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Posted by ミリタリーブログ  at 

2010年11月20日

エアガン 100mへの道(バレル考察 1)

先日の試射では弾速がうまく測れず参考程度の結果にしかなりませんでした。
これでは困るので、ナケナシの小遣いでX3200を購入しました。
 

まずはX3200で改めて初速計測します。
PSG-1は適正HOPで0.28gで約78~80m/s。
ギリギリでしたが見当通りに納まる数値です。
 

M4のほうは0.28g適正HOPで77m/s台をキープ。
自分でも驚くほど見事に安定した数値でした。

ちなみにバレルスペーサー(アウターバレル)後付の状態で、僅かに平均初速が落ちました。
M4は少しエア不足なのかもしれません。


ややM4のほうが初速は低いですが、試射での飛距離には5m以上の違いがありました。
短いインナーバレルでにフルサイズシリンダーの組み合わせが良かったのか、ルーズバレルの効果か…。

ノーマルHOP窓加工230㎜+ラージボアバレルスペーサーのM4 CHS-2仕様。
ルーズバレル+ラージボアバレルスペーサーのPSG-1 CHS-2仕様のこの2挺。
試射の結果はルーズバレル450㎜+ラージボアバレルスペーサーのPSG-1がもっとも良く飛んでいました。
この2挺の飛距離の違いはシリンダー容量だったのではないかと推測してます。


ルーズバレルには多くのエアが必要なはずです。
PSG-1の長いシリンダーでその分は確保できていたはずで、ラージボアバレルでの滑空部分はBB弾が無駄にバレル内で衝突させずに送り出す為の通路のみの効果だけになったと思われます。
さすがに内径7㎜ではフローティング効果は少なさそうです。


さらにエア不足を補うべく短いバレルにしていますが、初速は長いノーマルバレルと同じくらいになりました。
まだ推測のレベルですが、空気がBB弾を追い抜いていく際にBB弾の前に負圧が発生して吸い上げられるような現象があるようです。


今度M4もフルサイズシリンダーへ換装して計測してみようかと思います。
初速は落ちると思うので、少しだけ初速調整してみて今の飛距離がどうなるか。
またM4アッパーをSPRに組んでみたり、SPRのアッパーをM4が組めるので、また違うバレルも試せそうです。
  


Posted by comosoldier  at 02:28Comments(4)銃器系

2010年11月11日

自由研究の時間

先日の試射ではちょっと消化不良なM4でしたが、こんなことでは挫けません。
今温めているのはM16系のボルトストップ改良版です。
自分は機械屋さんでは無いんで、CADもフリーお絵かき程度ですが。


基本的な仕組みはAKMSで使ったマガジンフォロアを利用して、本体に内蔵されたFETの信号をタクトスイッチでコントロールするというもの。
AKMSと原理はいっしょですが、大きな違いはAKMSはBB弾の通過を検知していたのに対し、M16系はマガジンフォロアでマガジン内のレバーを動かして本体のカムを経由してマイクロスイッチを動作させる仕組み。
どうしてもボルトキャッチを動作させる都合で構造が複雑になりがちです。

なるべくシンプルな構造で、マガジンの加工も最小限、もちろん他の純正マガジンも使えないと困りますし。
GBBのようなガキーンとボルトストップは期待できませんが、弾切れしても空撃ちされ続ける電動ガンが許せないんです。
こんな自分ですから生暖かい目で見守ってあげてください。
成功できたアカツキには89式などにも応用させてみたいんですけどねぇ。

結論からすれば「次世代買えよ」で終了してしまうんですが、それは言わない約束ということで。m(_ _)m



  


Posted by comosoldier  at 08:02Comments(2)銃器系

2010年11月08日

実験的バレルカスタム

飛距離アップをメインに今までCHSという手段でHOPパッキンの改良に取り組んでまいりました。
その銃のほとんどがインナーバレルにノーマルバレルを使用してきました。
理由は単純にあまり不満を感じるところも無いし、加工も心置きなくできるというのも大きかったですね。
目標としては飛距離アップを重点項目として、CHSに合ったバレルのチョイス、またカスタムを模索してゆきたいと思います。


