんだん長くなって、いつしかカーブが肉眼でも確認できないくらい遠くに。
やっと本来のCHSの性能が出せるようになりました。
 


元々マルイM14がHOPの掛かりが甘い(ように感じる)のは、その構造からじゃないかと思ってました。
しかしM14のチャンバーは一見グニャグニャしていそうに見えて結構ガッチリしており、また垂直に押せる構造で弾詰まりがしやすかったのかもしれません。
故にマルイはHOPダイヤルの短くして弾詰まりを防いだ為に今度はHOPの掛かりが甘くなった(ように感じる)んじゃないかと予想しています。
弾ポロもさらにそれを助長して「ざんねんHOP」みたいなイメージで手放す人もいたみたいですし。
 


こうしてCHS搭載でM14らしさが無くなったような気もしますが、他に不満も無く完成度の高さはやはりマルイ製。
ゲームでの活躍が期待できそうです。



  


Posted by comosoldier  at 01:02Comments(0)銃器系

2011年11月23日

衝動買いしたM14の魔改造

前回アップした記事を読み返していて気づきましたが、メカボの中身を書いてませんでしたね。
ピストンはメーカー不明の黒い樹脂歯ピストン、ピストンヘッドもメーカー不明のアルミ製でした。
気密も十分で問題無いのでそのまま再使用してます。
カットされた怪しいスプリングは破棄して、メーカー不明の1Jスプリングへ取替えました。
さすがにここだけはちょっと不安な部分ですが、インナーバレルはSOCOMのヤツだしまぁ安全圏でしょう。
 


そういえば、Ver7メカボの分解前に逆転防止ラッチって皆さんどうやって解除してるんでしょうかね?
自分はピアノ線を先端4㎜で直角に曲げたものをラジオペンチなどでベベルギヤの軸側の隙間から押して解除してます。
これがあるとほとんどの逆転防止ラッチは解除可能で、その他タペットプレートのバネとかにも使えます。
引きバネは専用ツールもありますが、これは出てこなくなったDVDも取り出せます。w
興味のある方は試してみてください。
 


メカボの動作確認ができましたので、次はチャンバー廻りへ。
気密漏れ、弾ポロの予防策としてライラックスソフトパッキンを使います。
精度の問題から正直あまりこのパッキンは好きになれませんが、CHSへの加工と弾ポロとのトレードオフで良しとしました。
組み上げてバレルを指で塞ぎながらピストンを押してみて、スーっとエアが漏れないのが確認しているので気密も良好。
弾ポロもこれまでのようにHOP無しでもBB弾がストンと落ちずに保持できて、ノズルに押されてスンナリ給弾されるのも確認済み。
チャンバー側のHOP押し量増大加工も相まって重量弾にも十分対応できるようになりました。
  


そんでもって元通りに組むわけですが、ここでの鬼門がチャージングハンドルを外して組めなくなっちゃうこと。
アレはバラさなくても分解できるみたいですが、コツを覚えると簡単なんですね。
ハンドルが嵌る溝の後端の部分、丸く窪んでます。
ここにハンドルの四角い出っ張りを斜めに当てます。
この四角い出っ張りを斜めに捻るように嵌めると割りと簡単に入ります。ホントです。
  


組み立てられたM14ライフルケースに入れてをさっそく試射へ。
1mオーバーのライフルですので、PSG-1のライフルケースじゃないと入りません。
ペリカン、どっか落ちてませんかね。
初速は72~74と少々バラつきがありますが、ちょっと様子見かなぁ。
 


気になる弾道はフラット・・・と言うより直線的な感じ。(主観ですけどw)
グルーピングなど測っていませんがノーマルバレルで
まぁ50m以上飛んでるみたいだし、とにかくまっすぐ飛ぶんでスコープが欲しくなります。
せっかくカッコイイ銃床にしたので、買っちゃおうかな~。(パチですけどw)




  


Posted by comosoldier  at 01:02Comments(2)銃器系

2011年11月21日

M14を衝動買い

猛烈な貧困の最中で、マルイM14の中古を入手してしまいました。
なんか今年はこんな買い物の仕方ばっかりですが、もう買ってしまえばコッチのもんです。
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
 


