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Posted by ミリタリーブログ  at 

2010年02月23日

修理も賜ります

ここのところ副業のサラリーマンが忙しくて(笑)、週末は風邪で寝込んでしまいました。
鼻が詰まると何も考えられなくなるんですよね。 皆さんも風邪などひかぬようにご注意を。

でもって日曜は、溜めていた作業を少しづつ消化したのであります。
まずは、先日のゲームの際にメンバーから預かったG3のA3仕様のギヤクラッシュの修理。
その場(フィールド)で分解して破損箇所を確認しておき、部品は買い揃えおいたので即作業開始。
 
砕けた軸受けと、セクター、スパー、ピストンを取替えて、キッチリとシム調整して終了。
室内試射では思っていた以上にギヤ音が消せたので、これで持ち主にも喜んでもらえるかなと。
ついでにバレルとチャンバーを分解清掃して、次のゲームへ納品準備も完了。

お次は、メンバーから¥3Kで譲り受けたレプリカ「トリジコンACOG」スコープ4×32のレティクル調整。

受け取った状態ではウインデージもエレベーションも調整ができない。
確かにいくらダイヤルを回しても一向にレティクルは動かず、弾道とレティクルが10度くらいの角度で固定された状態。(´д`)
  
さっそく15番のトルクスで締めてあるネジをバラして中を調べてみると、やたらと大きいガラスにレティクルが埋め込まれてました。
これが大きすぎてボディに当たって動かなくなっていたようなので、ボディとガラスの角と両方を削ります。
またレティクル自体を支えるバネも短くてあまり機能してなさそうな感じですが、面倒なんでここはこのままでいいや。(笑
これでだいぶ良くなっているはずなんだけど、遠距離の試射ができないので次回のゲームまでこのままライフルケースに…。
う~ん、100坪くらいのシューティングレンジが欲しいぞ!

最後はVFC AKMSの謎の給弾不良。
自宅に持ち帰ってから何度かペットボトルホルダーで作ったBB弾キャッチャーでセミ、フルと試してました。
どうもフルロードしたマガジンの押し上げが弱いのが原因らしく、チャンバーの手前でBB弾が止まってるっぽい。

フルロードの場合はバネが押し広げられて給弾ルートで抵抗となる場合がある。
STAR製が弾上がりが悪いのも、そんなオチだったりするんだけど…。
マガジンを分解してみたら、自作したマガジンフォロアが給弾ルートのカーブでの滑りが悪く感じる。
試作1号のマガジンフォロアは、ちょっと造りが雑だったのかなぁ…そんで組み立てし直して、また試射するも同じ症状。(´д`)
もしかしてマガジンフォロアが原因じゃなくて、バネそのものが弱いのか?
もう一回マガジンをバラして、マガジンSPをちょっとだけ伸ばして、再度組み立てして試射するとまた同じ症状が出た。死にたい。
でもちょっとよくなってきたから、やっぱり原因はマガジンっぽいなぁ。

これはもう少しデータを取って引き続き調査を行いたいと思います。         


Posted by comosoldier  at 07:49Comments(0)銃器系

2010年02月17日

対人榴弾(笑)

最近は中華製のグレネードランチャーのカートも充実していて、ダミータイプから樹脂製の廉価版まで様々です。
しかし実際にゲームでの使用を考えるとグレネードというよりは散弾という感じで、自分を含めてゲーマーが求めている雰囲気がちょっと違うような気がします。
CAWさんからモスカートスラグが出た時にこれで何か作れないかと、数年前に押入工廠が弾頭を試作したものを見て頂きたいと思います。

それがこちら。
  

もう既に何がやりたかったかお分かりですよね。
弾頭が飛んでいった先でBB弾を撒き散らす榴弾っぽいモノです。(笑

重さは約70gで、モスカートスラグで発射可能。
BB弾は内蔵されたバネで飛散されます。
フィールドテストでは発射した先はたまたま泥の上(´д`)でしたが、ちゃんとBB弾を吐き出してました。

構造は弾道先端が地面などに当たって押されると、ボールベアリングのロックが解除されて内蔵されたバネで弾頭脚部が切り離されます。
   

弾頭脚部は、バネで圧縮されたBB弾を収納する発射装置を固定する役目をしており、弾頭脚部が切り離されたと同時に発射装置が扇状に展開されて、BB弾を開放するようになってます。
   

