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Posted by ミリタリーブログ  at 

2010年01月26日

新型HOPチャンバー「センターHOPシステム(CHS)」考察

先日、我がチームの定例ゲームに参加してきました。
持参したM4とSPRに新型HOPチャンバー(以下CHS)を搭載しての実戦実験でした。
(写真を撮る余裕が無かったんで、画像が少なくてスイマセン)


M4は初速が0.25gで70~75m/s程度、ノーマルバレルを切り詰めて約22㎝に電気なまずとHOP窓開口を銃口側へ1.5㎜ほど拡げてあります。
この仕様でもこれまでは水平飛距離で45mあたりが限界でした。
CHS仕様ではチャンバーなどはそのままだと0.25gでは30mを過ぎたあたりで直角のように真上に弾道が向いてゆくほどの弾道変化がありました。
と、ここまでは前回のブログの通り。
それと具体的に計測できなかった水平飛距離を測るべく、G&G製0.28gバイオBB弾でHOPをフライヤー寸前に調整してフィールド内の試射レンジへ。
弾が水平を保っていた地点まではブシュネルレーザーレンジファインダーで大凡50~53mほどでした。

SPRの場合、システマメタルチャンバー(電気なまず用開口拡張加工済み)にバレルはマルイAK47純正サイズの455㎜で、バレルにはHOP窓加工無し。
こちらのCHS設置前の初速はこれも0.25gで75m/s程度ですが、45m程度は水平飛距離がありました。
こちらは水平飛距離がやっと50mほどでしたが、まだHOP窓加工や初速アップなどの改善余地があるので今後さらに研究したいと思います。

ちなみにノーマルバレル、ノーマルHOPチャンバーのボロAK(初速68m/sくらい)にCHSだけを着けた場合の弾道は、電気なまず仕様と比べてHOPの掛かりが弱く飛距離もノーマル(40m?)より3~5mほどの飛距離増となりました。
上記のCHS搭載電動ガンは、フルオートでもセミとほとんど同じ弾道でした。


これらの結果から、自分なりのCHSについての考証は下記の通り。
・初速の上昇は飛距離と直接しており、HOPを通過させる力が大きい(強い)ほど飛距離を出せるようだ。
・BB弾とCHSが接触する長さが長いほうがより飛距離が出る。
・HOPチャンバーを押し下げる強さ(レバーの下げ量)の影響が小さく、ノーマルと比べて細かい弾道調整が可能。

1番目は当たり前のように思えますが、ノーマル形状よりその違いが大きく感じます。
特に3番目はCHSの特徴的な要素で、HOP窓を延長されたバレルではBB弾へバックスピンをしっかり掛けることができるようで、弾道の違いに出たと思われます。
CHSでは電気なまずを入れない仕様ではHOPの掛かりが弱く、現時点ではより飛距離を求める場合には電気なまずのような加工はCHSには有効なようです。
今また別にテストしてるのは電気なまずの代用品で、数発試射した感じでは素直な弾道を描いてくれました。
さらに厚さなどを変更してみたりして、調子がよさそうであればこれも近々こちらへ報告したいと思います。
  


Posted by comosoldier  at 07:54Comments(8)銃器系