2011年06月25日
SPRのHOPを小改修
今度の定例ゲームに実戦投入予定のSPRのHOPパッキンにも手を入れてゆきます。
よく読んでくださってる方はご存知のCHS(センターホップシステム)と勝手に名付けたカタチ。
いわゆる長掛けHOP方式で、最近はショップカスタムを含めていろいろと研究されていますね。
これまではゴム形状、種類を試してもみましたが、まだちょっと決め手に欠ける感じ。
そこで基本に立ち返ってみることにしました。
まずは恒例のHOPパッキンを裏返して、HOP山を良く切れるカッターナイフ等で綺麗に削り落とします。
そしてHOPパッキンの回り止めの直上の位置へHOPゴム素材を4㎜×1.5㎜程度で切り出して瞬間接着剤で貼り付けて完成です。
万が一に接着に失敗してもカッターで削ぎ落として、また作り直せばいいと思います。
今回はこの他に少し実験を施していますが、良好な結果であればご報告します。
チャンバー側の押しゴムですが、縦長HOPのCHSに合った形状ということでΦ3の硬度6~70程度のゴム紐を半割りして作りました。
ゴム紐がハまるように押しゴムを押すレバーの受け部分をタテに削ってあります。
削り過ぎによるHOP不足や角度を付け過ぎたことによる弾詰まりに注意しましょう。
ついでにノズルもファイアフライ「でんでんむし」へ交換。
このパーツのお陰でBB弾のセンター出しの不安から幾分か開放され、CHSとの相性もいいのでオススメなパーツです。
インナーバレルは前のままのPDI6.01バレルで長さ229㎜くらい(失念)で、アウター内を滑空させてます。
理屈は説明できませんが、これまでの仕様と比べても左右へのばらつきが小さくなり初速も心なしか安定します。
ほんの少しだけ試射した感想はこれまでと比べて劇的な変化はなさそうですけど、ゲームで終日酷使しないとわかりませんね。
なんとなくですがインナーバレルを変更したらまたちょっと面白そうなんで検討中です。
飛距離アップの方程式は難解であります・・・。
2011年06月17日
BoltStopSystem for SPR
副業のサラリーマン稼業で余計な仕事が増やされたcomosoldierです。
従来型電動M4でのテストで、なんとかボルトストップ機構の目処がつきました。
先日の定例ゲームではボルトキャッチレバーの一部パーツがゲーム中に脱落して不安になりましたが、ボルトキャッチが使えない以外はAKと同じ撃ち切ったら止まるだけでちゃんと撃てました。
しかし単純で生存性(壊れて使えなくなりにくい)を優先した構造のおかげで、いきなり使えなくようなトラブルも無し。
やっぱりマグチェンジでボルトキャッチを叩くボルトリリースの動作は楽しい機能ですよねぇ。
そこでお次はSPR MK12MOD1にもボルトストップ機構を組み込んでみます。
元々、ボルトストップの試作を付けてましたが、マガジンへの大幅な加工を必要とするものだったので機能を半分殺していました。
またどこかでこのギミックが活きるその時まで、押入工廠で長い眠りにつきます・・・。
当然SPRのマガジンもM4と共用でマガジンフォロアを追加するだけで、他の従来型電動ガンとも共用可能となります。
基本構成はM4と同じくSYSTEMAレシーバー上下ですがチャンバーまでの給弾部分はメタルを加工した金属製。
加工は大変ですがこっちのほうが強度が高いので思い切って加工できます。
あくまでテイクダウンに拘ってこの仕様にしてましたが、このボルトストップ機構でも大いに役立っています。
ここでの加工はM4でもやった「ブレッドセンサー」でマイクロスイッチを押す仕組み。
前回はこの給弾部分の固定にてこずりましたが、メカボ先端のビス止め部にクサビ状に食込むようにしました。
接着やビス固定などはしないで、なるべく手で分解できる構造を優先しています。
耐久性も、よほど激しくマガジンを叩き込まない限りは問題無いと思われます。
「ボルトキャッチリンクレバー」は「ブレッドセンサー」との取合う部分の形状を見直し、より単純な構造に。
この形状にはいろんな理由がありますが、確実に動作してかなりシンプルになり、副産物として分解がしやすくなりました。
リターンスプリングは「TYR SPRING」にて別途オーダー品でしたが、もう少しバネレートを強めでも良かったかも。
固定にはM4でも作ったSUS板のクリップ状のもの。
あらかじめに個々の部品を加工しておいたので、調整しながら組み立てでも予想より早く完成しました。
室内での試射ではボルトストップは100%ですが、さらにゲームに投入して動作性を確認したいと思います。
さらに、次回定例までにSPRのCHSもさらに作り直したいと思います。