コンディションはまぁまぁという感じで、某ショップでチューンしてもらったというシロモノだとか。
届いてから少し試射をして感じたのがギヤの音がちょっと大きいことと弾ポロ。
おまけにHOPの効きも悪くて、既存のHOP調整ダイヤルではHOPが押しきれていない様子。
弾ポロは発売当初からささやかれておりましたが自分の個体はとくに芳しくないので、ここも改修を要するようです。

とりあえず既存HOPパッキンをCHS化。(いつもの作業なので工程は割愛)
HOPの効きの悪さはHOPダイヤルが当たるリンクパーツにアルミ板を接着することで対応してみました。
HOPダイヤルのネジ先端が当たる部分は窪ませてネジが逃げないように加工してあります。
  


CHSにしてから後日にまた少し試射してきました。
CHSで弾ポロは解消しました。
しかしCHSの割りに弾道があまり延びない(といっても普通の40mくらいは飛んでる)ので初速を計測すると0.28gで概ね50m/sで、やや数値の偏差が大き目。
HOPパッキンの気密漏れが原因と予測されるので、ノズルを含めて見直しが必要なようです。

少し前に知人の某ショップチューンされたM14を撃たせてもらいましたが、ギヤもしっかり調整されていて関心してしまいました。
ギヤ音についてもそのくらいまでは調整できるはずなので、向学の為にもギヤ音の原因も調べてみます。

いよいよVer7メカボをバラします。
補器パーツを取外して、やっとメカボ本体を開けることができるようになります。
この複雑なVer7の仕組みにはマルイさんの設計の苦労が垣間見えますね。
特徴的なノズルとチャンバーの構成も分解してみて理解できました。
細かいところではメカボ固定ビスがミリネジになっていて、マルイの本気を感じる部分ですね。
  


モーターを切り離してモーターホルダーを見ると、ピニオンがモーターホルダーに当っていた形跡がありました。
モーターのピニオンギヤ側がモーターホルダーのなかで上下左右にそれぞれコンマ数ミリ程の遊びがあって、モーター回転時にベベルギヤに押される格好でホルダーに当っていたようです。
セオリー通りにモーター位置、ベベル位置と下から順番に調整してゆきます。
  


モーターホルダーにはSUS0.5㎜板をアルミテープで張りつけて、ガタが無く少しモーターが中で回る程度に調整。
ベベルと連動するスパーの両方を、スムーズにセクターまで回るようにシムも調整。
ギヤ音の確認の為にメカボを組み立ての空撃ち。
Ver7ではスイッチからカットオフレバーまで外付けで、カットオフレバーはセクターギヤを少し回さないと入り難いのでモーターを組む前に穴からカムの位置を確認すると後の作業がスムースです。
動作させながらモーター位置を調整してゆくと極端にギヤ音が小さくなる位置がありました。 これだ!
M14ってベベルの位置が合うと驚くほどギヤ音が消えるんですね。(驚
  


そして今度はノズルからチャンバーの気密漏れ対策。
メカボックスが斜めに配置されるVer7メカボはノズル先端にも角度がついています。
チャンバーから手でBB弾を落とすとそのままバレルから弾が転がり出てきました。
これでは給弾された弾はそのまま転がり出るわけです。

ノズルはチャンバーに斜め下から入る為にチャンバーのノズル入口部分が縦長なっていました。
チャンバー内のHOPパッキン給弾側も広くなっているようで、他のチャンバーのようにHOPパッキンがチャンバー内で窄まるようにならず、BB弾がそのまま転がり落ちるのが原因のようです。
私的には既存電動HOPパッキンを流用するよりも専用HOPパッキンか若しくはガスブロ用HOPパッキンを使ったほうが良かったように思われます。

今回はSHS製M14用アルミノズルを改造して、BB弾を深く中央へ送り込む為に先端形状を加工。
まぁ大した加工でも無いんですがAKMSとかでもそれなりに集弾するようになったので味をしめてまたやっちゃいました。(笑)
M14ノーマルノズルと長さを比べると、2㎜以上SHSのほうが長く作られています。
おそらくSHSは中華系M14のカスタムパーツとして作られているようで、マルイM14にはだいぶ長い感じ。
   


SHS製ノズルの長さを1㎜ほど詰めて、ノズル下側はBB弾をバレル中央へ送り込み、装弾の邪魔をしない形状。
さらにノズル先端のテーパー角度を全体的に急勾配にしてHOPパッキンとの気密確保を狙っています。
加工されたノズルは純正と比べてもまだ1.5㎜程長いですが、給弾には問題がありませんでした。
   


