2011年05月11日
China ATV に全米が泣いた
またしてもChina ATVネタで退屈かと思われますが、長~い目で見守ってください。








前回中途半端だったエンジンマウントは5㎜ほど高さが足りないのが判明して、急遽アルミ材でスペーサーを製作しました。
早速組み立ててエンジン始動。
低回転での振動は体感できるほど軽減されてきました。
ただ中~高回転域の振動はまだ改善には至りませんでした。
フライホイールやクランクのバランスが悪い可能性があるみたいなんで、今後の課題として棚上げ。
China ATVを改修するにあたりいろいろと調べて問題点を洗い出しているわけですが、次の弱点は電装系。
元々が6Vのカブエンジンのコピーを中途半端に12V化されているので、充電系統の改修が必要となります。
いつも勉強させてもらっているJessie様のサイト「中華改記録」にあるジェネレータの全波整流化にチャレンジします。

全波整流化とは、交流電源を発生させる発電機を直流にさせて発電量を上げる改造。
なんだか難しそうですが、自分ができそうに思えるくらい作業はシンプルです。
画像の発電コイルの途中でバッテリー等へ向かう黄色線を切断します。
次は発電コイルの端末がジェネレーターカバーにアースされているので、ここを切断し先ほど切断した本体からきている黄色線を繋いで絶縁被覆を手前に引き出して絶縁しときます。
先ほど切断したコイル途中の線も絶縁を忘れずに。
あとは元通りにすれば完了です。
せっかくバラしたので、点火時期を進められるように取り付け穴を長穴加工してみました。
上手くいかない時はすぐに戻せる加工なので、どんな変化がきるかちょっと楽しみです。


最後はジェネレーターで発電した電気の電圧などを調整する為、レギュレーターレクチファイアなるパーツを全波整流用へ交換して作業終了。



ジェネレーターカバーを組み付けて、配線を確認してキーを回します。
金鳥する瞬間ですね。
思い切ってセルボタンを押すと、キュルっとセルが回った瞬間「ぷちっ」と嫌な音。
その後はスターターリレーの「カチッカチッ」という音だけでセルモーターは無反応。
なんだと?

気を取り直して、ヒューズを見ると切れてなーい。(マイク・ベルナルド)
ブレーキランプも切れてなーい。(同上)
テスターでバッテリー電圧を確認。
12.8v出ていてスターターリレーまでほぼ問題無し。
しかしセルモーター端子にも12.6vきてる。?
キーを回してブレーキを握りセルボタンを押すとカチッと動作の音。??
でもセルが回らない。???
あまり気が乗らないままセルモーターを直結すると「キュルキュルキュル~」と回ってくれました。
逝ったのはスターターリレーのようですね。
原因がわかったのであとはリレーを交換するだけで済みそうです。
念のため灯火類も確認しとこうと、ヘッドライトを点灯すると電球がフッと消えてもう点灯しない。
バルブを外すといきなり電球切れ。
へ?

ウインカーも左の電球が切れて点滅しなくなり、リレーから「ペー」とか変な音が。

まるでタイマーでも付いているかのように次々と壊れるChina ATVの電装系。
「やられはせんぞ!やられはせんぞ貴様如きに!やられはせん!」と自分に言い聞かせて折れそうな心を奮い立たせます。
バッテリーが上がると困るのでプラス端子を外そうとコードを持ったら丸型端子がポロリ。
はぁ?

熱が出てきたみたいなんでもう寝ます。
いつも楽しみにしています
失礼だと思ったんですが
ウインカーあたりの記事の内容を
読んでいる内に、笑ってしまいました
(すみません・・・)
色々とトラブルが発生して大変なようですが
無事に乗り越えて元気に走るChina ATVの
勇姿を見れる日を楽しみにしています
いえいえ全然失礼なんかじゃないですよ。
もう笑うしかないですよね。
自分もヤケクソ・・・いや気長に付き合ってゆきたいと思います。
ウチのChina ATVは、はたして元気に走れるのかなぁ。(他人事)
お褒め頂きありがとうございます。
あんまり調子に乗せると勘違いしちゃうんで、今後はビシバシご指導をお願いします。m(_ _)m
ってか世界を引っ張るのはいつもセンスが飛んでる人なので
(松本とかゴッホとか)
もっとぶっ飛んでください、ジャナイト私たち進歩がありません・・・
普段から褒められ慣れてないんで、なんだか照れます。(汗
ぶっ飛んだアイディアで押入工廠も頑張ります!!
あれに似てますよね
>端子がポロッ
ほんとザオラルを3回連続で失敗した気分です。
噂には聞いていたしたがやはりChina ATV、期待を裏切らないですね。
一昔前の中華電動ガンにも似てるかもしれないですね。