BB弾の装填は専用のローダー(笑)で、1箇所づつBB弾を押し込んでシアを折りたたみながら立てます。
これでシアの広がる力で扇状に展開する仕組みで、あとは弾頭脚部へカチッと音がするまで押し込んでからローダーを外して準備完了。
弾頭部から落下させない限りは安全な状態です。
   

着弾地点から半径3m程度がおおよそのキルゾーンですが、それには紳士的な自己申告も必要条件だったりもします。(笑
あとは個々の発射装置のシア形状などをもっと高精度で製作できれば、バネの強度を上げたりできるんですが、素人工作では限界を感じる部分があります。

一応は弾頭先端をウレタンスポンジで作り、万が一の事故対策もしております。
火薬や高圧ガスを充填したモノを発射しなくても構造的にBB弾を飛散させられるので、火災などの危険性は低く、壊れない限り再使用可能です。

実際に撃ってみると、さすがに70gもあると仰角をつけて発射しても134aでは10~13m程度が射程限界。
やっぱりもっと飛距離が欲しいので、中華仕様のガスでの可能性や更なる軽量化など試したい課題も残ります。
材厚を調整すれば樹脂でも十分作れるんで、どっかでプラモデルにしてくれないかなぁ。(笑
とにかく今は押入工廠のベクトルが別に向いているので、もうしばらく押入で眠ってもらうようです。
              


Posted by comosoldier  at 23:52Comments(0)銃器系

2010年02月17日

AKMSバリバリ撃ちたかった!

先日の日曜は我がチームの定例ゲームでした。
前日の雪で路面が凍結してたらゲームは中止かと恐れてましたが、人も結構集まったので定例ゲームは無事成立しました。

で、本題はAKMSのボルトストック機構の実戦テストでしたが、謎の給弾不良でゲーム使用といきませんでした。
みてみるとチャンバーの設置したスイッチを押すレバーより手前で少しちょっとだけBB弾に抵抗があったようです。
持ち帰って調べましたが再現性も無く、いまだ解決できず。
寒さで個々の寸法が変わってしまったのか? また試射に行ってみて調べたいと思います。
 

しかし不規則な給弾不良ながら撃てればCHSの伸びのある弾道で飛んでいきます。
不規則な給弾不良に気をとられて飛距離を測ることも忘れてました。(´д`)
今回はHOPの出っ張り部を5㎜までにして、抜弾抵抗と飛距離の関係も調べようかなと。
またプチトラブルも発生! ダミーボルトの衝撃でHOP調整レバーの緩みが出てきました。
まぁ大きな問題でもなさそうなので次回の定例に向けてチマチマ再調整するかな。
嗚呼、自宅にシューティングレンジが欲しい…。
   


Posted by comosoldier  at 00:31Comments(0)銃器系

2010年02月14日

神奈川でフリマですって

厚木でミリタリー系のフリマがあるとかで、知人からお誘いがありました。
正確にはウチのチームへ出店の要請があったようです。


もし出すんだったら押入工廠としても何か出してみたいですね。
出すとしたらマガジンフォロア改くらいでしょうか。
製作中のレプリカMK141MOD0は全てカスタマイズショップETR様への出荷分しかないので無理。
後はカスタムと称してイジくり倒したエアガンなんて誰も欲しくないでしょうし、本格的な装備品も持っていませんし。
自分がご提供できるのはこの辺かと。
 

どーしようかなぁ、買ってくれる人いるのかなぁ。
家族にも迷惑かけるし、イッパイ作って売れないとヘコむよなぁ。
でもいろいろな人と会えたり話ができるのも手売りの醍醐味。
個人的にはとても興味があるんですが、まだ未定です…。
    


Posted by comosoldier  at 00:10Comments(2)イベント

2010年02月12日

ベネリM3GBB

前回に引き続き、ショットガン第二段はマルイ製ベネリM3です。
と、普通に紹介するのでは押入工廠らしくないですね。
中身はエアコッキングではなく、マルゼンM1100ライブシェルブローバックです。