そして分解の工程で気になっていたのが既存のFET配線。
モーター直下のストックの一番狭い配線ルートにFETを配置しており、信号線もセロテープでモーターに留めてました。
さらにそこへミニコネクターをつけているので、FET配線へのストレスも増えるし、モーター端子も外れやすくなります。

せっかく配線が全部露出した構造なので、面倒ですがFETを作り直しました。
信号線にコネクターを設けたのでFET配線ごと切り離せます。
セミフル切り替えなのにMINIMIみたいな配線になって、メンテ性も良好になりました。
ストック脱着時に邪魔な配線はモーターホルダーにインシュロックで固定すると作業が快適です。
   



ちょっと長くなりすぎてしまったんで、続きはまた次回へ。



  


Posted by comosoldier  at 01:22Comments(3)銃器系

2011年11月06日

アレっぽいAKMS

最近、出番の機会が無かったAKMSをメンテしてみました。
 


ただメンテするなら記事にもならないんで、ちょっとパーツも見直してみようかなと。
用意したのが最近のお気に入りのSHSパーツたち。
AK用ノズル(LONG)、M100SP、18:1ギヤを「秋田の武器商人」さんで入手しました。
 


現状のAKMSにはシステマ製ヘリカルギヤのトルクアップタイプで、特に不満も無かったんですがサイクルを普通に戻す為にSHSの18:1に変更。
擬似ブローバックの為のアルミピストンはそのまま使います。

VFC製フルサイズシリンダーは中央に穴を設けて容量を落として、バレルを純正455㎜から229㎜に。
メインSPは同じくSHSのM100として、なんとなくアレみたいなセッティング。
アレを作ってる訳じゃ無いんですけど、アレじゃ無いです。
  


そして今回のもう一つの主役がSHS製アルミノズル。
こいつを素材に例のVノズルを実験してみます。
で、出来上がったのがこちら。
   


これまでのV断面に加えて、ノズル上面を金属パテで塞いでます。
エア噴出部に向けて裏側を斜めに「絞る」ように加工。
BB弾の下に吐出エアを集中させてバックスピンの手助けを狙ってます。
ノズルの回転止めに使っているのはゼムクリップを延ばして接着しただけ。

HOPが掛かったBB弾はバレル内の上面を走る傾向にあるようで、ノズル下端から吐出したエアはBB弾を押しながら、一部はBB弾の下を抜けやすいんじゃないか、という私の妄想です。

アングス6.1バレルではルーズバレルなのに初速が上がり驚いた記憶があります。
マルイ純正と比べてアングス6.1やツイストバレルくらいの適度な「エア抜け」があると、追い抜いたエアがBB弾が受ける空気抵抗によるバックスピンの低下を軽減する・・・みたいな。
銃口付近を少ない空気抵抗で発射されたBB弾は強いバックスピンを維持できて、数十メートル先でその違いが出るはずです。
マルイ純正バレルではその効果も期待できませんが、今後の実験によってはこのAKMSがまた面白くなるんじゃないかと期待してます。

さてAKMSの実射は、ギヤの交換でセミの切れが良くなって、擬似ブローバックもガスブロみたいにガッガッといってます。
ゴム紐を半割りにしてパッキンに接着したCHS-2型はこれまで少々弾道に不安定さがありましたが、以前よりも少し伸びが出てより素直になった印象。
V型のノズル形状がBB弾をバレル(パッキン保持位置)中央で運んでくれたおかげでしょう。
フルオートでも弾道が乱れず集弾するようになり、VノズルがCHS-2の集弾性を補うようになりました。
Vノズルについては一定の効果を確認できました。
初速は適正HOPで0.28g 78m/s~80m/sでした。

それぞれのパーツが役割を分担して仕事をさせることで、さらに性能を引き出せる可能性がまだありそうです。
CHS&ノズルチューン&ルーズバレルに軽い初速調整、素人カスタムの非パワーアップ系カスタムをもっと掘り下げてみると面白そうですね。



  


