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Posted by ミリタリーブログ  at 

2014年10月11日

ChinaATV エンジン 2

さて、今回も引き続きChinaATVのエンジンについて。

本命となるカムシャフトを作動量の大きいハイカムへ交換します。
しかしこの中華ヘッドに対応するハイカムはデコンプ付きしか入手できませんでした。
デコンプ機構のおかげでカムベアリングの間隔が大きく、このままでは使用できません。
左がハイカムですが、リフト量の違いが見るからに違います。
  


このデコンプ機能を取り外し、カムベアリングを奥まで圧入し、カムを切断する・・・今回の最大の難関である部分です。
とても素人では無理な作業なので、加工できるところを探して、そして埼玉の「井上ボーリング」さんを発見。
ネットで見積もりしてから発送し、電話でも親切に対応していただき、翌々週には綺麗に加工されて戻ってきました。
単車で内燃機関の加工をお考えの方は、まず井上ボーリングさんをお勧めします。
 
もう八王子の有名内燃機屋とか青葉区の旋盤屋は、単気筒エンジンじゃ儲からないのかメールのお返事すら貰えませんでした。
後でトラブルも聞こえてきたので、やっぱそうゆうお店なんですねぇ。
   


燃焼室の梨肌を研磨し、バルブ摺り合わせを済ませて、やっとヘッド加工は終わりました。
バルブがピストンに当たるのが怖いので、ヘッドガスケットは元と同じ厚紙みたいなタイプ。
    


組み付け中に困ったことがクランクケース側の圧縮上死点とカムスプロケットの位置が合わないこと。
とりあえずはクランクを回してみてもバルブとピストンの接触は無さそうなんで、大体合わせて(笑)組み上げることにします。



to be continue
  


Posted by comosoldier  at 22:38Comments(0)China ATV

2014年10月05日

ChinaATV エンジン 1

ChinaATVファンの皆さん、こんばんわ。
足周りなども満足のいく状態まで仕上がってきました。
ChinaATVの鬼門でもあるエンジン内部を着手することにします。

ChinaATVはカブ系エンジンのコピーということですが、色々な年代や仕様がゴチャマゼらしくホンダ純正部品が流用できる部分とそうでない分が混在しているようです。
今回はパワーの要となるシリンダーヘッドを改修するために、ヘッドを取り外してみました。
 


ちゃっちゃとヘッドを外したChinaATVは、ビニール袋を被せただけのモスボール処理を施しました。
この状態を眺めているうちに、このまま廃車になってしまうんじゃないかと、一抹の不安もあります。(笑)
  


持ち帰ってきたChinaATVヘッド。
大した特殊工具もありませんが、まぁなんとかなるでしょう。
カムシャフトは反対側から押して抜き出し、バルブはバルブSPコンプレッサーの代わりに100均で買ったFクランプにガラクタ部品を挟んでバルブコッターを外しました。
 


まだ試走程度ですが、既に燃焼室にはカーボンが少々堆積しています。
インテークポートを覗くと鋳造の肌のままで、奥にいくにつれてなぜか広くなってました。
エキゾースト側は真っ黒でよく分かりませんが、まぁインテーク側と似たようなもんでしょう。
   


堆積したカーボンは塗料剥離スプレーに歯ブラシで落として、ガスケットリムーバーで洗浄。
吸、排気ポートをエポキシパテ「GM-8300」で成型し直してリューターで削り落とし、ポート加工を施しました。
   


さらに吸気側には実験的にディンプル加工を施してみました。
これは気化した燃料が静電気によって吸気経路の内壁に付着して液化しないように、細かい乱流を起こして再気化させるためのものです。
  


そしてお次は、4サイクルエンジンのパワーの要とも言えるカムシャフトを取り替えます。
To be continue…




  


Posted by comosoldier  at 23:51Comments(0)China ATV

2013年09月30日

China ATV 足のいいヤツ

多忙と言う理由でしばしば放置されている我がChinaATVであります。
 


足回りの改修と適当アライメント調整のあと、満足に乗っていなかったのでご近所をクルージング。


ハンドリングは予想以上の効果でこれまで問題だった路面からのキックバックも無くなり、方向性が間違っていなかったことを改めて確認できました。
そしてエンジンが温まり、交差点などでアクセルをラフに開けるとゴボボボッとEg回転数が一瞬落ち込む症状が。
これはアクセルの急開放の時だけで普通にアクセルを開くと出ないので、燃料が足りない状態で起こる「息つき」という状態。
そーいえば前回のキャブセッティングはちょっと雑だったのかも。w

アクセル半開~全開はMJ(メインジェット)の守備範囲なので、ナップスでケイヒン互換丸型大 オーバーサイズMJを購入。
現況はでは88番の刻印があるので、95番へ入れ替えて試走へ。
だいぶ息つきは無くなりましたが、温まるとまだ時々発生する程度。
もっと寒くなると空気密度が上がり混合気が希薄になる傾向になるので100番へMJを上げて間違いなさそうです。
  


そしてもう一つの問題として、3速が使いものにならないということ。
2速で引っ張って3速へ変速すると平坦な道路でも減速してしまいます。
2速と3速のギヤ比が大きく離れているというのもありますが原因は明らかにパワー不足。
応急措置としてドライブスプロケットを15丁から13丁に変更。
スプロケットの外径が小さくなり、スイングアームの根元にチェーンが接近しすぎてしまいますが、リヤサスを長いものへ取り替えた時に取り付けたチェーンローラーがいい仕事をしてくれるはずです。
試走では1~2速は更に扱いやすくはなりましたが、3速もこれまでよりは改善したかな?という程度でした。
元から付属していたタイヤから外径が大幅に大きくしたことでトルクが落ちていたので、ここはトレードオフの関係にあるんですけどねぇ。
  


もっとパワーバンドの幅を広げる対策が今後の課題となりました。
大抵が予想の範囲内だったので次の準備も前々から進めておりましたが、そこはChinaATVのことですから何が起きても不思議ではありません。
今後も生暖かく見守ってやってください。
   


