スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ  at 

2011年08月14日

AGM M4のオーバーホール その2

いやぁ暑いっすねぇ。
全裸でも暑いので、これ以上どうにもできません。
さて、正気に戻って前回の続きでAGM M4です。


前回からの続きで初速対策、インナーバレルも交換します。
取替えたバレルはマルイ純正229㎜のマズルにテーパー加工を施したもの。
今のバレルより3/2ほど短いバレルになります。
AGM M4、というか長物ガスブロは、吐出エア圧、量が多いのでショートバレル化による初速調整はちょっと期待薄。
  


HOPパッキンもKM企画スーパーヒットチャンバー改をベースとしたCHS-2型へ換装します。
マルイパッキンで稀に発生するトラブルでBB弾がパッキンのリップ部を巻き込む現象があり、ガスブローバックのようなBB弾をすくい上げるような給弾方式ではしばしばこの現象が発生します。
このAGMの個体でも同様の症状があったようで、CHSパッキンにもその形跡がありました。
スーパーヒットキャンバーパッキンはこのトラブルを防ぐ独特のリップ形状と高い耐久性で、とても良く考えられたパッキンだと思います。
 


せっかくバラしたので、プライムコピーのマルイバレル対応チャンバーの簡単な組立手順を載せておきます。
まずはパッキンを取り付けたバレルをチャンバー本体に取り付けます。
チャンバー内側へシリコンスプレーをうっすらと吹くとヌルっと入ります。
あまりヒネりながら入れるとパッキンがネジれて、弾道が変化球になるので真っ直ぐ入れるよう心掛けてください。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、画像の状態でHOP窓が上の状態。
 


バレル固定金具は下から差し込んでネジ止めしますが、表裏があるのでご注意。
HOPレバーは一番最後の取り付けが楽かも。


そして付属のイモネジは画像の向きで締められるように入れてください。
このイモネジを締めることで、あとからバレルに挿入するHOP調整パーツを押し下げてレバーをコントロールさせます。
イモネジを締めるとHOPが緩めるほうに動きます。
HOP調整用パーツはバレルを前後するので、動きが悪いときは#400程度穂の耐水ペーパーなので内側を磨いてみてください。
 


HOP押しゴムを入れてHOP調整レバーを取り付ければチャンバー本体の完成。
アッパーレシーバーの切り欠きに合わせてチャンバーを挿入して、付属のスプリングを通してからアウターバレルの取り付け。
あとは分解した逆の手順で組み立てて作業は終了です。


後日試射してみたところCHS特有の伸びのある弾道で、特にガスガンにはCHSが相性が良好なのを実感。
ブローバックも「バキッバキッ」とハンドガン並みのスピードに。
飛距離も自分の持っている電動ガンCHS仕様と遜色ないので、弾幕戦に巻き込まれないようすれば勝ち目はあるでしょう。
初速はこの気温で80m/s台後半で安定してますが、ゲーム時はもっと落ちる予感。
まぁ初速が低下した時こそCHSの本領発揮ですから無駄弾だけを注意すればいいでしょう。

ローディングノズル後端の割れは結局、ノズルガイドというノズルの脱落防止の側面に差し込むパーツとノズル後端部分が激しく当たるせいで割れていたようです。
また割れたローディングノズルは今は無き(?)ELEMENT製で、この後端部分の厚みが薄いのも原因だったようです。
長さの違いはこの辺りに理由があったんでしょうね。


次回の定例に向けて電動M4から実EOTechをもぎ取ってAGM M4へ載せてます。
時代の流れより遥か海の底にいるAGM M4押入工廠カスタムですが、撃ち味はもちろん、この野暮ったさもお気に入りです。


そういえば前回のブログからフォントサイズを大きくしてみました。
「字が小さくて読みにくい」との意見があったんですが、どうすか?




  


Posted by comosoldier  at 01:02Comments(3)銃器系