Posted by comosoldier  at 18:26Comments(2)銃器系

2011年10月26日

M249 さらに調整

先日組み上がったMINIMIをやっと定例で撃つ機会ができました。
ゲーム前に試射するとギュギュギューっととっても嫌な音。
給弾不良もあって、結局MINIMIは使用しないでお持ち帰りになりました。
 


涙をのんで持ち帰ったMINIMIをバラしてみても、異音の原因がいまひとつ不明。
仕方が無いのでモーターに貼ったアルミテープも全て剥がして、モーターからギヤ調整をやり直すことにしました。
 


まずはモーター軸とベベルの軸受けが揃う位置を見ながらアルミテープやステンレス板を貼り付けてゆきます。
これでモーターの上下のブレを修正し、今度はモーターの左右の寄りとベベル軸との角度を調整。
その都度メカボのネジを締めてベベルの動きを確認しながら位置を探します。
もしかしたらベアリングがちゃんと入ってなくて、撃つとギヤが動いて異音が出てるのかも。
 


さらにMINIMIのメカボはモーター(ピニオンギヤ)の調整ネジの調整幅は1㎜程度しかないので、ピニオンギヤをギヤプーラーで押し込んだり引き戻したりして調整してます。
メカボの開閉の度にベアリングにギヤ軸が抜けなくて、少し変なところを引っ張ったらモーターホルダー下部が折れました。(泣
モーターホルダー側面が膨れているのは仕様です。
心も折れそうでしたが、大して重要な場所ではなかったので気を取り直して、六角キャップビスを締めると1箇所のネジ山がヌルっと潰れました。(号泣
もういやっ!こんな生活! (´・ω・`)知らんがな
   


今度は給弾不良の改善。
ここはなんとなく予想できていたというか、例の魔改造したノズルが原因なのは分かっていました。
弾倉からのBB弾を押す力が足りないと装弾されないので、本当にあと僅かに加工が必要な感触かなと。
しかしあえてノズルはそのままで、チャンバーの入口部分をコンマ数ミリ程度リューターで拡張しました。
次回の試射で結果が分かるでしょう。
ちなみに自作マガジンフォロア入りM16系マガジンでは1発残しになりましたが使えることが判明。
ボックスマガジンが壊れたとしても、なんとかなりそうなので安心しました。
  


この時点で空撃ちしてみたら、ギヤの音はかなり小さくなってたので今度こそベストになったかも!
そして明らかにサイクルが上がりました。
なんだかリポ7.4Vのサイクルとは思えない上がりっぷりに思わず噴きました。

再度試射に挑戦して結果を確認したいと思います。(いつもここまでは調子いいんだよなぁ)
  


Posted by comosoldier  at 01:35Comments(0)銃器系

2011年10月14日

M249 さっそく修理

先日、実戦投入前にCHSがモゲてしまったMINIMIですが、モーター固定やHOP弾道改善などの課題に着手します。



さっそくメカボを取出して、モーターのガタを確認。
指でモーターを押すと、お尻を振るようにエンドベル側にガタが出ていました。
上下方向はアルミテープで調整することでガタを解消できてましたが、左右方向の大きなガタつきは調整しきれてなかったようです。
この個体ではアルミテープを貼っていた面に更に0.5㎜のSUS板を入れてカサ上げしてベベルとの噛み合いが適正になりました。
もしかするとまた撃っているうちに音が大きくなってモーター位置の調整が必要になるかも。
ピストンの無い状態で指でギヤが回る程度で、空撃ちでも普通の電動ガンくらいのノイズに納まりました。



そしてA&K MINIMIの鬼門とも言えるチャンバー周りへ。
まずはインナーバレルやパッキンの位置確認。
マルイ製HOPパッキンを奥までバレルで押し込むと、HOPパッキンがチャンバーの給弾口まで入ってしまいます。
付属のバレル固定部品は凸型でバレルが少し後退した位置で、専用HOPパッキンが必要となるワケです。
これをバレルストッパーの切り欠き溝をチャンバーのスリット奥側の位置に合わせると、給弾口の手前でHOPパッキンが止まります。
バレルとHOPパッキンの位置はここがベストみたいですね。
 



ここはマルイ純正M16系チャンバーのバレルストッパーを加工して取り付けました。
HOPパッキンは弾ポロや2発給弾防止に、給弾部分が鬼のように硬いライラックス製ハードパッキンが相性がいいみたいです。
当然CHSに加工済み。
   