製作したのは平成17年の冬、オークションで安く手に入れたM3を分解してみたら案外中身が大きかったので手元のM1100の機関部と比べてみたら見事にピッタリと入っちゃう。
そこから急遽作業開始(笑)、安直ですねぇ。
どうせやるなら徹底的にやろうということで、なるべくベースの持ち味を活かして製作してみました。


まずは機関部の取り付けですが、M3のガワが大きかったので内部に1.5㎜のABS板を貼り隙間を調整。
M1100の機関部の出っ張った部分をトレースしてM3のガワに貼っていったのでガタも無くピッタリと機関部が納まりました。
ショットガンの目立つポイントの排莢口は、M1100に合わせて開口を拡げて、レシーバーが肉厚になり重量感が出ました。
本当はボルトキャッチも再現したかったんですが、強度に自信が持てなかったので保留のまま放置してます。
 

マガジンチューブはM3のなかにM1100のモノが加工無しでピッタリ入ります。(驚)
このへんも着手するきっかけのひとつでしたね。
もう「加工してください」とマルイとマルゼンが言ってるようにしか思えませんよこれは。(笑)
M1100マガジンチューブの長さの足りない部分を、M3へアルミパイプを圧入してスムーズにシェルが5発入るようにしてやりました。

M3の特徴のひとつとしてはレピーターハンドルとオートの切り替えですが、これもなんとか活かしました。
というのはM1100にも元々M870と兼用する部品がいくつかあって、レピーターハンドルからアルミロッドを介してダミーボルトを引くことができるようになっています。
これを使わない手はないですね。
レピーターハンドルを固定するロック機構ですが、マルイのモノは可動するが機能してないので、ライブ化してあります。
  

ガスの注入はグリップにあるミニタンクから。
ここからストックに内蔵しているJAC M16用ガスタンクをブースターとして経由して機関部へ。
元々ガスブロとしては安定したブローバックのM1100ですが、これでさらに安定した連射が可能となりました。
このストックの固定が最も苦労した部分で、アルミ材を削りだしてM1100機関部へ固定してあります。


重量もエアコッキングよりもだいぶ重くなり、重量バランスも本物とほぼ一緒。
反動以外は、グアムで撃ったベネリM3と大差無いように思います。
内蔵したM1100がジャンクでバラバラだったせいか、時々イサカのように下から排莢されます。(汗)
どの部品が原因かはいまだ不明で、修理できてませんがちゃんと発射&ブローバックも可能です。
いい加減、またオクでM1100を探そうかな…。
        


Posted by comosoldier  at 23:59Comments(10)銃器系

2010年02月11日

M1100CQB

今月号のコンバットマガジンを今頃買って見てます。
やっぱりドアエントリーなどでもショットガンはカッコイイっすね。
少し前にショットガンをゲーム使用でなんとかならないか、なんて考えてた時期もあって半分コレクション化してしまっているショットガンがあるのをすっかり忘れてました。
今日はそのホコリを被ったショットガンを少しご紹介させてください。
 

マルゼン製M1100フォールディングストック純正メタルレシーバーベースのCQB仕様です。
メタルレシーバー、トリガーガードはマルゼン純正でプラバレルまで同じメタルフィニッシュで塗装されています。
アイアンサイトが無いんで探しているんですが、安くて良いモノが無くって困ります。
ここにもピカティニーレイルが欲しいところです。
 

マズルハイダーは実銃用と言われて買ったモノ。
なんと樹脂製ですが、実用性はどうなんでしょうか。
下側には申し訳ない程度のピカティニーレイルが付いてます。
 

肉厚な金属レシーバーに薄くヘアラインに表面加工されていて、とても雰囲気があります。
この眺めが堪りません。
 

側面にはシェルキーパーを取り付けています。
タクティカルロードする際にはここが一番使いやすく感じます。
 

ガスは実銃用のストック内にタンクを内蔵させてます。
ガスタンクはJAC M16用を仕込んでおり、当初はバルブのガス漏れに苦労しました。
前に見たピストルグリップタイプのストックを使ったドアブリーチに感動して、なんとかカタチにしました。
 

今でもインドアの時にはこれを持っていきます。
シェルには0.12gより軽いサンセイ黒BB弾を6発詰めて使っていますが、ほどよく散弾してくれて相手にもちゃんと撃たれた充実感(笑)を与えることができます。
時々発生するストーブパイプも、ゲームの緊張感を増してくれるスパイスですね。          


Posted by comosoldier  at 23:59Comments(0)銃器系

2010年02月10日

Σ(゚Д゚)ガーン!

