2010年02月06日

CHSの作り方

CHSの作り方

よく考えてみたらCHSの作り方ってをテキストだけで説明してました。
別に誰からもリクエストは無いですが(笑)、ちょっとここで解説いたします。

ちょうど香港からSHOOTERのシリコンHOPパッキンが届いたので、これをCHS加工します。
初めて使うパーツなのでさっそく検品から始めます。
CHSの作り方
ノーマルのパッキンよりちょっと短めなところ以外が概ねマルイ純正と同寸法。
硬度は65度とマルイノーマルより少し硬質で、摩擦係数の高いシリコンゴムがCHSにどんな影響を与えるのか楽しみです。
BB弾の入り口はやや小さめで気密性向上が期待できそうです。
CHSの作り方 CHSの作り方 CHSの作り方
以前に購入したライ●クスと比較してみます。
ライ●クスのパッキンはBB弾の入る部分が偏芯していてとても使う気にもなれませんでしたが、これはバリも無くて綺麗です。
CHSの作り方


もちろんそのまま使う気も無いので、加工するべく裏返しちゃいましょう。
裏返したパッキンはバレルに被せて、HOP窓の大きさに合わせてカットする位置を決めます。
CHSの作り方 CHSの作り方
今度はバレルの銃口側へパッキンを被せ直して、デザインナイフなどで不要な出っ張りを切り取ります。
この時にパッキンに穴を開けないよう注意が必要です。
CHSの作り方 CHSの作り方 CHSの作り方
あとはバレルのメカボ側へパッキンを被せ直して、HOP窓の中心に出っ張りが来るように調整して完成です。
自分はおまじないとして、グルっとシールテープを1周させておきました。


今度はバレル側の加工です。
バレルの加工はHOP窓の面取りがメインで、角を削るだけで十分です。(CHS考察 その3レシピ編 参照)
このバレルはその昔に実験的に大きく削ってしまったものなので、あまり参考にしないでください。(笑)

バレルに裏側にはHOPパッキンの逃げ加工を施してます。
HOPパッキンを削り落とす場合にはこの加工は不要です。

今度はアルミテープを貼るので、バレルのHOPパッキン側のよ~く脱脂します。
CHSの作り方 
今回用意したのは、アルミテープ3㎜×6㎜を2枚。
クッションゴムと比較しても小さいですが、もっと器用な方であれば2㎜×5㎜のほうがいいみたいです。
CHSの作り方 CHSの作り方 
バレル下端の溝から左右均等になるようにテープを貼ります。
この時に内側の位置を先に決めてから、外へ貼り拡げてゆくようにすると綺麗に貼れるようです。


これまで色々とCHSを試しましたが、CHSはゴムとBB弾の接点が線で接触するのでHOPダイアルが弱く設定されていても意外とテンションがBB弾に加わってるようです。
もしかすると流速チューンのようにBB弾を弾き飛ばすようなカスタムとの相性がいいかもしれません。
押入工廠ではもう少しCHSの可能性を調べて見たいと思います。           





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Posted by comosoldier  at 11:20 │Comments(6)銃器系

この記事へのコメント
初めまして、CHS早速試してみたいと思います。というかやってみました、ですがバレルの加工のくだりでアルミテープを…とありますがサイズ2×5mm位とありますが、厚みはどの位のものでバレルの中にはどれ位入れて張り付けてますでしょうか?早めに完成させて次の定例会で試射&実戦投入したいと思っております。
私の持っているアルミテープだと若干厚みがあるようで、弾詰まりしそうで…
一応以下に私のメインウエポンの仕様をお伝えしておきますFNーSCAR(DBOYS)
約96m/s 0.2gm使用
タニオコバツイストバレル280mm
ストライクチャンバー
マルイ純正パッキン
マルイ純正虫ゴム

メカボ内は特に関係無さそうなので省略します。
こんな感じですが、ご協力よろしくお願いします。中華ガンでも使える事を証明したいので…
勿論、結果報告はきっちりと入れさせていただきます。
Posted by 通りすがりの公務員 at 2010年02月07日 20:26
通りすがりの公務員さん、どうもはじめまして。

CHSに興味をお持ち頂いて自分も嬉しいです。
アルミテープについては数年前に購入したダイソー製で、手持ちの安物ノギスでは厚みが分かりませんでした。
確かラベルに厚みが書いてあったんですが…ごめんなさい失念しました。
ちょっと乱暴ですがバレルのチャンバー側をを万力で「ほんの少し」つぶして縦の楕円にしたり、バレルのチャンバー側の下側を丸く削ることでBB弾をセンター持っていく方法もあります。
はたしてどのセッティングがCHSに向いているのか?自分でもまだ分かっておりません。

ちなみに自分のM4のほうは約200㎜のバレルにアルミテープ無しでノーマル程度の命中精度が出ています。
バレルはツイストバレルが勿体無いので(笑)、マルイノーマルをお使いになられるほうが思い切って使えるんじゃないでしょうか。
ストライクチャンバーは手前に虫ゴムをひきよせているので、CHSとの相性は未知数ですね。
ここは自分も通りすがりの公務員さんのインプレを期待したいです。
虫ゴムも「電気なまずモドキ」が結構お勧めですので、少しづつ効果を確認しながら導入されるといいんじゃないかと思います。
そして結果もお知らせ頂けると自分も嬉しいです。

今後とも宜しくお願いいたします。m(_ _)m
Posted by comosoldiercomosoldier at 2010年02月07日 23:35
はじめまして。

