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Posted by ミリタリーブログ  at 

2011年11月23日

衝動買いしたM14の魔改造

前回アップした記事を読み返していて気づきましたが、メカボの中身を書いてませんでしたね。
ピストンはメーカー不明の黒い樹脂歯ピストン、ピストンヘッドもメーカー不明のアルミ製でした。
気密も十分で問題無いのでそのまま再使用してます。
カットされた怪しいスプリングは破棄して、メーカー不明の1Jスプリングへ取替えました。
さすがにここだけはちょっと不安な部分ですが、インナーバレルはSOCOMのヤツだしまぁ安全圏でしょう。
 


そういえば、Ver7メカボの分解前に逆転防止ラッチって皆さんどうやって解除してるんでしょうかね?
自分はピアノ線を先端4㎜で直角に曲げたものをラジオペンチなどでベベルギヤの軸側の隙間から押して解除してます。
これがあるとほとんどの逆転防止ラッチは解除可能で、その他タペットプレートのバネとかにも使えます。
引きバネは専用ツールもありますが、これは出てこなくなったDVDも取り出せます。w
興味のある方は試してみてください。
 


メカボの動作確認ができましたので、次はチャンバー廻りへ。
気密漏れ、弾ポロの予防策としてライラックスソフトパッキンを使います。
精度の問題から正直あまりこのパッキンは好きになれませんが、CHSへの加工と弾ポロとのトレードオフで良しとしました。
組み上げてバレルを指で塞ぎながらピストンを押してみて、スーっとエアが漏れないのが確認しているので気密も良好。
弾ポロもこれまでのようにHOP無しでもBB弾がストンと落ちずに保持できて、ノズルに押されてスンナリ給弾されるのも確認済み。
チャンバー側のHOP押し量増大加工も相まって重量弾にも十分対応できるようになりました。
  


そんでもって元通りに組むわけですが、ここでの鬼門がチャージングハンドルを外して組めなくなっちゃうこと。
アレはバラさなくても分解できるみたいですが、コツを覚えると簡単なんですね。
ハンドルが嵌る溝の後端の部分、丸く窪んでます。
ここにハンドルの四角い出っ張りを斜めに当てます。
この四角い出っ張りを斜めに捻るように嵌めると割りと簡単に入ります。ホントです。
  


組み立てられたM14ライフルケースに入れてをさっそく試射へ。
1mオーバーのライフルですので、PSG-1のライフルケースじゃないと入りません。
ペリカン、どっか落ちてませんかね。
初速は72~74と少々バラつきがありますが、ちょっと様子見かなぁ。
 


気になる弾道はフラット・・・と言うより直線的な感じ。(主観ですけどw)
グルーピングなど測っていませんがノーマルバレルで
まぁ50m以上飛んでるみたいだし、とにかくまっすぐ飛ぶんでスコープが欲しくなります。
せっかくカッコイイ銃床にしたので、買っちゃおうかな~。(パチですけどw)




  


Posted by comosoldier  at 01:02Comments(2)銃器系

2011年11月21日

M14を衝動買い

猛烈な貧困の最中で、マルイM14の中古を入手してしまいました。
なんか今年はこんな買い物の仕方ばっかりですが、もう買ってしまえばコッチのもんです。
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
 


コンディションはまぁまぁという感じで、某ショップでチューンしてもらったというシロモノだとか。
届いてから少し試射をして感じたのがギヤの音がちょっと大きいことと弾ポロ。
おまけにHOPの効きも悪くて、既存のHOP調整ダイヤルではHOPが押しきれていない様子。
弾ポロは発売当初からささやかれておりましたが自分の個体はとくに芳しくないので、ここも改修を要するようです。

とりあえず既存HOPパッキンをCHS化。(いつもの作業なので工程は割愛)
HOPの効きの悪さはHOPダイヤルが当たるリンクパーツにアルミ板を接着することで対応してみました。
HOPダイヤルのネジ先端が当たる部分は窪ませてネジが逃げないように加工してあります。
  