YAHOOオークションに出品していたレプリカMK141MOD0カスタマイズショップ ETR 様でお取り扱いしていただくようになりまして、すでに材料を上回るほどのバックオーダーを賜りました。
自分もなんとか早くお届けできるようにチマチマと製作をしております。

今日もレジンキャストでヒューズ部を作ってたワケですが、最後の脱型をしようとちょっと焦って作業していました。
シリコン型もちょっとくたびれてきていて、だんだん脱型しにくくなってきてたんですが、ちょっと強めにシリコン型を拡げていたら、メリメリと嫌な音。
剥がれている音だと勘違いして、もう少し型を拡げながら側面を覗き込んだら…Σ(゚Д゚)ガーン!


シリコン型が裂けてました。orz
幸いにもディティールに影響の無い部分で裂け目が止まっていたようで、補修すればまだ使えそうです。
剥離剤スプレーが足りなかったのかなぁ? やっぱりケチケチしちゃいけませんね。
今からまた型をおこすには時間が無いし、もう無理は出来ないな…。
でも品質第一の押入工廠ですから(笑)、今のうちに型枠を用意しておこうかな。

なんだかいつも自分で仕事を増やしてる予感…。   


Posted by comosoldier  at 00:25Comments(2)装備品 他

2010年02月07日

完成!AKボルトストップ

この前にも経過報告したAK用のボルトストップシステムがほぼ完成できました。
色々とアイディアを試みては失敗に終わってを繰り返してたので、嬉しいよりは「終わった」というのが正直な気分です。
 

これまで失敗していた原因はマガジンから銃本体へどうにかすればという事を考えてましたが、別にボルトキャッチも無いAKですからチャンバー自体にスイッチを仕込む方法に切り替えました。
でもまぁこれからがまた失敗ばかりだったんですけど。


ベースはVFC AKMSの押入工廠仕様、FETを搭載してるのでチャンバーの給弾ルートへスイッチを設けてBB弾が無くなるとFETの信号をカットする構造。
主な使用材料は小型タクトスイッチ、ミニッツレーサー用の小型コネクター等。
  

まずはチャンバーの給弾ルートにタクトスイッチを取り付けする為の4φの穴を明けてから、細長い縦穴を空けます。
まともに給弾ルートへスイッチを設けた場合に、スイッチが抵抗となり給弾不良が間違いなく発生し、マガジンがBB弾を押し上げる力ではタクトスイッチを動作させる事ができません。
今回は小さなレバーを介して押させることで解決できました。
チャンバーは難接着素材なので、プライマー付きの瞬間接着剤でタクトスイッチを直接仮止め接着し、その上から薄いプラ板でタクトスイッチを押さえつけてます。
最後に熱収縮チューブで包んで、全体をホコリなどから保護して完成。
   

ミニッツレーサー用の小型コネクターはタクトスイッチに取り付けて、分解する際にFET配線からチャンバーを分離することでメンテナンス性を損なわずに済みます。
また直結配線へ変更することでスイッチ自体をキャンセルすることも可能になります。
  

スイッチの位置がメカボ側の隙間3~4㎜になるので、マルイのチャンバー形状であればほとんど機種で同じ方法で設置が可能です。
当初は純正マガジンスプリングのBB弾を押し上げる力が弱いので、タクトスイッチが反応してくれなくて苦労しました。
専用マガジンを作るのは簡単ですがゲーム中にマガジンを借りたりした場面で撃てなくなるのではカスタムの意味がありません。
結局、押し上げ力が弱いマガジン対策について完全でありませんが、特殊な加工をしないでノーマルマガジンを使えるようにはなりました。
実は先にご紹介したマガジンフォロアもAKボルトストップの為に作ったのです。