もうひとつの問題がHOPパッキンを押す構造。
HOPの効きが悪いのは、長さ寸法が足りないだけではないはずで、弾道の観点からも面押しであることが必要です。
先ほどのようにチャンバーとバレルのHOP窓の位置関係を確認。
バレルのHOP窓の先端側と押しゴムの穴が合うくらいでした。
チャンバーの丸い穴を長四角へ広げて、HOP窓の中央付近を押せるように加工します。
押しゴムの代用品はアルミ板を切り出して、ゴム円柱を貼った物を作りました。
取り付ける向きは画像の方向で、HOPパッキンを傷つけないように角は面取りしてあります。
ゴム円柱とHOPダイヤルには薄くグリスを塗布して、ダイヤルのストレスを伝達させないようしてます。
  



お次はノズル。
マルイタイプのノズル形状はHOPパッキンに入り込む形状で、先端はテーパーや面取りされてますが、A&K MINIMIではフラットで押し付けて気密を取るような形状です。
ノズル長さはM16系ノズルと同じでタペットプレートもM16系互換。
せっかくチャンバーを改修しているので、ここもカスタムにチャレンジしてみました。
SHS製M14用ノズルをベースにゴリゴリと削り込み、アルミ板で回転止めを設けます。
この回転止め、ノズル下端にピンを打つ方法も考えましたが、実際に組み付けるとノズルとタペットプレートに隙間ができるので効かないんですよね。
   



出来上がったノズルは、うーん・・・ファイアフライでんでん虫みたいになっちゃった。(笑
本当はV型みたいなシンプルにしたかったんですが、斜め下からの給弾でこんな形状に。
ノズルがHOPパッキンを巻き込んだりせず滑り込むように削った先端部には日野グリスを塗布してあります。
    



とりあえずは組み立てまで完了して、空撃ちした感じでは好感触です。
でもやっぱり撃ってみるまでは判りませんね。
馴れないメカボなんでどっか不安ですねぇ。
  



さっそく試射もしたいのですが、MINIMIじゃあ気軽に持ってゆけるもんでも無いんで困ります。
贅沢言わないんで、自宅に屋内の70mくらいの試射レンジが欲しいなぁ。
中川さんでも面堂さんでもスピードワゴンさんでもいいから作ってくんないかしら。



  


Posted by comosoldier  at 07:02Comments(0)銃器系

2011年10月10日

まさかのMINIMI購入

お金も無いのに買っちゃいました。
中古ですが前の持ち主様は購入されてから一度も外に持ち出したことが無いという新品も同然な状態。
しかし価格はマリアンもビックリの爆安価格。
とりあえずはコレを普通に使えるようにしてゆきたいと思います。


外観を眺めてサイトを載せ替えて遊んだあと、内部をチェック。
メカボを引き抜こうとすると引っかかるような手応えに手こずりましたが、原因は強力モーターの磁力でボディにメカボが張り付いてました。
しかしこのメカボにアクセスできるまでの工程の少なさは本当にに素晴らしい。
バレルもチャンバーまで1~2アクションで取出せるのはマルイにも見習って欲しいところ。


取り出したメカボには打撃跡などがあり、組み込みは相当乱暴だったと思われます。
完成品中華メカボは割れなどを事前にチェックしたほうがよさそうですね。
そのメカボ分割するといきなりベベルギヤは軸抜けしてました。
再利用するにも軸がまっすぐで無いようなので、割と丈夫なマルイ純正ベベルギヤに交換へ。
ところがマルイ純正ベベルでは、ボールベアリングのせいでシム調整が出来ないんですねぇ。
軸受けとして使っているボールベアリングの厚みが4㎜と大きくメカボ内側よりも出っ張っている為に、ベベルとモーターピニオンとのクリアランスが合いません。
 


仕方が無いのでラジコン用のボールベアリングを探してみたら、ありました。
パワーズのPJ-BB830ZZベアリング3㎜厚で他の寸法はもちろん一緒。
ラジコン用シムで調整して、マルイベベルギヤ使えるようになりました。
軸受けは普通のリム付き仕様にして欲しかった。
  


モーターもA&K付属からマルイEG1000モーターへ。
モーターホルダー部も隙間が大きいのでアルミテープでモーターを嵩上げしてあります。
ベベルギヤ位置の都合によって、アルミテープは片側だけ除去してあります。
    