Posted by comosoldier  at 00:06Comments(0)China ATV

2013年08月23日

ChinaATV アライメント調整

前回はフロントサスペンション位置を改造しっぱなしで、残るはアライメント調整です。
これも面倒臭い作業ですが、所詮はChinaATVですからスピードも出さないのでテキトーに。
アライメント調整なんていっても、とタイロッドでトー調整。

サスペンションアームはダブルウィッシュボーンサスっぽいので、ハブナックル上部でキャンバー角を調整。
キャンバー角は静止状態で、目見当で大体垂直に。w
元々があんなトラクターみたいなタイヤを選んでしまっているから、見た目にもよく分かりません。
 


お次はトー調整。
キャンバー角をほぼ垂直としたので、トーも真っ直ぐでいいかなと。
タイロッドはターンバックルになっており、長ーいナットにタイロッドエンドが付いた代物。
両端のナットを緩めて、長ーいナットを締めればトーアウト、緩めればトーインに変化します。
左右の調整感覚が違うのでバラしてみたら、やっぱり長さが違う・・・。
しかもネジを切ってあるんじゃなく、無理やりネジをねじ込んでただけという・・・。
China恐るべし!!
走行中に抜けたら死んでしまうかもしれないので、長さをあわせてから全部のM10細目ネジのタップを切り直しました。
   


その前にタイロッドが斜めに配置されていて、ハンドルを切ったときに内輪と外輪で切れ角が見るからに大きく違ってしまってました。
対策としてタイヤ側のタイロッドエンドの取り付け高さを延長して、水平になるようにセット。
結果として内外の切れ角がタイヤの前後で計測して誤差5㎜程度になり、自分が予想していた以上に改善されました。
ちなみにタイロッドエンドはM10細目ネジ(1.25ピッチ)で、なかなか長ナットが有りません。
自分は特殊なホイールナットで流用しましたが、この作業はお勧めですよ。
 


これでなんとかアライメント調整はいいと思います。
ただ少し心配が残るとすれば、全て目見当だということぐらいかな。(笑)
この日はもう時間切れで試走はできませんでした。
まぁ速度を上げないし、全ては自己責任ということで。
 



  


Posted by comosoldier  at 00:52Comments(0)China ATV

2013年08月14日

ChinaATV 覚醒?

仕事のせいにして、まったく触ってもいなかった我がChinaATVです。
くもの巣が張り、いたるところに錆が発生しておりました。
まぁ細かいところは見なかったことにして・・・。
 


まずはオイル交換から。
前回のオイル交換からほとんど乗っていませんでしたが、半化学合成オイルだったので酸化しまくりのはず。
少し規定量を超えてしまいましたが、オイル上りすることも無いでしょう。
 


そんでもって今回は、かねてからの懸案だった足回りを着手します。
現状ではハブ側とフレーム側で、アッパーとロアアームの幅が違っており、折角のダブルウィッシュボーン的な足も致命的なほどキャンバー角が変化してしまいます。
またキャスター角もほぼゼロなので、直進安定性やハンドルのキックバックが酷い状態でした。
 


試行錯誤した結果、ロアアーム側の位置を見直すことでこれらの両方の改善を狙った方法を考えました。
うーん、なんかショボい・・・。
前回にリヤサスを少し長いものに取り替えて前傾姿勢の状態だったので、キャスター角改善の為にFサスも延長してあります。
でもまぁ今回は実証実験みたいな要素もあるので、このまま試乗に出ます。
   


古い燃料を捨てて、新しくガソリンを入れました。
キーを回し、リバースにギヤを入れてリアキャリアを引っ張って押しがけすると、不安定ですが無事始動。
まだアライメントがメチャクチャで、ブロックタイヤがアスファルトに捻られてブリブリいってますが、問題の直進安定性は確実に向上していました。
ハンドルのキックバックはまだ残っているようですが、アライメントの修正でこれも改善できそうな雰囲気。
これなら公道で法定速度まで出しても、怖い思いはしなくて済みそうです。


お次は、前輪のアライメント修正、タイロッド取り付け位置の是正を行います。
さていつ頃にできるかなぁ・・・。


  


Posted by comosoldier  at 23:52Comments(0)China ATV

2012年12月12日

ChinaATV 足回りをいじる

先日アップしたM4のボルトストップが素晴らしい完成度でした。
ゲームで使用していても全く壊れる気がしません。
次世代M4は確かに面白くて良い銃のようですが、苦労して作ったM4は手放せませんねぇ。

さて本題へ。
「最近、バギーとかどうしたの?」とすら聞かれなくなってしまったChinaATV。
お休みの日にヒマが無くって放置自動車状態ですが、もうしばらく遠征童貞は続きます。
 


今日はRサスの交換。
タイヤを変更して、今度はサスストロークも延長して、走破性能を嵩上げするのが狙いです。
あまり極端なハイリフト化は無理なので、アドレスV用のサスへ変更してみました。
取付基部などもなんとか納まり、乗り心地もショックをよく吸収する良い足となりました。
  


ここで問題となるのがドライブチェーンの干渉。
先日の試乗でもアクセルオフの時にだけシャラシャラ~と異音が発生してました。
チェーンがスイングアームの根元(取付部)に接触して異音の発生源となっています。
チェーンスライダーなどもオークションに出回っておりますが、送料一律1,000円がどうしても払いたく無いのでw、自分でなんとかすることにします。
 


で、これが自作チェーンローラー。
ローラーだけでもオクで中華チェーンローラーキットが買えちゃう値段のDRC製、そこは自己満足の世界。
あとはホームセンターで買える部品ばかりを組み合わせて、加工はほとんどしないでほぼボルトオンで作れました。
今後チェーンが伸びてもこの自作チェーンローラーが役に立ってくれることでしょう。
    


そして本当の問題点。
速度を上げると僅かなハンドル操作で車体がバランスを崩して危険な状態になったりします。
これはリヤサスが伸びたので余計にキャスター角が減り、ハンドリングがピーキーになってしまった証拠。
元々ChinaATVのキャスター角が足りないのは有名ですが、フロントもロングストローク化を狙うにあたってはここも必須項目となります。
 