このVFC AKMSはCHSと合わせて、初速向上の調整をしたのちに実戦投入で性能評価をしてゆきます。
大体のコツを掴めたので、落ち着いたら自分の他のAKにも搭載してみたいと思います。
興味のある方にはご質問にお答えいたします。             


Posted by comosoldier  at 21:02Comments(6)銃器系

2010年02月06日

CHSの作り方

CHSの作り方

よく考えてみたらCHSの作り方ってをテキストだけで説明してました。
別に誰からもリクエストは無いですが(笑)、ちょっとここで解説いたします。

ちょうど香港からSHOOTERのシリコンHOPパッキンが届いたので、これをCHS加工します。
初めて使うパーツなのでさっそく検品から始めます。

ノーマルのパッキンよりちょっと短めなところ以外が概ねマルイ純正と同寸法。
硬度は65度とマルイノーマルより少し硬質で、摩擦係数の高いシリコンゴムがCHSにどんな影響を与えるのか楽しみです。
BB弾の入り口はやや小さめで気密性向上が期待できそうです。
  
以前に購入したライ●クスと比較してみます。
ライ●クスのパッキンはBB弾の入る部分が偏芯していてとても使う気にもなれませんでしたが、これはバリも無くて綺麗です。



もちろんそのまま使う気も無いので、加工するべく裏返しちゃいましょう。
裏返したパッキンはバレルに被せて、HOP窓の大きさに合わせてカットする位置を決めます。
 
今度はバレルの銃口側へパッキンを被せ直して、デザインナイフなどで不要な出っ張りを切り取ります。
この時にパッキンに穴を開けないよう注意が必要です。
  
あとはバレルのメカボ側へパッキンを被せ直して、HOP窓の中心に出っ張りが来るように調整して完成です。
自分はおまじないとして、グルっとシールテープを1周させておきました。


今度はバレル側の加工です。
バレルの加工はHOP窓の面取りがメインで、角を削るだけで十分です。(CHS考察 その3レシピ編 参照)
このバレルはその昔に実験的に大きく削ってしまったものなので、あまり参考にしないでください。(笑)

バレルに裏側にはHOPパッキンの逃げ加工を施してます。
HOPパッキンを削り落とす場合にはこの加工は不要です。

今度はアルミテープを貼るので、バレルのHOPパッキン側のよ~く脱脂します。
 
今回用意したのは、アルミテープ3㎜×6㎜を2枚。
クッションゴムと比較しても小さいですが、もっと器用な方であれば2㎜×5㎜のほうがいいみたいです。
  
バレル下端の溝から左右均等になるようにテープを貼ります。
この時に内側の位置を先に決めてから、外へ貼り拡げてゆくようにすると綺麗に貼れるようです。


これまで色々とCHSを試しましたが、CHSはゴムとBB弾の接点が線で接触するのでHOPダイアルが弱く設定されていても意外とテンションがBB弾に加わってるようです。
もしかすると流速チューンのようにBB弾を弾き飛ばすようなカスタムとの相性がいいかもしれません。
押入工廠ではもう少しCHSの可能性を調べて見たいと思います。              


Posted by comosoldier  at 11:20Comments(6)銃器系

2010年02月03日

CHS考察 その3(レシピ)

先日のブログで興味津々さんからレシピのご希望がありましたので、今回はSPRのCHS(センターホップシステム)をご報告します。
いつもこういった作業は思いついて一気にやってしまうので、写真を取り忘れちゃうんですよね。
折角の申し出ですし、自分の作業記録にもなるので、SPRのチャンバーを取り出して分解するという手順となりました。


まずはいきなりバレル周りから。
 
元々がマルイ純正の中古HOPパッキンを加工してます。
気休めとして、ハサミで5㎜ほど切っておいてシールテープで巻いて気密漏れ防止と回転止めをしています。


 
見えにくいですが、HOPパッキンを加工したのは5㎜切り詰め加工の他に、HOP窓の長さに合わせてHOPパッキン下側の長い出っ張りをデザインナイフ等で切り出してます。
それを逆さまに取り付けてHOP窓から出てくるように加工したのがCHS(Center Hop System)です。
これまでBB弾の進行方向とHOPパッキン接触部が直交してたものをBB弾の進行方向とHOPパッキンが同じ方向になり、BB弾とパッキンの接触時間も増えるというわけです。
今回は本来のHOPパッキンの出っ張りは切除しており、バレル側への切り欠き加工はしてません。


