2011年03月23日
災害復興 自分達にできることとは?
日本の歴史の中でも最悪の被害となってしまった、東日本大震災。
被災された方々の苦痛は、我々には計り知れないものがあるでしょう。
限られた手段として義援金を送りましたが、こんなことしかできないのが悔しいかぎりです。
原発事故では日本の様々な専門家集団の決死の努力で最悪の事態を乗り越えようとしております。
またその影で彼らを支える人々が昼夜を問わず頑張ってくれております。
被災地では警察、消防、自衛隊、そしてアメリカ合衆国と各国救助隊も懸命に活動されております。
そして医療従事者、ボランティアなど様々な方の力で少しづつですが、復興へ前進しつつあります。
今自分達にできる事、それは耐えることじゃないでしょうか。
燃料や生活必需品などが被災地へ優先されている今、自分達も耐えることで被災地を応援することができると思っています。
確かに家族などに不自由はさせたくないですが、被災地ではその家族すら失った人も大勢いるのです。
被災地以外は買い占めなくても必ず元の生活に戻りますが、被災地は何年も掛かり、失った人命は戻りません。
これからは被災地と共に厳しい生活を乗り切るのが我々被災地以外の国民の義務だと考えます。
首都圏が安定した生活を送れたのもこういった地域のお陰だったのです。
今後は、今こそ我々にできる「耐える支援」を続けてゆきたいと思います。
この連休で、長い間ホコリを被って眠っていたステアーAUGを引っ張り出してきました。
主力のM4がボルトストップ機構の実験で使っておらず、現在製作中のAK74も部品待ちの状態。
PSG-1、SPR、AKMSはCHS改修待ち、ガス系M4、M870は季節待ちの状態。
メインが故障した時に安心して使えるブッシュマスターみたいな銃を考えるとこれしかないなと、OHを兼ねた作業です。
簡単にバレル、メカボにアクセスできるメンテ性、ブルパップのコンパクトさなどで手放せずにいました。
では早速作業開始。
メカボを取り出して開けてみると天然セクカ3枚状…。
どうしてこんなに壊れてるんだ?と調べるとメタル軸受けがズレていた模様。
当然ピストンもダメで、在庫していた中古純正ピストンとVFCギアセットに換装して、シリンダー&ピストンはSYSTEMAボアアップが入っていたんで、そのまま再利用。
結構お金がかかっていたんですねぇ。(汗


念入りにシム調整し、気密もまぁまぁなんでメカボのOHは完了。
インナーバレルはKM企画製TNバレルでしたが、HOP窓形状だけはやや時代遅れに感じてしまいます。
代わりにジャンクパーツと化していたPSG-1インナーバレルをカットし軽く面取りし、HOP窓後ろの切り欠き部を鉄パテで造詣。
HOP窓にはパッキンが降りやすいようRやテーパーをつけて磨いておきます。



ここでパッキンもCHSへ交換です。
いつもどおりパッキンを加工して、今回は既存のCHSのHOP摩擦部分の形状をシンプルにしてみました。
といってもバックスピンを掛けるゴムを半丸からシート状にしただけです。
シート状とは使えなくなったマルイ純正HOPパッキンを幅3㎜、長さ5㎜の大きさで切り出して瞬間接着剤しただけ。
実は先のPSG-1で試した結果、これで弾道がさらに延びる結果となりました。
前からこれがいいのはなんとなく想像がついたのですが、簡単すぎて試したことすらありませんでした。
まぁ負け惜しみですね。(笑



パッキンを押す「押しゴム」はゴム紐素材を半割し、押しゴムとして入れました。
さらに押しゴムを押すアームもちょっと削って、押しゴムが水平に押せるようにしてあります。



未来的なデザインのステアーAUGですから実物EOTECHを取り付けてみました。

MP7の軽快さには叶いませんが、セミフル切り替えが不要だったりと使ってみればM4、AK系には無い良さがあります。
買ってもう10年は経ちますがまだまだ現役の頼もしい相棒となってくれそうです。