今回のベースはPSG-1を選択。
インナーバレルはアングス6.1アルティメイトテフロンバレルを、CHS-2ごとSPRから取り外して移植。
理由はPSG-1のシリンダーからくる大量のエアでルーズバレルのエアロスを補いながら整流効果を高め、バレルから射出されるBB弾に追い風を作るという趣旨。
銃口外加速というよりはBB弾の受ける空気抵抗を少しでも軽減させられるのか、などを実験してやろうかなと。
SPRの方にはいずれ別の物を考えているので、ブツが届くまではしばらくお休み。
   


インナーバレルのチャンバー側にアルミテープを幅2㎜、長さ10㎜程度に切り出して「ハ」の字になるよう貼ってあります。
BB弾をバレルの中央へ送り、バックスピンの邪魔にならないように、内側に行くにつれて広がるように、SPRへ使った時のままです。
  


そして、PSG-1にもボアアップバレルを導入。
まだハッキリとした効果が出た訳では無いんですが、なんというか上手くいくんじゃないかと。
作業はネジ込みされているマズル部品へ、前回も登場した外径8㎜ 内径7㎜のアルミパイプをハンマーで叩いて挿入します。
どうゆうわけかキツキツで入っちゃうんですねぇ。
そしてアルミパイプの長さを測りながらピッタリとインナーバレルと突き合うように切り出しておきます。
に線径0.5㎜ほどのOリング入れて、純正バレルスペーサーで挟み込みます。
最後にマズルへ慎重にネジ込んでアウターバレルに戻して完了です。
   


そして個々を組み立てて完成です。
銃口を覗くと、インナーバレル手前に段差が見えます。
ここまでは大きな加工も必要としないので1時間もあれば終わる作業でした。
そして初速は0.28gで平均して80m/sちょっと。
ちょっとギリギリで怖いのですが、試射の弾道を見て調整しようかなと。
  


で、やっと本日フィールドにて試射。
ほぼ無風だったので早く試射したかったんですが、その前に弾速計で初速確認、ん?10m/sくらい落ちてる…。
気を取り直して100発ほど撃ってみた感想は、初速低下で飛距離はイマイチですが集弾は結構いいかもです。
ブシュネル レーザーレンジファインダーで標的としている600Φの鉄板までの距離はやや撃ち上げの位置で62m。
弾道はやや山なり弾道ですがヘッドショット+α程度は可能な集弾をしてくれました。
セミオートだけなので集弾は安定していましたが、CHS-2になって確実に集弾は向上したようです。
初速をもう少し調整し直したらもっと逝けそうな予感…。
 


そんでM4も持ち込んだので、こっちはセミ、フルの集弾を確認。
マガジン1本目の途中でバッテリー切れ。('A`)
飛距離は、わずかに照準に仰角をつけて撃つと鉄板に届くので水平では50m台と言うところ。
ちょっとだけ撃てたフルでも600Φに全弾命中していたので、ボアアップバレルの効果かも!?
初速を確認しようとしたら弾速計の表示が消えちゃったんで画像がありませんが、これも下がっていて68~72m/sくらいでした。
まだM4はシリンダーを変更してないので、フルサイズシリンダーへ変更して初速調整したらノーマルカット230㎜バレルでも逝けるんじゃないかな~なんてちょっと期待しちゃいますね。
 


ここまでのバレルの実験は、実は流速チューンの特徴からいいところだけを応用した実験でした。
お次はSPRに、また違うインナーバレルを手配中であります。
こちらも期待しないでお待ちください。m(_ _)m



  


Posted by comosoldier  at 00:16Comments(4)銃器系

2010年11月03日

無知との遭遇 完結編

元々はKSC Cz75 Sys7を入れるホルスターが欲しいという安易なところから始まったこの話。
米国での店探し、商品知識の向上、転送業者さん探し(←今ここ)と次第に目的に近づきつつあります。