もうフロントサスも買ってあるしw、いっそ溶接のプロに相談しようか悩み中であります。
早く童貞を卒業して、颯爽とATV通勤でもしたいもんです。

  


Posted by comosoldier  at 00:52Comments(0)China ATV

2012年06月11日

ChinaATV 遠心クラッチを強化

なかなか手をつけられなかった我がChinaATVですが、また少しまともになりました。
前回はタイヤの大径化してみたら、バンパーに当ってしまっていましたというオチでした。
やはりパンバーが無くなるとウインチの取り付ける場所にも困りますし、なによりとっても寂しい。
ChinaATVというだけで残念なイメージがあるのに(w)これではいけませんね。
 


仕方が無いのでタイヤとの干渉を避ける為にバンパーの取付位置を前方へ移動。
市販のステーを加工して塗装しただけです。
外観の変更は最小限でタイヤとの干渉を避けられるようにはなりました。
本格的な対策は今後の宿題とします。
 


そんでもって今度は問題の遠心クラッチ。
ChinaATV+comosoldierで約200kg(!)ですから、バイクと比べても負荷が大きいのは間違いありません。
当然負荷が一定を超えれば、発進時などで遠心クラッチは滑りだしてしまいます。

いろいろと調べて、クラッチスプリング強化が効果的という回答に達し、実はすでに部品は調達済み。
J●Nインターナショナルというメーカーがありまして、そこのクラッチSPがカスタムパーツとしては最強と言われております。
しかし今回使うパーツはそれからさらに10%ほど強化されたシロモノとのこと。
  


SSTなんかも揃えて作業を開始。
エンジンオイルをいつものやり方で抜くとマグネットドレンボルトには鉄粉が盛り沢山。
出所不明なのがちょっと恐ろしい・・・。
  


右クランクカバーはボルトを外すだけで、ガスケットごと綺麗にパカっと外れました。
まだ走行距離の少ないので、早いうちにやっておいてよかったかも。
クラッチカムプレート周辺パーツを取外して、アウターカバーも怖いくらい簡単に外せました。
ここもまだ綺麗で真新しいですが、すでにネジ頭を痛めた跡がありますねぇ。 
この部分には遠心力によって鉄粉などが溜まります。
まだ走行距離が少ない割に結構な鉄粉が・・・。
  


そして鬼門となるクラッチロックナットが見えてきました。
ここは自動車用電動インパクトレンチでガツンと外してやって、無事取外せました。
  


ここからはクラッチそのものを分解しますが、我流なのでマネしないでくださいね。
クラッチ裏側のクラッチディスクを押えているセットリングを外してクラッチディスク、フリクションプレートを取出します。
よくオクで見かけるウエイト32枚で最強みたいな出品がありますが、ChinaATVは純正(?)で7枚×4箇所の28枚でした。
まぁウエイトの枚数が増えたところで滑り防止は期待できないんで、このへんはスルーで。
充電ドリルドライバーで表側のネジ4本を均等に緩めながら、外してドライブプレートの大きなスプリングをやや長い強化スプリングへ取替え。
クラッチディスクはまだまだ使えそうですし、あとは元通りに組み立てて完了。
  


ついでに内蔵オイルフィルターも清掃、走行距離の割りにはここもゴミが多い・・・。
サクサクと部品を組んで、エンジンオイルは連続走行を意識してカストロール 4Tを給油、キャブに新しい燃料を入れてエンジン始動。
暖気運転しているうちに片付けを済ませて、さっそくご近所に試乗へ。
中華クラッチSPも結構強めだったらしいのですが、発進時や登坂時はアクセルがよりダイレクトに伝わる感じ。
これで概ね不安点を解消できたと思います。
もう遠出しても無事に帰れるかな、多分・・・。
 




  


Posted by comosoldier  at 23:52Comments(5)China ATV

2012年04月14日

ChinaATV すごく・・・大きいです!

いたってノンケなcomosoldierです。
タイヤを大径化して、外観はいい感じになってきたChinaATV
足回りの改造を前提に、とりあえず試走してみることにします。
 


まずは、タイヤが接触していたフットパネル部を取外します。
なんだか少し間抜けな気もしますが、それよりもつま先のすぐ先にはタイヤが回転してるのでちょっと怖いかも。
  


5ヶ月ぶりにセルモーターを回すので、キャブの燃料は全て廃棄です。
少しは始動に苦労するのを覚悟しましたが、あっけなく一発始動してしまって拍子抜け。
さすがカブエンジンのコピーだけあって、このへんは素晴らしい。
でも振動が大きいのはクランクとかフライホイールとかの精度が悪いんだろうなぁと思ったり。

そして公道へ。
案の定、トルク感が減って加速もやや鈍い感じ。
タイヤが大きくなったせいでハンドリング特性もマイルドになったので、もしかすると減速比としてはこのくらいのほうが街乗りは乗りやすいのかも。
しかし3速の伸びも無くなってしまったのが痛い。
今のエンジンでは上の回転が回らないので、ドライブスプロケを小さくしても相殺されるだけ、いずれはこのへんも・・・。
でもやっぱりノロすぎて、流れの速い道路では危険、というか追突されそうで怖い。
トレッドも狭くしたせいで、カーブでの荷重変化が大きくなってしまったが、これがダートならアリかな?
そしてタイヤの大径化にもかかわらずフルブレーキでロックするのはタイヤの性能がプアなのか?


