2009年10月04日

VFC AKMS 押入工廠仕様

本日もVFC AKMSをご紹介します。

VFCのAKシリーズの特徴としてダミーボルトがカチャカチャと擬似ブローバックさせる構造があります。
ガーダーなどにあったメカボ上部からピストンの動きを利用するのと同様で、VFCの場合は側面からピストンへアクセスしてます。
しかしこの構造ではダミーボルトの動きが悪くて、隙間も多いので折角の外観に水をさしている印象を受けます。
そもそもデッキカバー内にバッテリーを収めるしかないのが原因のひとつでもあります。
そこで無い知恵を絞り、バッテリーレイアウトの変更、ダミーボルトの改良を試みました。
VFC AKMS 押入工廠仕様

バッテリーはハンドガード内へ移動させます。
VFCの場合はガスチューブ内までAKタイプバッテリーを挿入できるようにガスチューブにバッテリーの出っ張った配線用の切れ込みが入ってます。
実銃ではガスピストンがここまで入りますが、ガスチューブごと撤去し、UFC製8.4v単4型超小型バッテリーを仕込めるように小加工しました。
バッテリー交換はこのハンドガードの着脱だけでできるので、慣れると片手でも可能になりました。
ついでにガスブロック内にFETとコネクタと余分な配線が入り、デッキ周りの邪魔なバッテリーと配線が解決しました。

VFC AKMSに付属したダミーボルトは外観がお気に入りだったので、これをベースにガーダーのダミーボルトキットを加工しました。
ガーダーのボルトキット内部に外径を調整したワッシャーを溶接して、側面をグラインダーで削り落とします。
そこへVFCダミーボルトを接着しプライマー、マットブラック塗装をしました。
ガーダーのダミーボルトはすでに全長を切り詰めてストロークを確保し、ピストンに引っ掛けるステーもダミーボルト本体に溶接したほうが射撃中に外れなくなりお勧めです。
VFC AKMS 押入工廠仕様
VFC AKMS 押入工廠仕様

デッキロックにはアルミ材で自作したリコイルSPガイドを取り付けました。
メカボ側は実銃と同様に片方の溝を落としておき、押し込んで捻ればリコイルSPガイドが外れる仕組みにしてあります。
リコイルSPガイドのお陰で射撃中のダミーボルトの脱落は逆さまにしても100%無くなりました。
VFC AKMS 押入工廠仕様
VFC AKMS 押入工廠仕様

全体の部品構成。 ここまでは工具不要です。
VFC AKMS 押入工廠仕様
なんといってもこの眺めが好きですね! この隙間からスプリングが見えちゃうのも素敵です。
VFC AKMS 押入工廠仕様
VFC AKMS 押入工廠仕様
この「電動ガンらしく無さ」が、ますます愛着が沸いてきてる今日このごろです。







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Posted by comosoldier  at 02:29 │Comments(0)銃器系

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