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Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年07月05日

56式っぽいAK47 その2

前回まではフロント周りでしたが、今回はボディのほうを。
マルイ純正のフレームはストック基部に亀裂があったので、大陸製メタルフレームに変更。
 


次に、自分のAKにもやっていた擬似ブローバック加工。
メカボをバラすと、ウ●コみたいに汚いピストンがコンニチワ。
こないだメンテした時にはピカピカだったのに・・・。
 


メカボックス上部に50㎜×5㎜の開口を設け、ピストンヘッドは擬似ボルトからのストレス対策に金属製へ変更。
ボルトはG&P製を改造して、デッキロックのスプリングが当たるように内側にワッシャーを溶接してあります。
そしてデッキロックもスプリングガイドをアルミ材で製作したので、デッキロックを外した眺めもまぁまぁかなと。
   


ここで課題がひとつ。
金属製のダミーボルトをアルミ鋳造フレームに当てつづけると、フレームにダメージが蓄えられて割れる恐れがあります。
対策として、アルミブロックにダミーボルトを受け止めさせて、その衝撃を六角支持材なるガスチューブ内のパーツで受ける構造にします。
とりあえずこれで様子をみてもらいましょう。
   


最後は実射の部分。
HOPパッキンはCHS化で飛距離の向上を図り、HOP押しゴムにはファイアフライ「電気なまず」を使用。
マルイ純正バレルはHOPパッキンのストレスを減らす目的でHOP窓の開口はややテーパーを付けてます。
そしてインナーバレル銃口側には、テーパー加工を施しました。
テーパー加工は定番ですが、純正バレル加工として最もオススメな加工であります。
   


引き渡せる状態になるまで、ちょっと時間が掛かってしまいました。
 


今度の定例ゲームで引渡しとなりますが、オーナーの蛮用に耐えるかが心配でもあります。
まぁ末永く使っていただき、調子が悪くなればまた戻ってくることでしょう。


  


Posted by comosoldier  at 23:52Comments(0)銃器系

2013年07月04日

56式っぽいAK47 その1

友人より56式風なマルイAK47の修理&カスタムの依頼を受けました。
wikipediaによると実物は散々な書かれ方をしているワケですが、ご本人が気に入られているようなので頑張ります。
 


まず修理から。
56式の特徴であるスパイクバ●ネットが根元からポッキリ。('A`)
スパイクバ●ネットの折れた部分を観察すると、スパイク部はアルミの鋳物でM5ネジも鋳物だったようです。
まぁアルミ鋳造のネジなんて折れ目を入れているようなもんですな。
基部はおそらくはただの鋳鉄ですが、機能には問題はなさそう。
  


スパイク部の折れたネジ部に4.2㎜の下穴を15㎜ほど切削し、M5のタップを立てて、SUS寸切りネジを接着固定。
基部は向きを調整できるように5㎜穴を開けて、先ほどのSUS寸切りM5ネジをエポキシ接着剤で固定しました。
これで、実用的な使い方をしない限りは大丈夫でしょう。
  


ここで気付いたのがバ●ネットの向きが恐らくは逆についていたっぽい事。
検索してみると実物は折畳んだ時に、断面で三角の底辺にあたる部分が手に触れるようになり、展開した時に三角の頂点にあたる部分が下向きになるようです。
大陸系メーカーもよく間違えて組み立てているようで、自分も調べて知ったわけですが。
 


そして追加依頼を受けたのが、ハンドガードへのバ●ネット逃げ加工。
これをやっておかないと、また壊す可能性があるので、ハンドガードを掘り込んで、エポキシパテで裏打ちし仕上げました。
これでやっとシックリくるフロント周りが完成です。
 


続きはのちほど。



  


Posted by comosoldier  at 23:52Comments(0)銃器系