戻ってきてから各所をチェックすると、フロントバンパーにタイヤ痕が・・・。
走ってて全然気付かない自分は・・・。
  



  


Posted by comosoldier  at 23:52Comments(4)China ATV

2012年04月09日

ChinaATV 無理して大きいタイヤを取り付けるの巻

べ、別にミリタリーネタが無いワケじゃないんだからねっ!(挨拶)
昼間が眠くて仕方が無いcomosoldierです。 春ですねぇ。

さて、先日はChinaATVのタイヤサイズアップ作業の続き。
用意したのは、後輪用のホイールナットとボルトと、前輪はホイールナットのみ。
自動車用のホイールなので、ナットもテーパー付きナットで、ボルトは前後で取り付け方法が違います。
   


まずは後輪ですが、後ろから眺めもやっぱりちょっと出過ぎちゃってる感じ。
ChinaATVの後輪はホイールナットを使っていないので、自動車用のホイールを取り付けと共にボルト交換。
M10細目ピッチの45㎜で、頭はいわゆるキャップボルトを裏から取り付けます。
   


前輪のディスクローター面は、すでにフェンダーから出ちゃってます。w
さっそくタイヤの取り付けですが、KAMさんのご指摘どおりボディにミリオンヒットw
  


ある程度の予測はしてたので、タイヤの当たるステップ部分をカッターでザクザクとカットしました。
結構削ったところで停車時では当たらなくなるものの、乗るとまだ当たります。
フルバンプ時は前のバンパーにも前輪が当たるようで、対策はまたそのうち。
  


で、取付完了!
いいですねぇ~、これですよコレ! かっけー!(自画自賛)
以前の状態と比べると、ちょっと車高の上がってバランスが良くなったと思いませんか?
   


すでに次の課題もありますが、お金が無いのでそっちはまた今度に。
早くボーナスが出ないかしら。



  


Posted by comosoldier  at 23:52Comments(2)China ATV

2012年04月04日

China ATV のことならオートバックス

やっと仕事も平常運転となりまして、中途半端だったChinaATVも作業再開。

実は去年から待っていたATV用タイヤが入荷して、つい先日手元に届きました。
サイズは22-7-10(外径22インチ、幅7インチ、ホイールサイズ10インチ)で、現行サイズよりもそれぞれ1~2段階のサイズアップ。
タイヤは外径を大きくすることで、不整地での走破性能向上が期待できます。
なによりこのChinaATVにこのゴツいパターンというのが気分を盛り上がらせてくれます。
 


ホイールもピッチ110、10インチの4.3J、アウトセット(昔のオフセット)35で、現行のゼロセットよりはトレッド幅は減少するはず。
なにより今のホイールでは車幅が有りすぎて、押して歩くとよく自分の足を轢きます。w
そして車体の割りに小さいタイヤなのに、フェンダーからはみ出しすぎて、タイヤがフェンダーからほとんど出ちゃってるのもタミヤのラジコンみたいだし。

しかしながらこれらサイズアップ等にも欠点も何点か出てきます。
・小排気量ゆえにトルクが無いので、さらにトルク感が無くなる。
・大外径という負荷で自動遠心クラッチの負荷も増えるが、構造上遠心クラッチの強化にも限界があるので慢性的な滑り対策との戦いとなる。
・ブレーキの効きも悪くなるので、対策が必要となる。
まぁ欠点は欠点として上手く付き合いながら楽しむのがChinaATVの醍醐味かなと思うので、これも経験です。

というわけで、手元にそろったタイヤとホイール。
タイヤチェンジャーならあっという間の作業ですが、これをタイヤレバーで入れるという簡単なお仕事です。
 



しかし小さい上にオフロードタイヤの固いビードというのもあって小一時間を費やしてしまいました。
もっと苦労したのが、空気圧でビードをリムまで押し上げるという作業。
一気に大量の空気を入れてやらないとダメで、普通に空気を入れたんじゃリムにビードが入らない。
散々やってもダメで途方にくれていると、ふと以前に見た最後の手段を思い出しました。


さっそく潤滑スプレーを吹いて、ノーメックスグローブ着用でライターで点火!
引火(爆発)した圧力で膨らませるも、片方のビードしか乗せられずにまつ毛が縮れるだけで、これにも失敗。
(良い子のみんなは真似しないでね)
泣く泣く近所のオートバックスの大型コンプレッサーで、豪快な破裂音とともにやっと組み付けを完了。
 


結局、人様の手を借りる結果となってしまいました。
なんだか負けた気分です。
 


作業はここで時間切れ、まだ本体側の作業もあって取り付けはお預け。
そろそろChinaATVが来て1年、いい季節ですし、どこかにお出かけしたくなりますねぇ。

  


Posted by comosoldier  at 23:52Comments(2)China ATV

2011年10月17日

China ATV 公道爆走!!

ここのところ、台風やらイベントやらで触ってもいなかったChina ATV。
ずっと梅の木の下で出番待ちでしたが、やっといじれる時間が取れました。
 



もうカレコレ1ヶ月はエンジンすら始動してなかったんで、どうなっているか少々不安。
恐る恐るシートを取ると雨が浸水して水垢だらけ。w
雑巾でゴシゴシと拭いてあげたら、なんとか見れるようなりました。
しかしよく見るとアチラコチラに錆が・・・。
  



5-56で磨きながら、キャブの古い燃料を捨ててキーを回すと電圧計は12.2Vを表示。
「コイツ動くぞ!」(馬鹿)
セルで一発始動したのにはちょっと感動しました。

軽い暖気のあと、燃料タンクを覗くと油面が見えないので揺すってみると微かにチャポンという程度。
さっそく試運転がてらに近所のガソリンスタンドへ。
細い路地から大通りに飛び出すと周りの人の視線が痛い・・・。
見えないフリをして走り出します。
なんだか今まで何に心配していたのか忘れるくらいに快調で、途中で止まるような不安感も無し。
近所のガソリンスタンドは日曜休みで、さらに遠くのガソリンスタンドまで走る羽目になりましたが、無事に給油し帰宅できました。

調子に乗って今度はホームセンターに買出し。
駐車場で隣に駐車してた爺ちゃんに「ほぅバギーかい?」なんて声を掛けられてみたりしながら無事帰宅。
そして今度はまた家電量販店に注文してた加湿器フィルターを受け取りにChina ATVで出動。
速度は出ないけど、細い路地での対向車とのすれ違いでもスイスイ走れるのでクルマより早い。
そして何より楽しい!
帰りにパトカーとすれ違った時にはまた違った緊張感も。w


