2010年05月02日

山梨が生んだTactical Tool

衝動的に購入したKSC Cz75 2ndですが、やっぱりじわじわと愛着が湧いてきました。
少々プラスチッキーな塗装色ももう少し使ってみてから、軽いダメージ塗装でもしようかなと。
今回はこのチェコ生まれ(山梨県産)の新しいツールをちょこっとイジってみたいと思います。
山梨が生んだTactical Tool

最初にガスを入れずに動かしてみて思ったのは、各パーツのエッジが痛いほど角が立っているせいで動きが渋いこと。
機械加工のせいか初期ロットのせいかは不明ですが摺動部を少しエッジを丸めることでかなり改善しそうな雰囲気。

山梨が生んだTactical Tool 
まだ1発も発射していませんがバランバランにします。
スライドから上は今回はそのまま。System7の心臓部には何の不満もないですし。

山梨が生んだTactical Tool 
まずは気になって仕方が無かったトリガーの戻りの悪さと引っかかり感。
よく見てみるとハンマーがハーフコックされる位置でゴリっとした感触があるので、ここを解消させましょう。
ハンマーハウジングをフレームから抜き取ってハンマーAASYを取り出して、シアの溝が掘ってある部分にある段を削って400番の耐水ペーパーで磨いておきます。

山梨が生んだTactical Tool 山梨が生んだTactical Tool
次にリリースカムなる部品もスライドと接触する部分を耐水ペーパーで研磨し、日野グリスで磨きます。
日野グリスとはミニバイク用に開発された機械部品用のワックスみたいなもので、ドライ状態でも低摩擦な不思議ケミカル。

山梨が生んだTactical Tool 山梨が生んだTactical Tool 山梨が生んだTactical Tool 山梨が生んだTactical Tool
プラ製のフレームもビンビンに立った角をさらっと耐水ペーパーで角を落として、仕上げに日野グリスで磨きます。
あとはトリガーバーなど抵抗に感じるものは耐水ペーパーと日野グリスで磨き倒します。

分解、組み立てには少々要領が必要ですが、接着や圧入といった強引な部分もありませんでした。
前作ではハンマーハウジングなる部分にクラックが入ったりとありましたが、もちろんSystem7となって大丈夫なようです。
また、トリガーユニットを固定するピンが省略されていたりと、合理化もされていたようです。

今回の作業の感想は、KSCらしい機械工作を堪能させていただきました。
設計者が苦労したであろう箇所なども見れて興味深い作業でした。
山梨が生んだTactical Tool
そして完成したCz75 2ndはもちろん絶好調!
マガジンフォロアを固定しての空撃ちも、これまでよりシャープになったリコイルは快感の一言。
よっしゃ今度、予備マグ買うか!







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Posted by comosoldier  at 08:02 │Comments(0)銃器系

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