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Posted by ミリタリーブログ  at 

2010年08月29日

WA系GBB M4もCHS化 その2

今回は、前回と一緒に届いたELEMENT製ローディングノズルセットを組み込みます。
AGM M4のローディングノズルは白い樹脂でなんだかとても目立ちます。
さらに今回はちょっとした加工を施して、様々な問題点を解決させたいと思います。
  


先日組んだチャンバーを本体へ仮組みして、先日購入した黒いエンジン部の密着状態を確認します。
AGMはアッパーレシーバーとバレルソケットが一体なんでエンジンとチャンバーの噛み合い具合がよく見れません。
なのでエンジンを指で押し込んで、HOPパッキンが押される感触で確認。
するとやっぱりボルトのノズルが長すぎるらしく、HOPパッキンの入口を押し潰してました。
ノーマルチャンバーと比較してもパッキンの位置関係に大差は無いのでローディングノズル側の問題と思われます。
 


ノズル部は少し加工しづらい部分ですが彫刻刀などで慎重に削っていき、ヤスリと耐水ペーパーで切り口を整えました。
測ってみると4㎜あったノズル長を2㎜にすればちょうどHOPパッキンに押したあたりで止まります。
これでパッキンとノズルが密着できたのがわかります。
 


またマグナエンジン内でフローティングバルブを押しても全閉となりません。
本家のコピーなので恐らく本家も同じだと思うんですが、フローティングバルブのストロークが短いので発射ガス圧が上がる前にバルブが閉鎖されて弾ポロが発生するんじゃないかと。
フローティングバルブの「逃げ」がローディングノズル内に無くて、フローティングバルブのある位置まですべて同じ内径。
ガス流量の多い機種ですからフローティングバルブのコントロールが肝なんでしょうね。
 


フローティングバルブのツバ部分までが入るように内径に段付きで内径拡大の加工を施して全閉となるように、エンジンの後ろ側から直径5~5.5㎜のドリルビットで序々に手作業で切削。
これでフローティングバルブの通るガスルートを拡張して、フローティングバルブが全閉できるように加工しときました。
切削深さは5㎜もあればフローティングバルブを全閉することができます。
さらにエンジン内のガスルートも紙一枚分程度をヤスリで面出ししたので、ここでもフローティングバルブのストロークが伸びてるはずです。
これでマグナブローバックの特徴であるフローティングバルブの突き出し量もかなり増えたので、弾ポロ対策が期待できます。
 


一通り組み上げてエンジン周りを眺めてて、今まで気付かない部分もありました。
アッパーレシーバーを裏返してみてボルトのエンジン部分を観察してみると、ボルトキャリアが前進しきった位置でもマグナエンジンはバレルソケットまで指で動く1㎜ほどの遊びがありました。
ノーマルではローディングノズルが長いのでこの状態でも気密漏れは起きないんでしょうけど、上記のフローティングバルブのストローク不足はここにも原因があるのかもしれません。
もしかすると本家もこのへん問題なんでしょうかね?
 


ボルトキャリアとマグナエンジンは引きバネで密着した状態なので、ボルトキャリアより1㎜ほど前に出す必要があります。
自分はボルトキャリア内に外径15㎜ 線径1㎜のOリングを入れてかさ上げしてみました。
組んでみるとボルトキャリアの前面とエンジンの前面が揃うんですねぇ、もしかしてこれって本来の姿なんじゃ…。('A`)
ボルトキャリアを本体へ戻してみてもレシーバーと変な隙間も無く、バレルソケットに密着した状態でフローティングバルブもBB弾を装填状態で大きく開くようになりました。
  


そして本家にもあるようですが、給弾の際にBB弾が跳ねてしまいボルトの上に入り込んでしまって撃てなくなる場合がありました。
対策としてローディングノズルの下のBB弾をマガジンから押し出す部分を1㎜ほど削ってBB弾を拾い上げるタイミングを遅らせてみました。
バレルソケットへエンジンのが閉鎖させる隙間が狭くなったタイミングでBB弾をマガジンリップから押し出せば、必然的に他へBB弾が転がり出る心配は無くなるわけです。
あとオススメの加工として、エンジン側のガスルートの面取りがあります。
特に前進する面のR加工は、マガジンガスルートパッキンの保護とエンジン側がガスルートに引っかかってジャム予防にもなります。
 


最後に初速のチェック。
なんかの付属の0.2gで96m/s・・・エアコンの効いた部屋で225㎜のバレルでもギリギリでした。
1マガジンを撃ちましたが弾ポロは無し!
これだけ出ていれば気密も心配ないんで、もう少し初速調整して外装も換えたりして。
 


WA1911もまだ試射できてませんので、共に試射してきたいと思います。
やっぱり70mレンジが欲しいなぁ。

  


Posted by comosoldier  at 21:04Comments(0)銃器系