帰ってからはまたオイル交換。
例のゴミ袋オイル交換なんで使った雑巾や軍手も袋ごと可燃ゴミとして捨てられて楽チンです。
前回のオイル交換からほとんど走ってませんが、磁石付きドレンボルトには鉄粉が結構ありました。
メカニカルノイズも大きいのでまだ全開走行は無理かも。
今度のオイル交換にはもう少しグレードを上げたオイルを奢る予定です。
  



プラグをチェックしてもやっぱり今の燃調が合っているようで、熱価を調整したりキャブをイジる必要もなさそう。
これだけ走っても問題が出ないからしばらくは問題無くいけそうな予感。
調子に乗って今度はレーシングCDIにでも交換しちゃおうかな。
 



公道を本格的に走ってみてまた少しChina ATVを信頼できるようになりました。
幸いシフトミスも無く走れたのも自信がついた要素かも。
でもまだChina ATVも自分も慣らし運転が必要ですねぇ。
 




  


Posted by comosoldier  at 02:58Comments(3)China ATV

2011年08月21日

China ATV ゆっくり走ろう神奈川県

まだご近所しか走っていないウブなChina ATVです。
通行人とかにガン見されるのがちょっと恥ずかしいかも。

そういえばミリブロTopPageのおすすめブログテーマに本物のATVの画像がありますね。
本物は大きくてゴツいので、China ATVがオモチャに見えますねぇ。

前回のエンジンオイル交換から今度は走行用のエンジンオイルへの交換。
使用オイルはカストロールのそんなに高くないヤツw、で内容は前回と全く同じなので割愛しときます。
 



このChina ATV、エンジンはカブ系のコピーエンジンなので、モンキー等のカスタムパーツも互換性があります。
まずはお手軽チューンの第一歩としてブローバイガス対策を着手。
エンジンオイルが予想以上に黒かったし、心配なのがヘッドの内圧上昇によるオイル下り。
一般的にはオイルキャッチタンクなどを取り付けるのですが、取り付ける場所が限られるし部品も割高なのでNG。
なので某オクの中古パーツを加工して、タペットキャップからブリーザー取り出しとします。
 



さてどうして加工なのかというと、キャブのフロートチャンバー(ガソリンの溜まっているところ)に当たるんですね。
いろいろと考えて、今のホース差し込み口を塞いで横へ4㎜の穴を3箇所開けるように改造してみました。
穴はSUS板を高熱に耐えるJBウェルドで接着、中には茶濾しの金網を入れてゴミの侵入防止とオイル噴出を抑える効果を期待してます。
    

 



取り付けは付け替えるだけ。
オイルキャップのホースはホームセンターで売ってる¥600/mの耐油ホース。
お金をかけずにモノを作るのが押入工廠の本分であります。
 



これで町内を一周。
ほんの少しのオイル滲み程度の漏れがありましたが問題は無いようです。
今回はちょっと遠くまで走ってみようと大通りに出ると、やっぱり自動車に煽られてしまいます。
速度は遅いのは仕方が無いんですけど、他の通行の邪魔になってはマズいので今後の課題になりそうです。
ハイカム?ハイコンプ?ポート加工?クロスミッション? ん~泥沼の予感が・・・。




  


Posted by comosoldier  at 01:02Comments(2)China ATV

2011年08月17日

China ATV 緑の恐怖

本日はオイル交換作業。
このATVを購入してすぐにやった作業もオイル交換でした。
その時もドレンから流れ出てきたのは、噂通りに金属粉入りのメタリックな緑色の粘性の高い液体。
おそらくはホームセンターなどでも見かけるフラッシングオイルという洗浄用のものかと。
中華電動に同じく、まずエンジンオイルと入っていた燃料は捨てる、これがChina ATVの基本手順だそうです。

2回目となるオイル交換ですが、今回も慣らしの間のエンジン内の金属粉などを除去する為に安いオイル。
今回の作業に向けて用意したのはこちら。
17のコンビネーションレンチ、プラグレンチ、ゴミ袋を被せた平たい容器、安物エンジンオイル、磁石付きドレンボルト、ボロ雑巾。
  


さっそくオイルキャップを緩めて、ゴミ袋を被せた容器を置きます。
ゴミ袋の中にオイルを入れて捨てるので容器はダンボールでも平気です。
出てきたのは黒いオイル・・・そんなに走って無いのにどうしてこんなに黒いんだろ?
オイルが黒く汚れる原因の多くは排気の煤なので、ピストンリングや各所オイルシールが悪いのかも。
そーいやプラグにもオイル様の液体が付着してたから、バルブステムオイルシールからのオイル下りか?
とりあえず今回は安物オイルでエンジン内の洗浄が目的なんで、見なかったことにします。
 


ある程度オイルが出なくなったところで、磁石付きドレンボルトの取り付け。
China ATVではゴッソリと金属粉が出るみたいなんで、必須アイテムだそうな。
フレームやエンジン周囲をボロ雑巾でキレイに拭き取ってドレンを締め付け過ぎない程度で締めます。
 


そしてオイルを入れますが、入れすぎると焼き付きを起こす恐れがあるので、ある程度入れたらキャップのゲージで確認しながら足してゆきます。
オイルキャップを締めたら、次にスパークプラグを外します。
これでセルモーターでエンジンを1~2秒空転させ、オイルが行き渡ったところでプラグを取り付けて、再度オイルの量を確認。
最後はボロ雑巾でキレイに拭きあげて、ボロ雑巾は先ほどのオイルの入ったゴミ袋へ。
ボロ雑巾にオイルを吸い込ませて袋をしっかりと縛れば燃やせるゴミとして処分できるので、ほとんどお金がかからないんですね。


エンジンは気持ちよく一発始動。
キャブをPD22へサイズアップしてからは、古くなってしまったガソリンでも一発始動です。
調子を見る為にご近所を試走すると、心なしか3速の伸びが良くなったような?(プラシーボ効果w)

こうゆう些細な事ですっかりご機嫌になっちゃうんで、今度は外装も少し弄っちゃおうかな~っと。
こんなものを作ってみました。



インクジェットプリンターで作るステッカーで、記載内容は全く意味がありません。ww
ちょっと見難いのですが、文字もステンシル風字体となってます。
何がしたいのかもよく分かってませんから、そこんとこは長い長ーい目で。 m(_ _)m