シリンダー、シリンダーヘッド、タペットプレート、ノズルもグリスを打ち直して再利用。
HOPパッキンをとりあえずそのまま使ってCHS化。
HOPパッキンは国産カスタムメーカーのものがそのまま使えそうなので、今度試してみたいと思います。
そしてインナーバレルはHOP窓もそのままで使います。
  


配線は単純なので全て引き直してFET化。
よく問題になる韓国製マイクロスイッチはそのまま、途中にメンテナンス用としてコネクターを設けました。
メカボックスの穴を通して配線されているので、スイッチを取り替えるのもコッチのほうが楽かなと。
 


少々華奢に感じるボックスマガジン。
ザラザラとBB弾がウルサイので、緩衝材を内側に貼りました。
たったこれだけでもかなり静かになってくれました。
 


とりあえずは試射がてらで定例ゲームに持ち込みました。
試射早々にCHSが剥がれてしまい、実戦投入には至りませんでした。
やっぱりモーターの固定もまだ甘かったようで、メカボ内で暴れている様子。
一応に改善の目処はついているので、復旧は早くできそうです。

それとVノズルの試験結果は・・・まぁまぁ良かったみたいです。(笑)
それよりも飛距離が伸びに満足されてたようで、もう少し初速を調整すれば水平で50mも可能でしたが現状+αで留めました。
それでも次世代くらいは飛んで撃ち負けないので、旧Vre2のノーマルバレル&チャンバーで十分ゲームで使えるでしょう。
今度は自分の他の銃へ搭載してみます。



  


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2011年10月05日

Vノズル 実験中

最近は預かった人の銃にまで勝手にCHSを乗せてます。
CHSの加工に際してもっとも注意していることは、加工の精度です。

BB弾がバレル内の中心に来てもCHSが曲がっていたらイビツな逆回転をBB弾に与えてしまいます。
そしてCHSの加工が上手くいったとして次に気になるのが、ちゃんとBB弾はバレルの中心へきているのか?ということ。
CHSの摩擦面のところまでBB弾が押し込まれる際に、わずかコンマ数ミリ左右に逸れて装填されることがあっては真っ直ぐな逆回転を期待できません。

ファイアフライさんの「でんでんむし」はその問題を見事に克服するアイテムです。
この「でんでんむし」とタニオコバのツイストバレルのおかげで、自分のSPRは申し分ない弾道を実現できました。
BB弾がバレルのほぼ中央に装填され、CHSは逆回転をコントロールするだけになります。
つまり理屈としては縦軸と横軸のコントロールとなるので、弾道の管理はずっと分かりやすくなると思います。
唯一残念なことは「でんでんむし」はCHSの為に作られたものではありません。

まぁ、実際にはBB弾の精度で大きく左右されるでしょうし、射手の技量も要求されるでしょう。
ここからが本題となりますが(笑)、ではバレル中央にBB弾を配置するにはどうすればいいでしょうか。
自分は電動ガンではノズルがこの仕事の担当だと思います。
本当はバレルにこの機能があれば最高なんですが、形状や大きさの異なるBB弾ではバレルで対応するにはかなり難しいでしょう。
命中精度の観点ではインナーバレル内は真っ直ぐで、BB弾に変化を与えにくいルーズボアとHOP周りであることが理想じゃないでしょうか。


自分なりに理想かなと思ったノズル形状を作ってみました。
  


通常よりやや長く先端が広角V型なので、Vノズルとでも呼んでおきましょう。
給弾を邪魔しないでBB弾を中央に押し出す形状。
もちろん気密などノズルとしての必要条件は失っておりません。
しかしチャンバーの形状によっては作れないタイプもありそうですね。

チームメイトの許可を得て、モニターとして銃にVノズルを搭載させてもらいました。
しばらく使っていただいてみて、効果が薄ければ元に戻す約束です。
どのような反応を貰えるのか今から楽しみであります。

いろんなものを作ってみてますが、素人加工なもんで精度良く作るのってホント大変です。
やってみたいことは沢山あるんですけど、素人の工作技術を超えちゃうものばかりで諦めてるものも・・・。
何方様かカスタムパーツとして販売してくれませんかねぇ。w
  


Posted by comosoldier  at 01:02Comments(0)銃器系