 
このバレルはマルイ純正AK用で、今回はHOP窓の角を落とす程度としてみました。
本来は「電気なまず」の為の加工で有名でしたが、自分は接触しない部分まで広げてしまうのは疑問だったので。
予想どおりHOPパッキンがバレル内に落とし込めればこれでも十分なので、余計な加工も最小限度となります。


 
バレルのメカボ側に、幅2㎜ほどのアルミテープを貼ってあります。
もっと狭い幅でも機能するはずですが、剥がれ防止で幅広にしました。
写真では分かりにくいですがCHSとアルミテープでBB弾が3点支持となるようになり、BB弾はバレルはほとんど接触しなくなりました。
このアルミテープの位置が微妙で、実際にBB弾を入れてバレルの下端の切り欠きより左右対称となるように位置を出して貼りました。

 
HOPチャンバーはシステマメタルをノズル長にあわせてメカボ側を2㎜ほど切り詰めて、さらにテイクダウンさせるように給弾ルートを分離しています。
ノズル自体もパ●山ノズルのような仕切りを入れたりしてノズル長不足を補っていますが、CHSではあまり気にならなくなりました。
HOPクッションラバーは前から使っていた電気なまずの黒をそのまま使用、チャンバーにも開口を拡げる加工を施しています。

遠距離射撃を狙うにはBB弾の選定も重要で、重量BB弾は不可欠と思われます。
特にG&GのバイオBB弾0.28gは秀逸で、自分はしばらくこれ以外のBB弾を使う気になれません。
面白いオマケとしてこのBB弾にしてからBBローダーの調子まで良くなりました。

同じ仕様で作っていただいて同じ結果が出る保証などありませんが、予想以上の成果を実感したのも事実です。
とにかく多くの方に体感してもらって、さらに飛距離や集弾性向上の結果が出せれば1J規制なんて怖くありませんね。
定例ゲームで他の参加者が届かない位置から狙撃ができる快感を、多くの方が味わえることを願います。         


Posted by comosoldier  at 10:02Comments(4)銃器系

2010年02月02日

CHS考察 その2

相変わらず副業の会社員が忙しくて、本業のエアガンいじりができないcomosoldierです。(笑
先週末にSPRのCHSをちょっとだけ仕様変更して試射してきました。


仕様変更なんていってもバレルをAKノーマルバレルに面取り程度のHOP窓加工、元々ついてる電気なまずにCHSの基本仕様。
で今回は集弾向上を狙ってチャンバー側にアルミテープを貼っただけで、初速はG&Gバイオ0.28gで変わらずの70m/s前半。
とりあえずこれで弾詰まりとか無く、ちゃんと撃てるかな?と言う程度。
データ取りは今度のゲームの合間すればいいやと、大した準備もしてゆきませんでした。

早速撃ってみると、弾道は9倍にしたスコープのレティクルのセンターへまっすぐ飛んでゆき、失速直前でほんの少し浮き気味になってから落ちてゆく。
飛距離のほうは…前より少し伸びてる感じ?
考えても仕方が無いので帰宅してからYAHOO地図の航空写真で推定飛距離を調べると、65m?
いやそんなハズは無いと甘く見積もっても60mは飛んでるっぽい。

ここからは推測ですが、アルミテープでバレルとの接触面積が減ったのか、作用点の位置がBB弾の中心近くなったせいか、バックスピンが強く掛けられるようになった…じゃないかと。
ということは、さらにバックスピンを強くなるようにすればいいのか?
HOPパッキンとBB弾の接触面を番手の細かい耐水ペーパーで水研ぎしたりすればいいのか?
バレルの底面をピカールで鏡面にしたほうがいいのか?
面倒だから両方やっちゃおうかな。(笑

必要なのは、ある程度の安定した初速と無理の無い強いバックスピン…このへんかもしれませんね。
肝心の命中精度は…どうだったっけ?(笑
とりあえず自分は、気になっていた中華HOPパッキンのシリコン製 硬度65をポチってきます。

  


Posted by comosoldier  at 08:02Comments(2)銃器系