2010年11月08日

実験的バレルカスタム

飛距離アップをメインに今までCHSという手段でHOPパッキンの改良に取り組んでまいりました。
その銃のほとんどがインナーバレルにノーマルバレルを使用してきました。
理由は単純にあまり不満を感じるところも無いし、加工も心置きなくできるというのも大きかったですね。
目標としては飛距離アップを重点項目として、CHSに合ったバレルのチョイス、またカスタムを模索してゆきたいと思います。


今回のベースはPSG-1を選択。
インナーバレルはアングス6.1アルティメイトテフロンバレルを、CHS-2ごとSPRから取り外して移植。
理由はPSG-1のシリンダーからくる大量のエアでルーズバレルのエアロスを補いながら整流効果を高め、バレルから射出されるBB弾に追い風を作るという趣旨。
銃口外加速というよりはBB弾の受ける空気抵抗を少しでも軽減させられるのか、などを実験してやろうかなと。
SPRの方にはいずれ別の物を考えているので、ブツが届くまではしばらくお休み。
実験的バレルカスタム 実験的バレルカスタム 実験的バレルカスタム 実験的バレルカスタム


インナーバレルのチャンバー側にアルミテープを幅2㎜、長さ10㎜程度に切り出して「ハ」の字になるよう貼ってあります。
BB弾をバレルの中央へ送り、バックスピンの邪魔にならないように、内側に行くにつれて広がるように、SPRへ使った時のままです。
実験的バレルカスタム 実験的バレルカスタム 


そして、PSG-1にもボアアップバレルを導入。
まだハッキリとした効果が出た訳では無いんですが、なんというか上手くいくんじゃないかと。
作業はネジ込みされているマズル部品へ、前回も登場した外径8㎜ 内径7㎜のアルミパイプをハンマーで叩いて挿入します。
どうゆうわけかキツキツで入っちゃうんですねぇ。
そしてアルミパイプの長さを測りながらピッタリとインナーバレルと突き合うように切り出しておきます。
に線径0.5㎜ほどのOリング入れて、純正バレルスペーサーで挟み込みます。
最後にマズルへ慎重にネジ込んでアウターバレルに戻して完了です。
実験的バレルカスタム 実験的バレルカスタム 実験的バレルカスタム 実験的バレルカスタム


そして個々を組み立てて完成です。
銃口を覗くと、インナーバレル手前に段差が見えます。
ここまでは大きな加工も必要としないので1時間もあれば終わる作業でした。
そして初速は0.28gで平均して80m/sちょっと。
ちょっとギリギリで怖いのですが、試射の弾道を見て調整しようかなと。
実験的バレルカスタム 実験的バレルカスタム 


で、やっと本日フィールドにて試射。
ほぼ無風だったので早く試射したかったんですが、その前に弾速計で初速確認、ん?10m/sくらい落ちてる…。
気を取り直して100発ほど撃ってみた感想は、初速低下で飛距離はイマイチですが集弾は結構いいかもです。
ブシュネル レーザーレンジファインダーで標的としている600Φの鉄板までの距離はやや撃ち上げの位置で62m。
弾道はやや山なり弾道ですがヘッドショット+α程度は可能な集弾をしてくれました。
セミオートだけなので集弾は安定していましたが、CHS-2になって確実に集弾は向上したようです。
初速をもう少し調整し直したらもっと逝けそうな予感…。
実験的バレルカスタム 実験的バレルカスタム


そんでM4も持ち込んだので、こっちはセミ、フルの集弾を確認。
マガジン1本目の途中でバッテリー切れ。('A`)
飛距離は、わずかに照準に仰角をつけて撃つと鉄板に届くので水平では50m台と言うところ。
ちょっとだけ撃てたフルでも600Φに全弾命中していたので、ボアアップバレルの効果かも!?
初速を確認しようとしたら弾速計の表示が消えちゃったんで画像がありませんが、これも下がっていて68~72m/sくらいでした。
まだM4はシリンダーを変更してないので、フルサイズシリンダーへ変更して初速調整したらノーマルカット230㎜バレルでも逝けるんじゃないかな~なんてちょっと期待しちゃいますね。
実験的バレルカスタム 実験的バレルカスタム


