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Posted by ミリタリーブログ  at 

2011年09月21日

M655SOX ハイサイクルカスタム

我がチームの古参隊員より銃の修理&カスタムの依頼がありました。
数年前にも修理したM655 SOXです。


修理内容は「引き金をひいても撃てない」というもの。
前の修理の時は外観はなんでもなかったのに、HOPチャンバーだけが折れてました。(謎
今回も持ち帰って分解してみたらストック内に何か入っていて配線が抜けない。
少々力任せに棒で押し出すと靴下が飛び出してきて、思わずよけちゃいました。(笑)
確か前にもハンドガードに粘土が詰まっていて焦ったんですけど、何のための靴下なのか理解に苦しみます。


配線はFET仕様で、確か自分が部品代だけでやったはずだけど、全く記憶にございません。
FET配線単体でバッテリーからモーターへ通電させても導通が無く、FETの被覆をバラしてみたらソース端子が折れてました。(汗)
このFET回路はオクで購入したものだったんで、今回は自作FETへ換装して動作確認できました。

もうひとつは依頼のカスタムとは、ハイサイクル化とショートトリガー化。
自分はあまりハイサイクルには詳しくないんですが、大先輩からの依頼とあればもちろんやらせていただきます!
既にリポ11.1vでドライブさせてるそうなんですけど、まだ不満だとか・・・。
今まで普通に使えたのはFETのお陰だったんでしょうねぇ。
よって11.1v使用前提の耐久仕様という方向で進めます。

まずはピストンですが最強との噂のSHS製全金属歯タイプへ換装。
ピストンクラッシュ防止で後ろから2番目の歯だけ削り取ってあります。
ピストンヘッドはノーマル流用で、気休め程度に吸気穴加工。
ピストンヘッド側へ緩衝材を取り付けるのは、施工性の問題だけです。
見た目に厚みがありますが、山型に切り出した緩衝材は先端から潰れてピストンを減速させてゆき、根元では緩衝材の幅が増えてゆっくりとピストンを停止させてくれます。
ピストンの停止位置も強いバネで緩衝材が潰れてちょうどいい具合でピストン前進停止位置になります。
  



マルイ純正セクターギヤはすでに歯がモゲる手前だったので、セクターカットとカットオフタイミングの実験に使わせてもらいました。
  
結果から言うと、セクターギヤ引き始めの5枚分カットの位置で、オーバーランしないでセミオートが1発でカットされました。
マルイHC用よりも少し早めにカットオフされる仕様となり、場合よっては初弾がPSG-1のようにウィとだけなる場合があります。
初速の調整などでセクターカットをさせる場合はピストン引き終わりのギヤをカットするのがいいかも。
詳細なテストは出来てませんが、M120~130あたりのバネで初速が釣り合うんじゃないかと思います。
これでセクターカットの枚数と位置はほぼ決定しました。


相変わらず説明が下手で申し訳ないですが、続きはまた次回へ。
正直、あまり経験の無いハイサイクルカスタムですので、ながーい目で引き続きお付き合いください。



  


Posted by comosoldier  at 01:02Comments(2)銃器系