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Posted by ミリタリーブログ  at 

2010年02月12日

ベネリM3GBB

前回に引き続き、ショットガン第二段はマルイ製ベネリM3です。
と、普通に紹介するのでは押入工廠らしくないですね。
中身はエアコッキングではなく、マルゼンM1100ライブシェルブローバックです。


製作したのは平成17年の冬、オークションで安く手に入れたM3を分解してみたら案外中身が大きかったので手元のM1100の機関部と比べてみたら見事にピッタリと入っちゃう。
そこから急遽作業開始(笑)、安直ですねぇ。
どうせやるなら徹底的にやろうということで、なるべくベースの持ち味を活かして製作してみました。


まずは機関部の取り付けですが、M3のガワが大きかったので内部に1.5㎜のABS板を貼り隙間を調整。
M1100の機関部の出っ張った部分をトレースしてM3のガワに貼っていったのでガタも無くピッタリと機関部が納まりました。
ショットガンの目立つポイントの排莢口は、M1100に合わせて開口を拡げて、レシーバーが肉厚になり重量感が出ました。
本当はボルトキャッチも再現したかったんですが、強度に自信が持てなかったので保留のまま放置してます。
 

マガジンチューブはM3のなかにM1100のモノが加工無しでピッタリ入ります。(驚)
このへんも着手するきっかけのひとつでしたね。
もう「加工してください」とマルイとマルゼンが言ってるようにしか思えませんよこれは。(笑)
M1100マガジンチューブの長さの足りない部分を、M3へアルミパイプを圧入してスムーズにシェルが5発入るようにしてやりました。

M3の特徴のひとつとしてはレピーターハンドルとオートの切り替えですが、これもなんとか活かしました。
というのはM1100にも元々M870と兼用する部品がいくつかあって、レピーターハンドルからアルミロッドを介してダミーボルトを引くことができるようになっています。
これを使わない手はないですね。
レピーターハンドルを固定するロック機構ですが、マルイのモノは可動するが機能してないので、ライブ化してあります。
  

ガスの注入はグリップにあるミニタンクから。
ここからストックに内蔵しているJAC M16用ガスタンクをブースターとして経由して機関部へ。
元々ガスブロとしては安定したブローバックのM1100ですが、これでさらに安定した連射が可能となりました。
このストックの固定が最も苦労した部分で、アルミ材を削りだしてM1100機関部へ固定してあります。


重量もエアコッキングよりもだいぶ重くなり、重量バランスも本物とほぼ一緒。
反動以外は、グアムで撃ったベネリM3と大差無いように思います。
内蔵したM1100がジャンクでバラバラだったせいか、時々イサカのように下から排莢されます。(汗)
どの部品が原因かはいまだ不明で、修理できてませんがちゃんと発射&ブローバックも可能です。
いい加減、またオクでM1100を探そうかな…。
        


Posted by comosoldier  at 23:59Comments(10)銃器系