CHSにしてから後日にまた少し試射してきました。
CHSで弾ポロは解消しました。
しかしCHSの割りに弾道があまり延びない(といっても普通の40mくらいは飛んでる)ので初速を計測すると0.28gで概ね50m/sで、やや数値の偏差が大き目。
HOPパッキンの気密漏れが原因と予測されるので、ノズルを含めて見直しが必要なようです。

少し前に知人の某ショップチューンされたM14を撃たせてもらいましたが、ギヤもしっかり調整されていて関心してしまいました。
ギヤ音についてもそのくらいまでは調整できるはずなので、向学の為にもギヤ音の原因も調べてみます。

いよいよVer7メカボをバラします。
補器パーツを取外して、やっとメカボ本体を開けることができるようになります。
この複雑なVer7の仕組みにはマルイさんの設計の苦労が垣間見えますね。
特徴的なノズルとチャンバーの構成も分解してみて理解できました。
細かいところではメカボ固定ビスがミリネジになっていて、マルイの本気を感じる部分ですね。
  


モーターを切り離してモーターホルダーを見ると、ピニオンがモーターホルダーに当っていた形跡がありました。
モーターのピニオンギヤ側がモーターホルダーのなかで上下左右にそれぞれコンマ数ミリ程の遊びがあって、モーター回転時にベベルギヤに押される格好でホルダーに当っていたようです。
セオリー通りにモーター位置、ベベル位置と下から順番に調整してゆきます。
  


モーターホルダーにはSUS0.5㎜板をアルミテープで張りつけて、ガタが無く少しモーターが中で回る程度に調整。
ベベルと連動するスパーの両方を、スムーズにセクターまで回るようにシムも調整。
ギヤ音の確認の為にメカボを組み立ての空撃ち。
Ver7ではスイッチからカットオフレバーまで外付けで、カットオフレバーはセクターギヤを少し回さないと入り難いのでモーターを組む前に穴からカムの位置を確認すると後の作業がスムースです。
動作させながらモーター位置を調整してゆくと極端にギヤ音が小さくなる位置がありました。 これだ!
M14ってベベルの位置が合うと驚くほどギヤ音が消えるんですね。(驚
  


そして今度はノズルからチャンバーの気密漏れ対策。
メカボックスが斜めに配置されるVer7メカボはノズル先端にも角度がついています。
チャンバーから手でBB弾を落とすとそのままバレルから弾が転がり出てきました。
これでは給弾された弾はそのまま転がり出るわけです。

ノズルはチャンバーに斜め下から入る為にチャンバーのノズル入口部分が縦長なっていました。
チャンバー内のHOPパッキン給弾側も広くなっているようで、他のチャンバーのようにHOPパッキンがチャンバー内で窄まるようにならず、BB弾がそのまま転がり落ちるのが原因のようです。
私的には既存電動HOPパッキンを流用するよりも専用HOPパッキンか若しくはガスブロ用HOPパッキンを使ったほうが良かったように思われます。

今回はSHS製M14用アルミノズルを改造して、BB弾を深く中央へ送り込む為に先端形状を加工。
まぁ大した加工でも無いんですがAKMSとかでもそれなりに集弾するようになったので味をしめてまたやっちゃいました。(笑)
M14ノーマルノズルと長さを比べると、2㎜以上SHSのほうが長く作られています。
おそらくSHSは中華系M14のカスタムパーツとして作られているようで、マルイM14にはだいぶ長い感じ。
   


SHS製ノズルの長さを1㎜ほど詰めて、ノズル下側はBB弾をバレル中央へ送り込み、装弾の邪魔をしない形状。
さらにノズル先端のテーパー角度を全体的に急勾配にしてHOPパッキンとの気密確保を狙っています。
加工されたノズルは純正と比べてもまだ1.5㎜程長いですが、給弾には問題がありませんでした。
   