  


Posted by comosoldier  at 01:02Comments(2)China ATV

2011年08月03日

China ATV 電気を大切にね!(ry

少しづつマトモになってきた感じのChina ATVです。
6Vベースのエンジンに12Vの電装を使用しセルモーターのみの始動装置しか無いのでバッテリー上がりの不安が常にあります。
ビッグキャブにしてからセルでも一発始動で、まだ困ったことは一度も無いのが幸いです。
まぁ押し掛けでも始動はできるのですが、冬季などバッテリー上がりのたびにそれでは先が思いやられます。


ジェネレーターを全波整流化して発電コイルを使いきれるように改造したおかげでアイドリング時でも充電するまでになりました。
しかしウインカーやブレーキランプ、ヘッドライト使用時は電圧がグッとさがり、発電量不足に陥ってしまうことがあります。
そこで使用電力を抑えるべく、次なる手段は電球のLED化。

まずはウインカーですが、市販のLEDバルブへ電球を取替えます。
前後で使用するバルブが違うのでそれぞれに合う形状、大きさをチョイス。
電動ガンの高級レプリカパーツと比べるとこの手のパーツは割安に感じますね。
 


悩みに悩んだヘッドライトは、25wHIDという選択肢もあったんですが、結局LEDバルブに。
消費電力が2灯分だし、取付部もフニャフニャで対向車に迷惑を掛けそうなんでHIDはやっぱり無理でしょうねぇ。
ヘッドライトにはまだあまり明るくないと評判のLEDバルブですが、消費電力の割りに暗い純正バルブよりはずっとマシです。
 


配線加工の一切不要のポン付けですが、わずかにLED基盤が太くてレンズの穴に入らない。
よく見るとレンズの穴がイビツになってる・・・こんなとこにもChinaの香りが。
もう後戻りは出来ないと思い、レンズの穴をゴーリゴーリと金工用ヤスリで修正してゆき、やっとLEDバルブが納まりました。
 


レンズを本体に取り付けて、エンジン始動。
恐る恐るライトのスイッチを入れると・・・点灯!しません。
気を取り直してウインカースイッチオン!・・・点滅せず。
  


なんどとなく組み直したりしたけど点灯せず、その日は失意のなかでATVにシートを被せました。
翌日、またエンジンを始動してライトのスイッチを入れると難なく点灯・・・ウインカーも普通に点滅。
ヘッドライトにはレンズカットが無く反射鏡だけ。
光が散ってしまいどこが照らしてるかわかりませんが、思ってたより明るいので光軸調整でなんとかなりそう。
しかしいったい昨日の原因はなんだったんだ?
 


電気が苦手な私をあざ笑うようにATVは普通に走るのでした。
(つづく)
  


Posted by comosoldier  at 00:09Comments(2)China ATV

2011年07月18日

China ATV また一歩前進

久々にこちらも進捗状況をご報告。
やりたいことは山ほどあったChina ATVでしたが、お金をかけずにコツコツと進めております。

まず大きな変化として、デザートカラーへ全塗装しました。
使用した缶スプレーが4本と結構消費してしまいましたが、仕上がりは・・・画像でご判断を。
 


外装としては見づらかくて脆かったウインカーを国内メーカー品へ取替え。
ちょっと見難いんですが、フロントバンパー、キャリアが追加されております。
 


そしてFバンパーに電動ウインチを搭載しました。
万が一の為に自力脱出を目的に取り付けましたが、まだ配線が来てません。
ヘッドライトは工事予定の為、撮影時は取り外してあります。


あと細かい点として、メーターパネルを新設。キーシリンダーもこっちに移動させました。
ここはまだまだ改良中。
また安っぽかったマフラー遮熱板はアルミパンチングプレートで作り直しました。
ちょっと中途半端に見えますが、足元のカバーを付ければ結構サマになってます。
 


中身のほうはキャブレターを取替えました。
コピーケイヒンPC18から本物ケイヒンPD22へスープアップし、スロットルレスポンスが大幅に向上!
ジェット変更、エアフィルターなどはまだ未着手の状態ですが、インマニも内径に絞り加工しました。
ドリブンスプロケを2丁増やして15tとしたので最高速も向上!


まだ途中の作業もありますが、楽しみながらノンビリやってゆくとします。


  


Posted by comosoldier  at 00:02Comments(2)China ATV

2011年05月30日

China ATV 欲しがりません勝つまでは!

度重なる不幸に挫けそうになりましたが、一晩寝ればさわやかに忘れられるcomosoldierです。
幸せな性格で親に感謝してます。

ドカベン岩鬼も絶賛のChina ATVのウインカーですが、不良の原因が特定できていません。
「ぺー」とか変な音がして点滅ではなく点灯するウインカー。
1箇所だけ光らなかったので電球を取り替えても症状は同じ。
ならばと新品ICリレーへ交換するも同じ結果に・・・。 チキショー!
リレーを短絡させて配線をチェックすると、やはり同じ1箇所が光らないのでウインカーを入れ替えてみたりしたら、何故か治りました。
ウインカーの手巻き配線は持ち帰って全て半田付けし、カバーを梱包用テープで固定しました。
次壊れたら、ウインカーごと交換しちゃおうかな。
  


ここしばらくエンジンをかけていなかったんで、ちょっとエンジンを始動…相変わらずかかりが悪い。
人間だったらへそ曲がりだなと思いながらセルを回しつづけてるとバッテリーが限界になってきた。
で、思い出したのが某ショップのブログにあったChina ATVのエンジン始動方法。
リバースギヤに入れてATVを後ろへ引っ張るというもので、試してみたら3回目で始動! これは(・∀・)イイ!

