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Posted by ミリタリーブログ  at 

2011年10月14日

M249 さっそく修理

先日、実戦投入前にCHSがモゲてしまったMINIMIですが、モーター固定やHOP弾道改善などの課題に着手します。



さっそくメカボを取出して、モーターのガタを確認。
指でモーターを押すと、お尻を振るようにエンドベル側にガタが出ていました。
上下方向はアルミテープで調整することでガタを解消できてましたが、左右方向の大きなガタつきは調整しきれてなかったようです。
この個体ではアルミテープを貼っていた面に更に0.5㎜のSUS板を入れてカサ上げしてベベルとの噛み合いが適正になりました。
もしかするとまた撃っているうちに音が大きくなってモーター位置の調整が必要になるかも。
ピストンの無い状態で指でギヤが回る程度で、空撃ちでも普通の電動ガンくらいのノイズに納まりました。



そしてA&K MINIMIの鬼門とも言えるチャンバー周りへ。
まずはインナーバレルやパッキンの位置確認。
マルイ製HOPパッキンを奥までバレルで押し込むと、HOPパッキンがチャンバーの給弾口まで入ってしまいます。
付属のバレル固定部品は凸型でバレルが少し後退した位置で、専用HOPパッキンが必要となるワケです。
これをバレルストッパーの切り欠き溝をチャンバーのスリット奥側の位置に合わせると、給弾口の手前でHOPパッキンが止まります。
バレルとHOPパッキンの位置はここがベストみたいですね。
 



ここはマルイ純正M16系チャンバーのバレルストッパーを加工して取り付けました。
HOPパッキンは弾ポロや2発給弾防止に、給弾部分が鬼のように硬いライラックス製ハードパッキンが相性がいいみたいです。
当然CHSに加工済み。
   



もうひとつの問題がHOPパッキンを押す構造。
HOPの効きが悪いのは、長さ寸法が足りないだけではないはずで、弾道の観点からも面押しであることが必要です。
先ほどのようにチャンバーとバレルのHOP窓の位置関係を確認。
バレルのHOP窓の先端側と押しゴムの穴が合うくらいでした。
チャンバーの丸い穴を長四角へ広げて、HOP窓の中央付近を押せるように加工します。
押しゴムの代用品はアルミ板を切り出して、ゴム円柱を貼った物を作りました。
取り付ける向きは画像の方向で、HOPパッキンを傷つけないように角は面取りしてあります。
ゴム円柱とHOPダイヤルには薄くグリスを塗布して、ダイヤルのストレスを伝達させないようしてます。
  



お次はノズル。
マルイタイプのノズル形状はHOPパッキンに入り込む形状で、先端はテーパーや面取りされてますが、A&K MINIMIではフラットで押し付けて気密を取るような形状です。
ノズル長さはM16系ノズルと同じでタペットプレートもM16系互換。
せっかくチャンバーを改修しているので、ここもカスタムにチャレンジしてみました。
SHS製M14用ノズルをベースにゴリゴリと削り込み、アルミ板で回転止めを設けます。
この回転止め、ノズル下端にピンを打つ方法も考えましたが、実際に組み付けるとノズルとタペットプレートに隙間ができるので効かないんですよね。
   



出来上がったノズルは、うーん・・・ファイアフライでんでん虫みたいになっちゃった。(笑
本当はV型みたいなシンプルにしたかったんですが、斜め下からの給弾でこんな形状に。
ノズルがHOPパッキンを巻き込んだりせず滑り込むように削った先端部には日野グリスを塗布してあります。
    



とりあえずは組み立てまで完了して、空撃ちした感じでは好感触です。
でもやっぱり撃ってみるまでは判りませんね。
馴れないメカボなんでどっか不安ですねぇ。
  



さっそく試射もしたいのですが、MINIMIじゃあ気軽に持ってゆけるもんでも無いんで困ります。
贅沢言わないんで、自宅に屋内の70mくらいの試射レンジが欲しいなぁ。
中川さんでも面堂さんでもスピードワゴンさんでもいいから作ってくんないかしら。



  


Posted by comosoldier  at 07:02Comments(0)銃器系