そして分解の工程で気になっていたのが既存のFET配線。
モーター直下のストックの一番狭い配線ルートにFETを配置しており、信号線もセロテープでモーターに留めてました。
さらにそこへミニコネクターをつけているので、FET配線へのストレスも増えるし、モーター端子も外れやすくなります。

せっかく配線が全部露出した構造なので、面倒ですがFETを作り直しました。
信号線にコネクターを設けたのでFET配線ごと切り離せます。
セミフル切り替えなのにMINIMIみたいな配線になって、メンテ性も良好になりました。
ストック脱着時に邪魔な配線はモーターホルダーにインシュロックで固定すると作業が快適です。
   



ちょっと長くなりすぎてしまったんで、続きはまた次回へ。



  


Posted by comosoldier  at 01:22Comments(3)銃器系

2011年11月06日

アレっぽいAKMS

最近、出番の機会が無かったAKMSをメンテしてみました。
 


ただメンテするなら記事にもならないんで、ちょっとパーツも見直してみようかなと。
用意したのが最近のお気に入りのSHSパーツたち。
AK用ノズル(LONG)、M100SP、18:1ギヤを「秋田の武器商人」さんで入手しました。
 


現状のAKMSにはシステマ製ヘリカルギヤのトルクアップタイプで、特に不満も無かったんですがサイクルを普通に戻す為にSHSの18:1に変更。
擬似ブローバックの為のアルミピストンはそのまま使います。

VFC製フルサイズシリンダーは中央に穴を設けて容量を落として、バレルを純正455㎜から229㎜に。
メインSPは同じくSHSのM100として、なんとなくアレみたいなセッティング。
アレを作ってる訳じゃ無いんですけど、アレじゃ無いです。
  


そして今回のもう一つの主役がSHS製アルミノズル。
こいつを素材に例のVノズルを実験してみます。
で、出来上がったのがこちら。
   


これまでのV断面に加えて、ノズル上面を金属パテで塞いでます。
エア噴出部に向けて裏側を斜めに「絞る」ように加工。
BB弾の下に吐出エアを集中させてバックスピンの手助けを狙ってます。
ノズルの回転止めに使っているのはゼムクリップを延ばして接着しただけ。

HOPが掛かったBB弾はバレル内の上面を走る傾向にあるようで、ノズル下端から吐出したエアはBB弾を押しながら、一部はBB弾の下を抜けやすいんじゃないか、という私の妄想です。

アングス6.1バレルではルーズバレルなのに初速が上がり驚いた記憶があります。
マルイ純正と比べてアングス6.1やツイストバレルくらいの適度な「エア抜け」があると、追い抜いたエアがBB弾が受ける空気抵抗によるバックスピンの低下を軽減する・・・みたいな。
銃口付近を少ない空気抵抗で発射されたBB弾は強いバックスピンを維持できて、数十メートル先でその違いが出るはずです。
マルイ純正バレルではその効果も期待できませんが、今後の実験によってはこのAKMSがまた面白くなるんじゃないかと期待してます。

さてAKMSの実射は、ギヤの交換でセミの切れが良くなって、擬似ブローバックもガスブロみたいにガッガッといってます。
ゴム紐を半割りにしてパッキンに接着したCHS-2型はこれまで少々弾道に不安定さがありましたが、以前よりも少し伸びが出てより素直になった印象。
V型のノズル形状がBB弾をバレル(パッキン保持位置)中央で運んでくれたおかげでしょう。
フルオートでも弾道が乱れず集弾するようになり、VノズルがCHS-2の集弾性を補うようになりました。
Vノズルについては一定の効果を確認できました。
初速は適正HOPで0.28g 78m/s~80m/sでした。

それぞれのパーツが役割を分担して仕事をさせることで、さらに性能を引き出せる可能性がまだありそうです。
CHS&ノズルチューン&ルーズバレルに軽い初速調整、素人カスタムの非パワーアップ系カスタムをもっと掘り下げてみると面白そうですね。



  


Posted by comosoldier  at 18:26Comments(2)銃器系