気を良くしたついでにまたご近所を爆走。
進角を適当に進めたせいか、低~中回転域のトルクが素晴らしい。
高回転はの伸びは全く期待できませんけど、まぁそれは今後の課題として。

帰ってきて早速プラグチェックすると電極部はキツネ色になっていい感じ。
良く見るとプラグ根元のガスケットが何かで濡れている? オイル下がりか?
だとしたら吸気側のバルブステムオイルシールがダメくさい感じか。
バルブSPコンプレッサーは実家だしシックネスゲージとか錆びてもう使えないし・・・。
('A`)マンドクセー


気を取り直して、先日オクで仕入れたフロントキャリアを。
本当はOD072さんのタイプが欲しかったんですけど、思わずポチってしまいました。
別のATVの物でそのままでは取付けできないので、ウチのATVへ取り付けられるように溶接し直すべく、位置関係を確認してます。
溶接かぁ(ため息)
「ピーキー過ぎて俺にゃ無理ぽ」(´・ω・`)
いや!それじゃ押入工廠の看板が廃るってもんだ!
やりますよ、ええやりますとも!
なるべくそのうち・・・気が向いたら・・・やるかも・・・。




  


Posted by comosoldier  at 01:52Comments(2)China ATV

2011年05月21日

China ATV は魔法の言葉

ここのところ急に暑くなってきましたね。
外でのChina ATVのメンテ(修理?)もシンドクなってきました。
やっと普通にエンジンを始動できるようになり、あとは灯火類の改修です。


ジェネレーターを全波整流化したとたんに各所の電装系がイカレたわけですが、似たような事例がネットでありました。
原因はレギュレート・レクチ・ファイア(通称レギュレータ)を取り替えると起きるらしく、他所ではもっとアチコチにダメージを受けたりしているとか。
怖いですね怖いですねぇ。(©淀川長治)


ジェネレータ改造の成果を確認するべく、先日台湾から届いた電圧計の取り付け。
取付場所は暫定的にスピードメーターの下にしましたけど、いずれは移動を考え中。
エンジンを始動すると青い液晶で電圧が表示されてカッコイイぞ!
アイドル時で平均13v中~高回転域で14vほど。
(デジカメだと液晶の文字が点滅していて十の位が消えちゃってます)
これなら普通に乗るぶんにはバッテリーが上がらなくて済みそうです。
 


エンジンはお手軽進角加工も成功したようで、スムーズに吹け上がります。
駐車している敷地の30mほどの直線でもまぁまぁの加速を見せて、いつでも出撃可能な状態。
気を良くしてブォーと発進した時に、カランカランと何かが落ちる音。
振り返るとリヤウインカーのカバーが脱落していて、ウインカー本体の樹脂パーツが折れて中身がビョーン。
 
きっと組立工程で無理矢理組んだのでしょう、無茶しやがって・・・。


ウインカーは例の配線手巻き事件もあるので、自主回収して修理することに。
なかなか娑婆に出られない可哀相なChina ATVでありますが、重要保安部品だけに公道で壊れてしまっては大変なことになります。
ここもいずれは国内メーカー品へ交換かな。
China ATV快走への試練はまだまだ続きます…。



  


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2011年05月16日

China ATV だけはガチ

腕がChina ATV焼けしたcomosoldierです。

キャブ調整程度で走れるようになって当たり個体かと思ってましたが、やっぱり期待を裏切らない大陸クオリティ。
そんなChina ATVのパーツがやっと届いたので作業再開。


届いたのはホンダ純正AX-1用スターターリレー、オクで新品を爆安ゲット。
「Made in japan」の文字がこんなに眩しく感じたのは初めてかも。
China Partsと並べて比較すると外観はほとんど同じで、色と信号線が別パーツなくらい。
既設のゴム製ホルダーにもぴったりで、組み換えも数分で完了。
 
  


バッテリーに取り替えたターミナル端子をネジ止めしてキーを回すと、液晶メーターが無反応。
また嫌な予感がしましたが、冷静に線を辿ると今度はバッテリーがボディアースしている端子が外れてました。
 
親の仇のように憎たらしい外れた端子を取り替えてやるとセルは元気に回りだしました。
エンジンは若干のエアスクリュー調整だけでちゃんとアイドリングして吹け上がりもまぁまぁ。
前回の作業で施した進角加工もあってトルクが増えた気分。w
へへ、同じ手は桑名の焼きハマグリじゃ!


そんでもって前から気になっていたフロントカウルのカバーをちょっと外してみました。
やっぱり中に小さく仕切られたスペースがあって、配線を通せるような形跡がありました。
特に丸く開けられた穴はコネクターごと通すのにピッタリ。
今後はこの丸い穴を「素晴らしい穴」(©糸井重里)と呼びたいと思います。
前から剥き出しが気になっていたコネクター類はここから通したり、ウインカーリレーもここに収納させる予定。
   


ついでにウインカーを分解して球切れの原因を調べてみます。
クリアレンズを外して口金から電球を抜き取ると配線が引き出せます。
電球の入力側はチープな構造である以外は良かったんですが、アース側はバネに結線してあります。
その結線方法はねじってあるだけでした。(驚
まさかここまでは…恐るべしChina!
  


もう既に走れるようにはなったんですが、ウインカーリレーが来ないウチは整備不良になります。
折角だからと灯火類は見直しを検討しております。
ChinaTimerが発動しない限りはですが…。


  


Posted by comosoldier  at 01:52Comments(2)China ATV

2011年05月11日

China ATV に全米が泣いた

またしてもChina ATVネタで退屈かと思われますが、長~い目で見守ってください。



前回中途半端だったエンジンマウントは5㎜ほど高さが足りないのが判明して、急遽アルミ材でスペーサーを製作しました。
早速組み立ててエンジン始動。
低回転での振動は体感できるほど軽減されてきました。
ただ中~高回転域の振動はまだ改善には至りませんでした。
フライホイールやクランクのバランスが悪い可能性があるみたいなんで、今後の課題として棚上げ。
  


China ATVを改修するにあたりいろいろと調べて問題点を洗い出しているわけですが、次の弱点は電装系。
元々が6Vのカブエンジンのコピーを中途半端に12V化されているので、充電系統の改修が必要となります。
いつも勉強させてもらっているJessie様のサイト「中華改記録」にあるジェネレータの全波整流化にチャレンジします。 
 


