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Posted by ミリタリーブログ  at 

2011年10月05日

Vノズル 実験中

最近は預かった人の銃にまで勝手にCHSを乗せてます。
CHSの加工に際してもっとも注意していることは、加工の精度です。

BB弾がバレル内の中心に来てもCHSが曲がっていたらイビツな逆回転をBB弾に与えてしまいます。
そしてCHSの加工が上手くいったとして次に気になるのが、ちゃんとBB弾はバレルの中心へきているのか?ということ。
CHSの摩擦面のところまでBB弾が押し込まれる際に、わずかコンマ数ミリ左右に逸れて装填されることがあっては真っ直ぐな逆回転を期待できません。

ファイアフライさんの「でんでんむし」はその問題を見事に克服するアイテムです。
この「でんでんむし」とタニオコバのツイストバレルのおかげで、自分のSPRは申し分ない弾道を実現できました。
BB弾がバレルのほぼ中央に装填され、CHSは逆回転をコントロールするだけになります。
つまり理屈としては縦軸と横軸のコントロールとなるので、弾道の管理はずっと分かりやすくなると思います。
唯一残念なことは「でんでんむし」はCHSの為に作られたものではありません。

まぁ、実際にはBB弾の精度で大きく左右されるでしょうし、射手の技量も要求されるでしょう。
ここからが本題となりますが(笑)、ではバレル中央にBB弾を配置するにはどうすればいいでしょうか。
自分は電動ガンではノズルがこの仕事の担当だと思います。
本当はバレルにこの機能があれば最高なんですが、形状や大きさの異なるBB弾ではバレルで対応するにはかなり難しいでしょう。
命中精度の観点ではインナーバレル内は真っ直ぐで、BB弾に変化を与えにくいルーズボアとHOP周りであることが理想じゃないでしょうか。


自分なりに理想かなと思ったノズル形状を作ってみました。
  


通常よりやや長く先端が広角V型なので、Vノズルとでも呼んでおきましょう。
給弾を邪魔しないでBB弾を中央に押し出す形状。
もちろん気密などノズルとしての必要条件は失っておりません。
しかしチャンバーの形状によっては作れないタイプもありそうですね。

チームメイトの許可を得て、モニターとして銃にVノズルを搭載させてもらいました。
しばらく使っていただいてみて、効果が薄ければ元に戻す約束です。
どのような反応を貰えるのか今から楽しみであります。

いろんなものを作ってみてますが、素人加工なもんで精度良く作るのってホント大変です。
やってみたいことは沢山あるんですけど、素人の工作技術を超えちゃうものばかりで諦めてるものも・・・。
何方様かカスタムパーツとして販売してくれませんかねぇ。w
  


Posted by comosoldier  at 01:02Comments(0)銃器系