2010年03月08日

AK ボルトストップ改良のお話 1

開発中のAKボルトストップ機構は変則的な給弾不良があって原因を調べておりました。
いろいろと試してみたかったのでしたが、なにせ試射できる場所に限りがあるので思うように進んでいませんでした。
AK ボルトストップ改良のお話 1
やっとここ数日で試射までこぎつけた結果、どうやらチャンバーに内蔵したスイッチ部を通過する際にBB弾がつっかえるような現象がでていた模様。
マガジン側は互換性を生かす為になるべくマガジンフォロア以外はノーマルのままを優先していたので、限られた条件に解決するのに難儀してました。
チャンバーの不具合なら素直にバージョン2として、新しい手法を考えるまでですから。

正直、チャンバーのスイッチ部は何度と無くやり直していたせいで、仕上げにも不満が少しありました。
また、コメントからヒントを貰った方法を試してみるきっかけもできたというもんです。
ちょうど余っていたマルイ純正AK用HOPチャンバーを生贄に作業を開始。
AK ボルトストップ改良のお話 1 
新しいアイディアとは、BB弾とスイッチのレバー部を見直してスイッチ部の摩擦抵抗を減らすというもの。
そんな大袈裟な変更でもないんですが、レバー形状をシーソー型からブレード型にしてみました。
さらにスイッチまでのレバー比も延長して、BB弾が停弾しにくくさせる工夫も取り入れました。
AK ボルトストップ改良のお話 1 AK ボルトストップ改良のお話 1
ポイントはこのレバーの形状で、この角度や長さが変わるだけで全く動作しなくなったりします。
ここまではそう難しい作業では無いのでサクサクと進みます。
で、実際にBB弾を通して通電のチェック。
AK ボルトストップ改良のお話 1
複数のBB弾を入れておき、BB弾がスイッチを通過した瞬間に通電がカットされてしまうと、セミオートで停止する恐れがあります。
向きを変えたり力加減を変えながら何度も繰り返しBB弾を通過させて通電状態を調べます。
組んだ後から調整できるようにコンマ数ミリで大きく作ってあるので、BB弾との接触状態を想像しながらの作業になります。

あとはFET接続コネクタを取り付けて、外周を熱収縮チューブで覆えば完成です。
そして次の問題はまた試射までは先になるということ…。





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Posted by comosoldier  at 02:49 │Comments(0)銃器系

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