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Posted by ミリタリーブログ  at 

2010年02月03日

CHS考察 その3(レシピ)

先日のブログで興味津々さんからレシピのご希望がありましたので、今回はSPRのCHS(センターホップシステム)をご報告します。
いつもこういった作業は思いついて一気にやってしまうので、写真を取り忘れちゃうんですよね。
折角の申し出ですし、自分の作業記録にもなるので、SPRのチャンバーを取り出して分解するという手順となりました。


まずはいきなりバレル周りから。
 
元々がマルイ純正の中古HOPパッキンを加工してます。
気休めとして、ハサミで5㎜ほど切っておいてシールテープで巻いて気密漏れ防止と回転止めをしています。


 
見えにくいですが、HOPパッキンを加工したのは5㎜切り詰め加工の他に、HOP窓の長さに合わせてHOPパッキン下側の長い出っ張りをデザインナイフ等で切り出してます。
それを逆さまに取り付けてHOP窓から出てくるように加工したのがCHS(Center Hop System)です。
これまでBB弾の進行方向とHOPパッキン接触部が直交してたものをBB弾の進行方向とHOPパッキンが同じ方向になり、BB弾とパッキンの接触時間も増えるというわけです。
今回は本来のHOPパッキンの出っ張りは切除しており、バレル側への切り欠き加工はしてません。


 
このバレルはマルイ純正AK用で、今回はHOP窓の角を落とす程度としてみました。
本来は「電気なまず」の為の加工で有名でしたが、自分は接触しない部分まで広げてしまうのは疑問だったので。
予想どおりHOPパッキンがバレル内に落とし込めればこれでも十分なので、余計な加工も最小限度となります。


 
バレルのメカボ側に、幅2㎜ほどのアルミテープを貼ってあります。
もっと狭い幅でも機能するはずですが、剥がれ防止で幅広にしました。
写真では分かりにくいですがCHSとアルミテープでBB弾が3点支持となるようになり、BB弾はバレルはほとんど接触しなくなりました。
このアルミテープの位置が微妙で、実際にBB弾を入れてバレルの下端の切り欠きより左右対称となるように位置を出して貼りました。

 
HOPチャンバーはシステマメタルをノズル長にあわせてメカボ側を2㎜ほど切り詰めて、さらにテイクダウンさせるように給弾ルートを分離しています。
ノズル自体もパ●山ノズルのような仕切りを入れたりしてノズル長不足を補っていますが、CHSではあまり気にならなくなりました。
HOPクッションラバーは前から使っていた電気なまずの黒をそのまま使用、チャンバーにも開口を拡げる加工を施しています。

遠距離射撃を狙うにはBB弾の選定も重要で、重量BB弾は不可欠と思われます。
特にG&GのバイオBB弾0.28gは秀逸で、自分はしばらくこれ以外のBB弾を使う気になれません。
面白いオマケとしてこのBB弾にしてからBBローダーの調子まで良くなりました。

同じ仕様で作っていただいて同じ結果が出る保証などありませんが、予想以上の成果を実感したのも事実です。
とにかく多くの方に体感してもらって、さらに飛距離や集弾性向上の結果が出せれば1J規制なんて怖くありませんね。
定例ゲームで他の参加者が届かない位置から狙撃ができる快感を、多くの方が味わえることを願います。         


Posted by comosoldier  at 10:02Comments(4)銃器系