ここまでのバレルの実験は、実は流速チューンの特徴からいいところだけを応用した実験でした。
お次はSPRに、また違うインナーバレルを手配中であります。
こちらも期待しないでお待ちください。m(_ _)m








同じカテゴリー(銃器系)の記事画像
自粛期間中は、こんなもの作ってました。 その2
自粛期間中は、こんなもの作ってました
タナカM29PCは、サイドアームとなるのか? その3
タナカM29PCは、サイドアームとなるのか? その2
タナカM29PCは、サイドアームとなるのか?
M14が少し進化
同じカテゴリー(銃器系)の記事
 自粛期間中は、こんなもの作ってました。 その2 (2021-09-17 22:17)
 自粛期間中は、こんなもの作ってました (2021-09-14 21:04)
 タナカM29PCは、サイドアームとなるのか? その3 (2021-09-13 23:57)
 タナカM29PCは、サイドアームとなるのか? その2 (2021-09-10 22:56)
 タナカM29PCは、サイドアームとなるのか? (2021-09-10 00:14)
 M14が少し進化 (2014-09-24 22:10)

Posted by comosoldier  at 00:16 │Comments(4)銃器系

この記事へのコメント
M4とPSGが同時に初速低下を起こしたのが気になりますね。
気圧が下がれば初速も落ちるはずですが、さすがに1割以上も落ち込む気圧変化は1日ではおきませんよね・・・
調整してまた10m/s上がったりすると大変ですから、組みなおす前に様子を見てみるのはどうでしょう?
Posted by きゃりばー at 2010年11月10日 18:02
きゃりばーさん、こんばんわ。

>M4とPSGが同時に初速低下を起こしたのが気になりますね。

そーなんですよ、なぜなんでしょうかねぇ。
自分は弾速計を疑ってまして、新しいのを物色中であります。
それまでは怖くて弄れません…。
しかしバレル探求はまだまだ続きます。(もうポチったし)

今週の定例ゲームは大人しくAKMSで逝こうかなと思います。m(_ _)m
Posted by comosoldiercomosoldier at 2010年11月10日 18:42
こんばんは、comosoldieさん。


バレルのカスタムが着々と進んでいますね。
まだ私はバレル関係のカスタムはあまりやったことが
ないので参考になります。

ボアアップバレル。
インナーバレルの先にインナーバレルより少し径の太い
パイプを接続して使うものなのでしょうか?


どういった効果が出るのか検証出来たらいいですね。
Posted by コウチャンパパ at 2010年11月10日 23:24
コウチャンパパさん、こんばんわです。

バレル関係のカスタムというか、とりあえず買って付けてみて、CHS-2との相性を見ている状態です。
そんでもってどんなバレルの条件がいいのか、気になるバレルを試してみようって感じですね。

>ボアアップバレル
えー、整流効果でBB弾をセンターに保持させると言う考えから銃口からエアを放出する前に序々に広げる方法です。
最近ではKM企画さんが商品化されてました。
自分のは内径7㎜外径8㎜のアルミパイプをインナーバレルと突き付けただけの状態です。

今回の結果での主観は、ルーズバレルの効果は確認できましたがボアアップは??な感じでした。
PSG-1の場合はあのインナーバレルの短さに意味があるので、ボアアップと言うよりはインナーバレルの保持の意味合いが強いです。
弾速が測れて(笑)、初速を調整してあげられるともう少しシャープな弾道が出せそうな予感もするので、PSG-1はしばらくこの路線で煮詰める予定です。

M4はエア量アップを狙って純正シリンダー穴なしを用意してあります。
これに初速調整をしたM4で再度試射をしたいので、またご報告します。m(_ _)m

既に届いている別のバレルはSPRへ搭載予定ですので、こちらも弾速計を入手出来次第(笑)ご報告いたします。m(_ _)m
Posted by comosoldiercomosoldier at 2010年11月11日 00:30
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。