今回はインポートスクエアさんに荷物転送をお願いしました。

そしてついに本命の商品が届きました!
中身を確認すると見慣れたビニールのバッグに入ったブツが鎮座してます。
 

品番は注文通りです。
相変わらず取扱説明書は本体にネジ込んでありました。
 

KSC Cz75は問題無く入りました!
ハンマーダウンの状態で納まっています。
 

これが入るなら、東京マルイ製のこちらも…。
ちょっとキツ目ですが、ロックの掛かる位置まで入りました!
やったー!キタコレ、カッケー!!
 

さっそく今度は自分にフィッティングしますが、レッグベルト長すぎ。
Fatなヤンキー向けとなっておりましたので、到着したばかりのSAFARILANDを切ります。
銃の次に入れたのがハサミとは。('A`)
切り取ったベルトの小口は、ほつれ防止でライターで軽く炙るとナイロン繊維が溶けて固まります。
 


使用感は「さすが」のSAFARILANDですねぇ。
なんというか、この安心感はCQCには無い感覚なんですよねぇ。

今年はいろいろと勉強代を払って経験できました。
また来年はもうちょっとお利口さんになりたいもんです。



  


Posted by comosoldier  at 03:07Comments(2)装備品 他

2010年11月02日

なんちゃってボアアップバレル

先週末からの台風の接近で自主的に自宅軟禁してました。

インナーバレルの交換というと自分は命中精度の向上などを連想してしまいます。
飛距離向上を謳ったインナーバレルはあまり印象がありませんね。
同じ条件で社外インナーバレルの集弾比較実験なども頻繁に行われており、HOPチャンバーも同様でした。
CHSで飛距離を伸ばすことが確認できたので、今後はインナーバレルも飛距離の観点で見直す部分があるように思います。


まずはお手軽カスタムとして、インナーバレルのスリーブ追加です。
最近ではKM企画「ラージボア エクステンション」なる商品が出されております。
しかし遡る事10年数程前のコンバットマガジンには原案と同じカスタムが掲載されておりました。
当時の各社カスタムバレルの誌面グルーピング対決で結局もっとも好成績だったのが、当時の質の悪いバイオBB弾用「ANGSつまらんバレル」が最小とされていました。
しかし番外編として乗せられていたノーマルバレルにスリーブを被せたものが、つまらんバレルより若干グルーピングが良かったのです。
当然理由について誰からも説明などありませんでしたが、当時からルーズバレル、スリーブ取付は効果が確認されていたカスタムでした。


今回はCHS-2仕様M4(インナー10.5吋)の後付アウターバレルにアルミパイプを挿入して、なんちゃってボアアップバレルを作ってみます。
目的はバレル出口の整流効果による飛距離UP(したらいいなっていう程度ですが)、と副産物として命中精度の向上でしょうか。


用意したのは外径8㎜ 内径7㎜のアルミパイプ。
インナー先端からマズル手前までを採寸し、パイプカッターで切り出します。
マズル側の小口には大きくテーパーをつけましょう。
 


アウターバレル内径が9㎜近くあったので、アルミテープで直径を調整して軽く圧入できるようにします。
これだけでインナースリーブ付アウターバレルの完成です。
 


とりあえずBB弾がスリーブに当らないかの確認で試射。
 


写真にはありませんが試射には、SATマガジンの付録だったペットボトルホルダーにタオルを詰め込んで、そこへ弾速計の通過した弾を受け止めてます。
セミ、フルと撃ってみてもアルミパイプなどにBB弾の打痕も無いので、まっすぐに通過してくれた様子。

初速は0.28gで78.2~78.4m/sということで、前に測定した時よりちょっと落ちたのはCHS-2のせいかな?
う~んガッツリ試射したいぞ~!





  


Posted by comosoldier  at 01:52Comments(2)銃器系