本日CHSを加工だけは初回記事の時にすぐマネしたんですが、やっと試射出来ましたのでご連絡します。

テスト機は自己流速?カスタム仕様でガワはVFCのHK416です。元々はHホップ黒で0.25gで50mはいける使用でした。0.2gでは無理でした。

今回なまずなどは無しで、2点支持のHホップ黒とCHSは相性が悪かったので押さえは純正のゴム筒にし、バレル側の面取りもしてません。単純にパッキンだけ天地逆組みしただけです。一番基本のCHSでしょうか(笑)シールテープは以前から一周してたので今回も巻いてます。

結果からご連絡しますと、0.2gで50mが楽勝でした!ホップ強めの浮き上がる弾道なら60mくらいもいけてそうでした。G&Gバイオ0.28gを自分も気にいっているので今回も試しましたが、グルーピングもまずまずな感じです。50m先の人の体幅くらいの木の幹を狙っていたのですが、フル3~5発指切りバーストで「カツカツカツカツ!」と全弾ヒットする感じでした♪あと感触としては0.2gの軽量弾でも飛距離がよく伸びていて、CHSがスゴク良いと思いました!!0.28gでも飛距離・低伸性も十分良い感じでしたが、フラットホップで思ったほど0.2gよりアドバンテージがある感じではなかったです。(重量弾にすると普通もっと好感触なんですが??最強ホップで約45m先から上昇していく弾道にすれば最大到達距離はかなり(65m?)くらいはありそうでしたが)

グルーピングは悪くなるのかなぁ?と心配でしたが、飛距離UPにはかなり有効そうなのと、面取り加工、アルミテープやなまず、なまずもどきも気になりますので少しづつリファインしてみます。

ナイスアイデアありがとうございます☆

参考データ)
HK416(アウター14.5inch)
初速95m/s(0.2g)
バレル純正・230mm(マズル30mmテーパー加工)
ホップパッキン純正
ホップ押さえ虫ゴム純正
ストライクチャンバー
システマメタチャン
パカ山Φノズル
メカボ内部・流速仕様
(ちょっと重量ピストン、加速シリ、ライラ強化SP(青)・・・略)

(通りすがりの公務員様と似たような仕様かもしれませんね(^^;)
Posted by 通りすがりの極大射程好き at 2010年02月08日 00:52
通りすがりの極大射程好きさん、こんばんわ。
詳細なレポートありがとうございました。

なるほど、機種や仕様によっては0.2gでも十分満足な数値が出せるということですね。
正直0.2gは自分もテストすらしてませんでした。
もう既にCHSをご理解いただけたようで、ちょっと自分も参考にさせていただきます。m(_ _)m

このCHSですが、抜弾抵抗が大きいらしくて接触部分の長さで初速に影響が出る場合があるようです。
もしかするとBB弾の重さと接触部分の長さの関係があるかもしれませんね。
また流速チューンとCHSは相性がいいらしくて、これも抜弾抵抗と関係がありそうですね。

今後もCHSを自分のモノとしてご活用していただき、更なる飛距離アップの際はまたご教授家願います。
Posted by comosoldiercomosoldier at 2010年02月08日 01:45
初めまして。CHSですが、私も試してみました。
最初に見たときには私の常識にあった「安定のためにはパッキン2点支持」という考えと違うコロンブスの卵的な作りに驚きました。

自分のエアガンはM14とMC51で、M14には電気くらげ&なまず、MC51には電気なまずとCHSを組み込み、実際にサバゲーに投入してきました。

結果、CHSは有効というのを痛感いたしました。
ゲーム当日はかなりの強風で、河川敷のフィールドということで遮蔽物もなく、
スコープで狙えば着弾ははるか視野外という悪条件でしたが、CHSを組み込んだMC51で1ゲーム7キルを達成致しました。
もともとの銃の特性や照準器自体も違いますし、強風の為、どっちの銃もサイト外に弾が吹き飛んでいましたが、
M14では強風のためか普段飛ばしている射程の半分程度でHOPが急にかかって失速してしまいましたが、
MC51の方は伏射すると地面を舐めるように飛んで、自分の確認できる範囲内で失速というストレスは全く感じませんでした。

前もってテストもしていて、そのときにはどちらの銃もそれほどの違いを感じなかったのに、強風下であんなに効果が出るとは思いませんでした。

使用弾はレギュレーションにより0.2gでした。距離については実戦投入だったので正確には分かりませんでした。次は重量弾を試してみたいと思います。
Posted by TRY at 2010年02月16日 14:24
TRYさん、こんばんわ。
CHSをお試しいただきありがとうございます。

強風下でのテストというのは自分も想定外でしたが、確かにそういった場面も弾道の変化も気になりますね。
CHSに強いバックスピンを掛ける作用が「くらげ&なまず」に負けない要素があるのかもしれません。
(自分には何も分かりませんが)
興味深いレポートでとても刺激になりました。

MC51はどちらかと言えばピストンスピードが高めでしょうから、抜弾抵抗の大きめなCHSとの相性もよかったのでないでしょうか。
重量BB弾は空気抵抗に強く、過剰なバックスピンを押さえつけて素直な伸びる弾道となる場合が多いようです。
M14のような安定した高めの初速にCHSの組み合わせや、重量BB弾との比較も面白そうですね。

ちなみに7キルはTRYさんの実力で、CHSのせいじゃないと思いますよ。(笑
もし宜しければまたレポートをお願いいたします。m(_ _)m
Posted by comosoldiercomosoldier at 2010年02月16日 23:47
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