2013年08月23日
ChinaATV アライメント調整
前回はフロントサスペンション位置を改造しっぱなしで、残るはアライメント調整です。
これも面倒臭い作業ですが、所詮はChinaATVですからスピードも出さないのでテキトーに。
アライメント調整なんていっても、とタイロッドでトー調整。
サスペンションアームはダブルウィッシュボーンサスっぽいので、ハブナックル上部でキャンバー角を調整。
キャンバー角は静止状態で、目見当で大体垂直に。w
元々があんなトラクターみたいなタイヤを選んでしまっているから、見た目にもよく分かりません。
お次はトー調整。
キャンバー角をほぼ垂直としたので、トーも真っ直ぐでいいかなと。
タイロッドはターンバックルになっており、長ーいナットにタイロッドエンドが付いた代物。
両端のナットを緩めて、長ーいナットを締めればトーアウト、緩めればトーインに変化します。
左右の調整感覚が違うのでバラしてみたら、やっぱり長さが違う・・・。
しかもネジを切ってあるんじゃなく、無理やりネジをねじ込んでただけという・・・。
China恐るべし!!
走行中に抜けたら死んでしまうかもしれないので、長さをあわせてから全部のM10細目ネジのタップを切り直しました。
その前にタイロッドが斜めに配置されていて、ハンドルを切ったときに内輪と外輪で切れ角が見るからに大きく違ってしまってました。
対策としてタイヤ側のタイロッドエンドの取り付け高さを延長して、水平になるようにセット。
結果として内外の切れ角がタイヤの前後で計測して誤差5㎜程度になり、自分が予想していた以上に改善されました。
ちなみにタイロッドエンドはM10細目ネジ(1.25ピッチ)で、なかなか長ナットが有りません。
自分は特殊なホイールナットで流用しましたが、この作業はお勧めですよ。
これでなんとかアライメント調整はいいと思います。
ただ少し心配が残るとすれば、全て目見当だということぐらいかな。(笑)
この日はもう時間切れで試走はできませんでした。
まぁ速度を上げないし、全ては自己責任ということで。