全波整流化とは、交流電源を発生させる発電機を直流にさせて発電量を上げる改造。
なんだか難しそうですが、自分ができそうに思えるくらい作業はシンプルです。
画像の発電コイルの途中でバッテリー等へ向かう黄色線を切断します。
  


次は発電コイルの端末がジェネレーターカバーにアースされているので、ここを切断し先ほど切断した本体からきている黄色線を繋いで絶縁被覆を手前に引き出して絶縁しときます。
先ほど切断したコイル途中の線も絶縁を忘れずに。
あとは元通りにすれば完了です。
   


せっかくバラしたので、点火時期を進められるように取り付け穴を長穴加工してみました。
上手くいかない時はすぐに戻せる加工なので、どんな変化がきるかちょっと楽しみです。
 


最後はジェネレーターで発電した電気の電圧などを調整する為、レギュレーターレクチファイアなるパーツを全波整流用へ交換して作業終了。
  


ジェネレーターカバーを組み付けて、配線を確認してキーを回します。
金鳥する瞬間ですね。

思い切ってセルボタンを押すと、キュルっとセルが回った瞬間「ぷちっ」と嫌な音。
その後はスターターリレーの「カチッカチッ」という音だけでセルモーターは無反応。
なんだと?


気を取り直して、ヒューズを見ると切れてなーい。(マイク・ベルナルド)
ブレーキランプも切れてなーい。(同上)
テスターでバッテリー電圧を確認。
12.8v出ていてスターターリレーまでほぼ問題無し。
しかしセルモーター端子にも12.6vきてる。?
キーを回してブレーキを握りセルボタンを押すとカチッと動作の音。??
でもセルが回らない。???
あまり気が乗らないままセルモーターを直結すると「キュルキュルキュル~」と回ってくれました。
逝ったのはスターターリレーのようですね。
原因がわかったのであとはリレーを交換するだけで済みそうです。


念のため灯火類も確認しとこうと、ヘッドライトを点灯すると電球がフッと消えてもう点灯しない。
バルブを外すといきなり電球切れ。
へ?


ウインカーも左の電球が切れて点滅しなくなり、リレーから「ペー」とか変な音が。


まるでタイマーでも付いているかのように次々と壊れるChina ATVの電装系。
「やられはせんぞ!やられはせんぞ貴様如きに!やられはせん!」と自分に言い聞かせて折れそうな心を奮い立たせます。
バッテリーが上がると困るのでプラス端子を外そうとコードを持ったら丸型端子がポロリ。

はぁ?


熱が出てきたみたいなんでもう寝ます。



  


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2011年05月07日

China ATV キャブ調整完了?

慢性な「貧乏ヒマ無し」の為、遅々として進まないChana ATV整備。
今回は中華キャブを調整と自作の追加エンジンマウントを進めます。
興味の無い方には申し訳ないです。




買ってきたのは、ホンダJAZZ 他用オーバーサイズPJ(パイロットジェット)3個セットなど。
中華キャブはケイヒンPC18のコピー品でどの機種が合うのか調べるのに手こずりました。
またジェットも番号が刻印されていないので、現時点でのサイズも不明でまさに手探り状態。
もしこれがダメならAPE50の純正#35から1個づつ買ってみるしかありません。




外した中華PJとは外観こそ差異がありましたがPJ#38を取り付け。
MJ(メインジェット)も#90では吹け上がりが良くなかったので、ケイヒン小丸MJ#95に取り替え。
キャブを組むついでに、すぐひび割れすると評判のフューエルホースとドレンホースも透明な国内メーカー品に交換。
各所を組み付けて、チョークの他にほんの少しスロットルを開けたらすんなりエンジンに火が入りました。




エアスクリュウーとアイドルスクリュウを調整しただけですぐアイドリングも安定したのでPJは狙い通りで落ち着きました。
で近所のコンビニまで試乗を兼ねてお買い物。
スロットルを開くと吹け上がる中回転域でモタつくような感じがあるけど、ちゃんと高回転までは吹けあがってきた。
プラグはカブリ気味だったのでジェットニードルを下げて燃料を絞ったらストレス無く吹け上がるようになりました。
本当は細かく調整するべきですけど、様子をみながら仕上てゆく予定。
あとは季節ごとに調整する程度で済みそうです。


お次は補強エンジンマウントの製作。
カブ系エンジンの中華ATVはE/Gマウントが後方だけなので、振動が酷く放置するとE/Gマウント溶接部にクラックが入るとか。
ここは転ばぬ先の杖で対策せねばなりませんが、メーカーもしてないし、対策パーツも無い状態。
中華ATV先駆者は、シリンダーブロックのM6穴を利用してフレーム溶接などで独自に対策されております。
溶接じゃ大袈裟になるんで、市販金物を最小限の加工で済むようにE/Gマウントを製作することにしました。
買ってきたのは汎用ステー、建築金物のUボルト、バイク用のスペーサー、M6ボルトなど。
  



作業前にフレームとE/Gの位置関係を確認していたので、概ねの配置を確認するために仮組みをします。
汎用ステーには穴あけ加工が必要なので、配置を確認して7㎜程度の穴を2ヶ所空けました。
Uボルトはパイプフレームの25㎜にぴったりの物がロングサイズしかなかったのでバイク用市販スペーサーを入れます。
余ったネジ部は切り落としてもいいですね。
汎用L型ステーを仮組みした状態では、さらにシリンダーブロックとL型ステーとの間にも10㎜のスペーサーを入れたほうがよさそうなことが確認できました。
このスペーサーはネジサイズごとに2個セットで¥300~400とリーズナブルなので、China ATVみたいな規格外のカスタムの時は重宝しそうです。
    


エンジン本体の調整の目処がつきましたが、最大の弱点である電装系がまだ手付かずの状態。
今のところはまだ福沢諭吉さん1人で十分お釣りがくる程度の出費で済んでます。

先に宿題を片付けるまでChina ATVのMilitary ATV化計画も未定のまま…。



  


Posted by comosoldier  at 01:52Comments(6)China ATV